今年初めてのちよ旅、今回は初詣がてら今戸神社に参拝に行きます。
今戸神社は浅草近くの台東区今戸の地にあり、ちよ散歩でちょうど4年前に一度行っています。
「ちよ散歩⑪浅草界隈」を、ご覧ください。
浅草寺裏の言問通りを言問橋に向かい、橋の手前を左に曲がり待乳山聖天・山谷掘公園を過ぎた所で左斜めに入る道を進むと今戸神社があります。
今戸神社の拝殿(左上)と、そこで迎えてくれるオスメスの招き猫(右上)です。
今戸神社の御祭神三柱のうち二神は円満なる御夫婦の神様であり、子孫繁栄を与えると共に縁結びの神として崇敬されています。
そのせいか、参拝客には若い女性の方がいっぱいです。
1063(康平6年)源頼義・義家父子が奥州征伐の折、京都石清水八幡を鎌倉鶴ヶ岡と浅草今津村(現今戸)に勧請したのが始まりと言われています。
1937(昭和12年)今戸八幡と合祀され、今戸神社と改称されました。
この地今戸で焼かれてきた日用品の土器類・土人形類のことを今戸焼といい、かつては江戸時代を代表する焼き物として繁栄していました。
現在では一軒のみが残り、伝統を伝える「招き猫」「口入れ狐」などが製作されています。
ここ今戸神社でも今戸焼の「招き猫」が授与されているのですが、いつ行っても「製作が間に合わず品切れとなっています」の張り紙が貼ってありました。
ところが、今回奇跡的に「招き猫」を手に入れることが出来ました。
神社の人に、「年間200コ位しか製作出来ないので、あなたは買えてラッキーですよ」と言われました。
これがやっと手に入れた今戸焼の「招き猫」で、オスとメス猫が一体になっていて商売繁盛・招福に加えて良縁招き猫として授与されます。(上)
ちなみに、ブチがオスで白がメスで本物の鈴も付いていてチリチリ鳴ります。
左の画像は今戸焼のもうひとつの伝統を伝える「口入れ狐」で、浅草寺の仲見世出店にある江戸玩具「助六」で手に入ります。
これは、「ちよ散歩⑪浅草界隈」の時のおみやげです。
-ちよ旅2今戸神社・おわり-
今年も、ちよ旅をよろしくお願いいたします。
この神官は、前に新聞にも紹介されていました。