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【国立天文台】 12月16日23:20分、""宇宙初期に予想外の巨大炭素ガス雲を発見 -アルマ望遠鏡がとらえた宇宙最初の環境汚染-””

2019-12-16 23:25:18 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…
※ 本日、最後の記事のUPです。

① ""宇宙初期に予想外の巨大炭素ガス雲を発見 -アルマ望遠鏡がとらえた宇宙最初の環境汚染-””

 2019.12.16      

 👤👥   東京大学宇宙線研究所の藤本征史氏 (現在はコペンハーゲン大学のドーン・フェロー)を中心とする国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使った観測によって、宇宙誕生後およそ10億年の時代にある銀河の周囲に半径約3万光年におよぶ巨大な炭素ガス雲があることを世界で初めて発見しました。

 炭素は、宇宙が誕生した時には存在していませんでした。今回の観測によって、星の中で核融合反応によって作られた炭素が宇宙初期の銀河周辺にばらまかれて巨大な炭素ガス雲を形成したことが、初めて明らかになりました。

 これまでの理論モデルでは、宇宙初期の銀河のまわりにこのように巨大な炭素ガス雲の存在は予言されていませんでした。今回の発見は、従来の宇宙進化の考え方に一石を投じるものです。

 
🎆 ビックバン直後の宇宙には水素とわずかなヘリウムしか存在していませんでした。一方で現在の宇宙には、地球の大気や生命の材料にもなっている、炭素や酸素などの重元素 [1] 天文学では、水素とヘリウムよりも重たい元素を、すべてまとめて重元素と呼びます。 が広く存在していることが知られています。

 宇宙で星が生まれると、星の内部で核融合反応がおこり、水素などから重元素が生み出されたと考えられています。しかし、このような重元素がいつどのように宇宙に広がっていったのか、まだ分かっていません。

 こうした重元素のガスには、特定の波長の光を強く放つものが多く存在します。初期宇宙で放たれた光は、宇宙膨張によって波長が引き伸ばされ、電波となって地球に届きます。そこで天文学者たちは、電波の観測で高い感度を誇るアルマ望遠鏡を用いて、宇宙初期に生まれた銀河に対して、重元素ガスの観測をこれまで続けてきました。

 その結果、宇宙が誕生して数億年後の銀河内部に、すでに炭素や酸素といった重元素が存在していたことがつきとめられています [2] 

 例えば、2019年6月18日付アルマ望遠鏡プレスリリース「アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた」では、宇宙誕生後約7億年後の銀河に炭素や酸素が検出されました。 。しかし従来の観測では、感度の限界のために、宇宙初期の銀河の外にどれほど重元素が広がっているのかを調べることはできませんでした。

 そこで研究チームは、電波の波長帯で最も明るく見える炭素ガスに注目しました。国際研究チームをリードした藤本征史氏は次のように話します。「データアーカイブで公開されていたアルマ望遠鏡のデータをくまなく調べ、宇宙誕生後、約7~11億年ごろに存在する初期銀河の炭素ガスをとらえたデータを全て集めてきました。

 このデータをもとに、複数の銀河のデータを重ね合せる処理を行うことで、従来の約5倍に達する極めて高感度データを得ました。もしこれを一回の観測で達成しようとすれば、一般的な観測の20倍もの観測時間を投入する必要があり、実現は困難でした。」

📕 世界最高感度のデータによって研究チームは、従来の観測では到底とらえることのできなかった微弱な炭素ガスのシグナルを検出することに成功しました。「初期銀河の周りの漆黒の空間に、半径約3万光年にわたってうっすらと広がった炭素ガス雲が見えてきました。

📹👤 ハッブル宇宙望遠鏡でとらえられた銀河内の星の分布と比べると、この炭素ガス雲は、星の分布よりも約5倍も広がっている、巨大な構造であることがわかってきました。」そう語るのは研究チームメンバーの大内正己教授(国立天文台/東京大学宇宙線研究所)です。





 アルマ望遠鏡で観測した18個の銀河の炭素ガスのデータを重ね合わせ(赤色で表示)、ハッブル宇宙望遠鏡による銀河の星の分布画像(青色で表示)と合成した画像。画像全体の視野は3.8秒角×3.8秒角 (128億光年かなたの宇宙における実スケールで7万光年×7万光年)に相当します。
Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), NASA/ESA Hubble Space Telescope, Fujimoto et al.

 アルマ望遠鏡で観測した炭素ガスのデータ(赤色)と、ハッブル宇宙望遠鏡による銀河の星の分布(青色)を比較した映像をダウンロード
Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), NASA/ESA Hubble Space Telescope, Fujimoto et al.





 観測結果をもとに描いた、銀河を大きく取り囲む炭素ガスの想像図。中心部分に青白く見える星の分布に比べておよそ5倍の広さに炭素ガスが分布しています。
Credit: 国立天文台


👤 巨大な炭素ガス雲は、どのようにして形成されるのでしょうか。研究チームメンバーのロブ・アイビソン氏(ドイツ・欧州南天天文台科学部門長)も熱を込めて語ります。

 「星が死を迎えると、星内部で形成された炭素が、超新星爆発によって周囲にばらまかれていきます。さらに爆発時のエネルギー、銀河の中心に位置する巨大ブラックホールがもたらす高速のガス流や強力な光によって、星の周囲にとどまらず、銀河の外、やがては宇宙全体に炭素が広がっていったのだと考えられます。

 私たちはこのような重元素の拡散、さながら宇宙最初の環境汚染 [3] 天文学では、重元素の拡散によってガス中の重元素比率が上昇することを、汚染と呼びます。 の現場をとらえたのです。」

  さらに研究チームはこのような巨大な炭素ガス雲について、国内外の最新の理論モデルを用いて検証しました。研究チームのメンバーであるアンドレア・フェラーラ教授 (イタリア・ピサ国立大学) は次のように語ります。

 「複数のモデルと比較しましたが、いずれも観測結果が示す巨大な炭素ガス雲のような十分な広がりは再現されませんでした。宇宙初期における巨大な炭素ガス雲の発見は、これまで理論モデルで欠けていた新しい物理機構を要請する結果となりました。」

👤 さらに研究チームの長峯健太郎教授(大阪大学)も続けて語ります。「宇宙初期にできた銀河では、我々が予想していたよりもはるかに多くのガスが、超新星爆発やブラックホールのエネルギーによって、宇宙空間に吹き飛ばされていたのかもしれません。」

📡📡 研究チームは今後、アルマ望遠鏡を含む世界各国の望遠鏡を用いた詳細観測によって、宇宙初期において巨大な炭素ガス雲が形成される物理機構の解明を目指しています。


 論文・研究チーム
 この研究成果は、S. Fujimoto et al. “First Identification of 10 kpc [CII] Halo around Star-Forming Galaxies at z=5-7”として、2019年12月16日に発行される米国の天体物理学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に掲載されます。
今回の研究を行った研究チームのメンバーは、以下の通りです。
 

 藤本征史(東京大学/国立天文台/早稲田大学、現在の所属はコペンハーゲン大学ドーン・フェロー)、大内正己(国立天文台科学研究部教授/東京大学宇宙線研究所教授)、Andrea Ferrara(ピサ国立大学)、Andrea Pallottini(ピサ国立大学)、Rob. J. Ivison(欧州南天天文台)、Christopher Behrens(ピサ国立大学)、Simona Gallerani(ピサ国立大学)、荒田翔平(大阪大学大学院理学研究科博士後期課程)、矢島秀伸(筑波大学計算科学研究センター准教授)、長峯健太郎(大阪大学大学院理学研究科教授/東京大学客員上級科学研究員, Kavli IPMU/ネバダ大学客員教授)

 今回の研究は、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラム、科学研究補助金 (番号15H02064, 16J02344, 17H01110, 17H01111, 17H01114) 、国立天文台ALMA共同科学研究事業(2017-06B)、日本天文学会早川幸男基金、東京大学大学院理学系研究科大学院学生国際派遣プログラムによるサポートを受けています。
 
  [ + ]
[1]天文学では、水素とヘリウムよりも重たい元素を、すべてまとめて重元素と呼びます。

[2]例えば、2019年6月18日付アルマ望遠鏡プレスリリース「アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた」では、宇宙誕生後約7億年後の銀河に炭素や酸素が検出されました。

[3]天文学では、重元素の拡散によってガス中の重元素比率が上昇することを、汚染と呼びます。







【Bloomberg】 12月16日16:00分、""日本株は小反落、米中合意の詳細見極め-輸出や医薬品安い""

2019-12-16 22:23:40 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…




① ""日本株は小反落、米中合意の詳細見極め-輸出や医薬品安い""

牧綾香2019年12月16日 8:06 JST         
更新日時          
2019年12月16日 16:00 JST     
                     
  • 米中第1段階の貿易合意、既存関税の税率は維持とトランプ大統領            
  •  1月第1週に署名を想定、中国は米農産物購入額確認に消極的            
                 TOKYO, JAPAN - AUGUST 26: Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a security firm on August 26, 2019 in Tokyo, Japan. Japanese stocks dropped and the yen climbed against the U.S. dollar after U.S. President Donald Trump said Friday he would raise tariffs on $550 billion in Chinese imports. (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images
     

   16日の東京株式相場は小反落。

 米中が妥結した第1段階の貿易合意の詳細を見極めたいとのムードが広がる中、主要株価指数は前週末に年初来高値を更新したために高値警戒感が出た。

🌤    輸送用機器や精密機器などの輸出関連や医薬品が売られた。不動産や小売など内需関連の一角は上昇した。
  • TOPIXの終値は前週末比3.11ポイント(0.2%)安の1736.87
  • 日経平均株価は70円75銭(0.3%)安の2万3952円35銭
〈きょうのポイント〉
  • 中国製品2500億ドルを対象とした25%の現行関税は維持-トランプ大統領
  • 中国の米農産物購入、中国は金額確認に消極的
  • 米中が第1段階の貿易合意の詳細で妥結
    • 1月第1週に署名を想定、内容はその時公表-ライトハイザーUSTR代表




東証
Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

👤 SBI証券の鈴木英之投資調査部長は、米中合意の内容で 「米国の対中関税の引き下げが限定的だったことを嫌気している」との見方を示した。一方で、現段階で知的財産権や政府補助金の話まで協議されて対立が深まっているわけではないと市場はみており、「成果としては想定通りで懸念するほどではない」 と指摘した。
 
  前週末の大幅高に対する反動が警戒される中、きょうの中国株がいったん下落した後に持ち直したことも売りを抑制した。この日同国で発表された11月の工業生産と小売売上高はともに市場予想を上回った。

 鈴木氏は「中国経済が回復に向かうという期待は織り込まれていなかったため、持ち直しに向かっていることが確認でき相場を支えた」 と話した。

  • 東証33業種では医薬品や輸送用機器、機械、陸運、精密機器、ゴム製品が下落
  • サービスや不動産、小売が上昇




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【ロイター】 12月16日17:45分、""再送-17日の国内・海外経済指標と行事予定 ””

2019-12-16 20:54:35 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(日経平均先物)

海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
23,960.00↑ (19/12/16 20:33
+20.00 (+0.08%) 
高値 始値 安値 前日終値
23,970.00 (17:52)23,930.00 (16:30)
23,920.00 (16:30)23,940.00 (19/12/16)





① ""再送-17日の国内・海外経済指標と行事予定 ””

2019/12/16 17:45 

 (閣議の時間を追加しました)


●国内経済・指標関係

ロイター調査

0900 閣議、閣議後会見
1030 20年利付国債の入札発行
1030 2年利付国債(1月債)の発行予定額等
1235 20年利付国債の入札結果
1330 経済同友会代表幹事会見
1515 20年利付国債の第II非価格競争入札結果
1530 清田JPXCEO会見
1600 11月マンション発売動向(不動産経済研究所)


●海外指標など
(時間表記はGMT、日本時間はGMTプラス9時間)

16日(月)

指標

08:15 仏:総合PMI速報値 Dec [FRPMCF=ECI]
08:15 仏:サービス部門PMI速報値 Dec [FRPMSF=ECI]
08:15 仏:製造業PMI速報値 Dec [FRPMIF=ECI]
08:30 独:総合PMI速報値 Dec [DEPMCF=ECI]
08:30 独:サービス部門PMI速報値 Dec [DEPMSF=ECI]
08:30 独:製造業PMI速報値 Dec [DEPMIF=ECI]
09:00 ユーロ圏:サービス部門PMI速報値 Dec [EUPMSF=ECI]
09:00 ユーロ圏:製造業PMI速報値 Dec [EUPMMF=ECI]
09:00 ユーロ圏:総合PMI速報値 Dec [EUPMCF=ECI]
10:00 ユーロ圏:労働コスト Q3 [EULBRC=ECI]
13:30 米:NY州製造業業況指数(連銀) Dec [USEMPM=ECI]
14:45 米:製造業PMI速報値(マークイット) Dec [USMPMP=ECI]
14:45 米:サービス部門PMI速報値(マークイット) Dec [USMPSP=ECI]
14:45 米:総合PMI速報値(マークイット) Dec [USPMCF=ECI]
15:00 米:住宅建設業者指数(NAHB) Dec [USNAHB=ECI]
21:00 米:対米証券投資(財務省) Oct [USNCIO=ECI]

イベント

17:00 英中銀が金融安定報告書(FSR)と銀行ストレステストの結果公表
23:30 カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演

休場
南ア

17日(火)

指標

09:30 英:ILO方式失業率(国立統計局) Oct [GBILOU=ECI]
10:00 ユーロ圏:貿易収支(統計局) Oct [EUTBAL=ECI]
13:30 米:住宅着工件数(商務省) Nov [USHSTM=ECI]
13:55 米:週間レッドブック大規模小売店売上高 w/e [USREDY=ECI]
14:15 米:鉱工業生産(FRB) Nov [USIP=ECI]
15:00 米:JOLTS(労働省) Oct [USJOLT=ECI]

イベント

00:30 豪中銀が12月理事会議事要旨公表
13:00 カプラン米ダラス地区連銀総裁が質疑応答セッションに参加
18:00 ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁が講演








【ロイター】 12月16日18:20分、""東京マーケット・サマリー・最終(16日) ""

2019-12-16 20:20:39 | 日本;政治、経済、マスコミ、行政、外交、貿易、皇室、文化、自然、歴史・観光
(日経平均)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 前日比
23,952.35↓ (19/12/16 15:15
-70.75 (-0.29%)
始値 前日終値 高値 年初来高値 安値 年初来安値
23,955.20 (09:00)24,023.10 (19/12/13)
24,036.30 (13:31)24,050.04 (19/12/13)
23,950.05 (09:02)19,241.37 (19/01/04




① ""東京マーケット・サマリー・最終(16日) ""

2019/12/16 18:20 

    
 ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 109.39/41 1.1143/47 121.91/95

NY午後5時 109.36/39 1.1119/23 121.59/63


   午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円前半。前週末に強まった楽観ムードは早くも一服となり、主要通貨は総じてもみあいが続いた。

 
<株式市場>

日経平均    23952.35円   (70.75円安)
安値─高値   23950.05円─24036.30円
東証出来高 11億3444万株
東証売買代金 1兆8617億円

      東京株式市場で日経平均は反落。米中協議をはじめ重要イベントが一巡し新たな材料が不足しており、全般的に模様眺めとなった。

 東証1部の売買代金は節目の2兆円を割り込んだ。東証1部騰落数は、値上がり992銘柄に対し、値下がりが1047銘柄、変わらずが118銘柄だった。
 
 

<短期金融市場>
 17時09分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.053%
ユーロ円金先(20年3月限) 99.980 (変わらず)
安値─高値 99.975─99.985
3カ月物TB ───
 
   無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.053%になった。「新積み期となり、金融機関の資金調達の動きは鈍い」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

 
<円債市場> 

国債先物・20年3月限 152.32 (+0.04)
安値─高値 152.25─152.45
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.030% (-0.005)
安値─高値 -0.025─-0.035%
 
国債先物中心限月3月限は前営業日比4銭高の152円32銭と反発して取引を終えた。前週末の米債高の流れを引き継ぎ、朝方は買いが先行。その後は一時マイナス圏に転じたもののの、引けにかけては底堅く推移した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下のマイナス0.
030%。

 

<スワップ市場>
 16時32分現在の気配

2年物 0.03─-0.06
3年物 0.03─-0.06
4年物 0.03─-0.06
5年物 0.04─-0.05
7年物 0.07─-0.02
10年物 0.14─0.04







【ロイター】 12月16日15:15分、””東京外為市場・15時=ドル109円前半、楽観ムード早くも後退 ””

2019-12-16 18:06:14 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(米ドル/円)
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
買・売 前日比
109.47-109.51↑(19/12/16 17:49)
+0.11 (+0.10%) 
高値 始値 安値 前日終値
109.48 (17:43)109.37 (03:00)
109.23 (06:34)109.36 (19/12/13)




① ””東京外為市場・15時=ドル109円前半、楽観ムード早くも後退 ””

2019/12/16 15:15 
    [東京 16日 ロイター] -
      
  ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 109.38/40 1.1133/37 121.79/83

 午前9時現在 109.37/39 1.1123/27 121.66/70

 NY午後5時 109.36/39 1.1119/23 121.59/63


⏰ 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの109円前半。前週末に強まった楽観ムードは早くも一服となり、主要通貨は総じてもみあいが続いた。

💲¥ 週明けのドルは109.27─109.44円と狭いレンジ内で売買が交錯。市場筋
によると、仲値に絡んで実需の売買が一巡した後は、目立った出合いもなかったという。


 前週末には米中貿易交渉「第1段階」の合意、英総選挙の与党勝利などを受けて、市場ではリスクオンムードが高まったが、きょうのアジア株は小動きで、楽観ムードは続かなかった。

🐯🐉 米中交渉に関しては「比較的容易と見られていた第1段階ですら、合意形成には紆余曲折があった。第2段階はさらに踏み込んだ内容とならざるを得ないだけに、先送りや決裂といったリスクを念頭に置く必要がある」(外銀)との声が出ていた。

 来年末までに欧州連合(EU)と自由貿易協定(FTA)を締結する英国に関しても
、「EUはFTAで英国が『良い所どり』することを許容しないと考えらえる。

 外国企業の英国離れは足元でも進んでおり、英経済の先行きにも不安が残る」と(オフィスFUKAYAコンサルティング代表、深谷幸司氏)という。

£ ポンドは146円半ばと、13日につけた9カ月ぶり高値の147円後半から反落し
た水準で推移した。