こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「守るべきものが守れない」・・・TPP交渉参加

2013-03-16 08:17:03 | 日本共産党
先週の金曜日から始まった予算審査特別委員会。

一般会計は款ごとに、特別会計その他は会計ごとに質疑を行い、あとは週明けの総括討論を残すのみです。

この間、5件の市民の方からのご相談があり、電話で応対したり司法書士を紹介させていただいたり、市役所担当課に問い合わせしたりしましたが、8日間の大部分は予算審査に没頭していました。
質問準備の大半は、これまでのやりとりの確認。会議録で以前の答弁を確認することです。これは結構時間がかかりますが、議会HPの「検索システム」というのがあるので、今は助かります。
これがなかったときは、「いつの議会でとりあげたのか」を自分の発行した市政報告ニュースなどを頼りにしながら探すのが大変でした。

会議録や市が以前に出した「計画」や「資料」を読み直したり、ネットで資料を検索していると、ついつい横道にそれて時間がいくらあっても足りません。
準備不足で、早朝3時ごろ起きだし、一日会議室に座っていたら、頭も体も固まったようになり、帰宅してすぐお風呂に入って「復活」の毎日でした。

会議室は市長初め幹部職員に、各担当の課、係りの職員さんまで入るので、答弁席の人数の多さに議員になりたてのときは、圧倒されました。
人が多いと室温がずいぶんあがるのか、今週の途中から夏服に変えてちょうどいいくらいでした。
外に出たら、肌寒いのでダウンのコートを着ていました。

そんな日々を過ごしているなか、世の中は風は冷たいながら陽射しは“春”。
季節がめぐるなか、とんでもないことが起こっています。

昨日の首相の「TPP交渉参加」を記者会見で正式表明。
「交渉力を駆使し、守るべきものは守り、国益にかなう最善の道を追求する」と述べても、なんの保障もなし。
「すでに合意されたルールがあれば、遅れて参加した日本がそれをひっくり返すことが難しいのは厳然たる事実」と、不利益を受け入れざるを得ないことを自ら認めています。

「守るべきものは守る」といくら力をこめても「いったん参加したら守るべきものが守れない」ことを知っているからこそ、昨年秋の衆議院選挙で当選した自民党の議員の7割が「TPP参加反対」を有権者に約束したのではなかったのでしょうか?

TPP交渉参加に抗議する日本共産党志位委員長の会見はコチラ


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