① ""伊エトナ山 マグマ噴き上げる爆発 1〜2分毎にあいつぐ(動画)””
2019年07月19日 12時08分
(18日未明のエトナ山のストロンボリ式噴火(INGVvulcani))
伊シチリア島のエトナ山で18日未明、火口からマグマを噴き上げるストロンボリ式爆発があいついで発生した。噴火を1〜2分毎に繰り返し、火山性地震の発生回数が増加している。
イタリア国立地球物理学火山学研究所(INGV)によると、エトナ山では今月14日から17日にかけて、南東側斜面の火口からひんぱんに黒い噴煙を吐き出すようすが観察され、火山性地震が急増。
現地時間18日夜明け前、火口から数十メートル上空に火柱が立ち、マグマを噴き上げる噴火が発生。その後も1〜2分毎にストロンボリ式爆発があいついで発生しており、20キロ離れたふもとからもオレンジ色に輝く溶岩が飛び散るようすが見えるという。
エトナ山では今年5月から6月にかけて、マグニチュード(M)3前後の火山性地震があいついで発生した後、6月初めにはふたつの火口から溶岩流が発生するなど、火山活動が活発化している。
(山頂付近の赤外線サーモグラフィー画像(NGVvulcani) )
(18日日中の噴火のようす(INGVvulcani))