千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

3月13日(火)介護施設訪問

2018-03-13 20:51:07 | 日記
歯医者さんの予約が4時半です。
Y 姉様の施設を訪問する時間はあります。

マンションから帰って急いでお弁当を作りました。



デザートは?

冷蔵庫にあるフルーツコンポートと



Fcoopで購入したチーズケーキ



お菓子は?

虎屋のきな粉の干菓子



柿のたね



飲み物は?

グリーンティーとコーヒー


紙コップと濡れティッシュ
膝にかける大判のハンカチ
あとはスプーン

それに施設の方にさし上げるお菓子


さて用意ができ、出かけようとしてキー
探しても出てこないのでスペアキー
出かけました。

施設の玄関で偶然 Y 姉様が出てきてました。
多分集会が面白くなかったのでしょう。

すぐにお茶で乾杯!



紙コップを持っていることを忘れ、
お茶がこぼれそうになります。

お弁当はおかずを爪楊枝にさしてお口にホイ



今日は無理せずスムーズに入ります。

職員の方が

「美味しそうねえ~」
「娘さん?」
「幸せねえ~」
などとお弁当をのぞきながらおっしゃいます。
施設長様は
「近頃口が開かなくなっていたのですが
良かったねえ。
おいしい物だったら食べられるのね。」


私も作った甲斐があります。

次々と召し上がっていき







最後の 柿のたね はご自分で取って口に運ばれました。







立派です。

食べながら目の前にある車椅子を何度も



「あれは何かねえ?」
「車椅子よ。」

また少しすると

「あれは何かねえ?」
「車椅子よ。」

「立派ねえ。きれいねえ。」

「姉ちゃんは足が丈夫だから乗らなくてもいいね。」

「時間はいいの?」
私の帰る時間を気にしてくださいます。
「じゃあ失礼しようかね。」
ご自分が飽いたのか、よくわかりませんが
それを期に施設長様に玄関のキーを解除していただきました。
もうご自分の帰宅をおっしゃることもなくなりました。
すっかり施設の住人になったのでしょうか、さみしいですね。
コメント
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