① ""米商務長官、第1段階の対中合意を楽観-トランプ氏は米での署名希望””
Philip Heijmans、Haslinda Amin 2019年11月4日 10:19 JST
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米中首脳が月内署名できない「もっともな理由ない」-ロス長官
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ファーウェイへの部品販売のライセンス付与は「近く」行われる
👤 ロス米商務長官は3日、中国との月内の「第1段階」の貿易合意に楽観的な見方を示した。中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)への米企業による部品販売のライセンス付与については「近く」行われると言明した。
♠👤 トランプ大統領は同日、ホワイトハウスで記者団に対し、中国との第1段階の貿易合意がまとまれば米国のどこかで署名されると表明。
※ ほぼ、選挙対策での国内での署名で、選挙戦でテコ入れの必要な、あるいは話題が盛り上がる選挙区で行うと考えています。
トランプ米大統領
Photographer: Erin Scott/Polaris/Bloomberg
👤 ロス長官は訪問先のバンコクで、アイオワ州やアラスカ、ハワイ、中国国内はトランプ大統領と習近平国家主席が署名する場所としていずれも可能性があると指摘。
この合意は「とりわけ複雑」だとした上で、米国は「双方がこれまで合意してきたことに関して極めて正確かつ明確で、具体的な理解を共有していることを確かめている」と説明した。
同長官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、月内署名に向けた方向にあるのかとの問いに対し、「良好で、順調に進捗(しんちょく)している。そうならないもっともな理由はない」と回答しながらも、「若干ずれるかどうか分からない。常にあり得る」と語った。トランプ政権が12月の対中追加関税を中止するかどうかについては明言を避けた。
※ ブラフのカードで、そんなに簡単に手の内は明かしません。
ロス米商務長官
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
👤 ロス長官はファーウェイへの米企業による部品販売のライセンス付与について、「近く行われる」との見通しを示した。260件の申請を受け取ったという。