千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

9月23日 お弁当はお彼岸法要のおときで~す

2014-09-23 19:59:23 | グルメ
千代の思いやり弁当はお休みです。

今朝5時起きて7時半過ぎお寺に参りました。
お彼岸法要のおときの用意です。

20日からおかずの準備が始まり
21日22日はじっくり煮込まれます。

お寺の奥様もその手筈で準備を始めていました。

何でも思いどおりにはいかないものです。

20日ご親戚の方がお亡くなりになりました。
それも近い親戚の方でした。

20日仮通夜、21日本通夜、22日お葬式。

お彼岸の申し込みで檀家様がいらっしゃいます。
お寺を留守にすることもできず、
かと言ってお葬式は欠席することもできず。

綱渡りの状態できょうのお彼岸法要を迎えたのです。

一番疲れた奥様は今日は何をしているかわからない
状態だったのでしょう。

黒豆ご飯のガス釜を点火した後下げていた赤い点火スイッチを
上げたのです。

ご飯は本堂の台所と庫裏の台所
2ヶ所で次々とできあがる筈でした。

庫裏のご飯が炊きあがるのを待てど暮らせど
炊きあがりません。

やっと炊飯器が熱くならないことに気付き
スイッチを入れ替えますが炊飯せずに、
ごっちんができました

やはり、流れるように進む時とそうでない時。
どこかでひずみがでてきます。


560人分のお弁当は2升炊きの釜で7回炊き上げます。
1釜分がごっちんで、この分は作った婦人会の方で
処分させていただきました。


これは本堂の台所で炊いている2升炊き炊飯器。



炊きあがると黒豆とご飯をほぐし、
半分づつに分けます。





1Fの和順ホールです。



ここで檀家様は私たちの作ったお弁当を
召し上がっていただきます。

たいていの檀家さまは「おいしかった。」と、
感謝され残さず召し上がります。

そう言っていただくと疲れも吹き飛びますね。


9月23日 お弁当はお彼岸法要のおときです。



p.m.5:00お届けしました。

「こんばんは。
今日はお寺でお彼岸の法要がありました。
おときを作りましたのでお召し上がりください。」

「はい、お忙しかったですか?」

「はあ、ばたばたしました。」

「それはたいへんでしたね。
せんだてはカレーの具が多くて・・・」

「きのこを色々入れたもので。」

「引き続きいただきありがとうございます。」
















コメント
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