選挙の効果

総選挙の意味

入れ墨訴訟 バリケイト伊東

2020-09-19 12:52:05 | 政治

 最高裁判所で、入れ墨の彫り師が医療法違反で訴えられた裁判で勝訴した。入れ墨は、美術的表現で医療行為ではないとされた。一審の大坂地裁では、検察側が勝訴した。二審の高裁では、彫り師側が勝訴した。彫り師を医療法法違反で裁判に持ち込む自体、おかしい。検察の主張によると、医者でなけれれば入れ墨を彫ってはいけないとなる。検察は、入れ墨を反社会的行為とみなしたようだ。小市民健全主義に合わない文化、人間はみんな排除なのか。日本では、入れ墨は縄文時代から普通に行われていたのだ。文化であり、アートでもあるのだ。近年、日本では入れ墨はネガティブなイメージでとらえてられる。典型的な例は、入れ墨をやる人間はやくざのイメージだ。この判決に全国の彫り師、入れ墨愛好家が喜んだだろう。日本では、入れ墨愛好者につきまとう暗いイメージが少しは晴れただろう。日本では、まだまだ入れ墨には、犯罪的イメージがつきまとう。プールや入浴場、ビーチでの入れ墨愛好家の入場制限しているところが多い。おかしな習慣だ。私は以前から日本人の入れ墨に対しての嫌悪感を不思議な感じで見ていた。ほとんどの企業が入れ墨を入れた人間の入社を認めない。公務員でも同じだ。テレビの番組でも、入れ墨を消すのを社会正義みたいに放送している。日本人だけで凝り固まった国で、入れ墨文化は、異端であり表現とは認められない。今後、最高裁での判決を受けて、入れ墨が日本社会に受け入れらる事を望みます。入れ墨愛好者、彫り師の子供たちよ、お父さんは悪い人ではない。犯罪者ではない。半袖シャツから入れ墨の腕を見せたお父さんと堂々と町を歩きなさい。差別、偏見の目で見る人なんか、無視すればいいのだ。日本社会のおかしな差別的反入れ墨習慣こそ、正さなければいけないのだ。彫り師の増田さん、お疲れさまでした。勝訴して良かったですね。


おとぼけ バリケイト伊東

2020-09-18 15:02:06 | 政治

 ジャパンライフの山口社長が逮捕された。詐欺商法で有名な会社だ。被害額が2000億円とは、驚きだ。山口社長は、桜を見る会に招待されていた。被害者の多くの人が、総理大臣主催のパーティーに出席している山口社長を疑わなかった。今日、加藤官房長官が記者会見をした。記者からその事を問われた官房長官は、桜を見る会の名簿は破棄したから、山口社長が出席していたかわからないと、答弁した。なんだこれは、安部政権時の閣僚のおとぼけ答弁と同じではいか。知らない、隠蔽、記憶にない、破棄したで通した。安部政治を継承するとは、安部政権の悪しき慣習も継承する事なのか。菅総理の国民のために働くとは、口先だけだ。被害者人数、被害金額が大きいのだから、政府は真剣に救済すべきだ。山口社長には、重い刑を科すべきだよ。安部の信用を利用されたのだから、関係ないで済まされない。今後、菅政権内から、いろいろと臭い事が出てくるようだ。国民はだまされないようにしなければいけない。


菅(すが)総理 スタート バリケイト伊東

2020-09-16 17:41:01 | 政治

 日本に菅総理大臣が誕生した。内閣の顔ぶれは、新鮮さがない。安部内閣からの大臣も多い。女性大臣はふたりだ。平均年齢も60歳を超えてる。女性スキャンダルを起こすような政治家もいなそうだ。政治に派手なパフォーマンスは要らない。菅総理は確実に仕事をしてくれる人を選んだようだ。菅総理の足をひっぱるような政治家を選ばなかった。菅氏も地味な政治家だ。しかし、安部政権を確実に支えてきた。菅官房長官がいなかったら、安部政権は早く終わっていただろう。裏方の実力者は、タフで、狡猾で、賢い。私は、国民のためにいい政治をしてくれる事を期待している。どの政権も最初は支持率は高い。しかし、時間の経過と供に支持率は下がるのが普通だ。菅総理は総理を10年位やる気かもしれないが、人生何が起きるかはわからない。今のコロナだって、去年の今頃、誰も予想してなかった。菅氏が総理になる事も、誰も予想してなかった。永遠に安部が権力者に留まると、多くの日本人は思っていた。しかし、健康上の理由で安部はやめた。世の中、何が起こるかわからないのだ。コロナはいつ終息するのだ。日本に大自然災害が起きるかもしれない。中東や朝鮮半島で戦争が起きるかもしれない。政治には先が見えない。1年後には菅政権は崩壊しているかもしれない。日本人は、もっと政治に関心を持たなければいけない。国民が政治の主権を持ってるのだ。政治家は代理人にしかすぎないのだ。我々が選んだ政治家がいい仕事をしないなら、辞めさせる権利は我々にあるのだ。年内に解散総選挙があるかもしれない。いい政治家を選ぼう。菅政権がジャンクドな政権なら、自民党には票を入れない事だ。


菅、勝った バリケイト伊東

2020-09-15 12:26:36 | 政治

 自民党総裁選、予想通り菅氏が大差で勝利した。岸田氏、石破氏は惨敗した。明日には、国会で信任投票が行われ、総理大臣になる。権力者が変わったところで、日本は大きく変わるのか。何も変わらない。それでも期待する。変えて欲しい。多数派の派閥が少数派の派閥を打ち負かした。今回も伝統的派閥政治が行われた。菅氏は派閥政治を壊すと言ってたが、派閥の力を借りて勝った。彼の経歴は、今のところ、多くの日本人に受け入れられてる。二世議員でもないし、東大出身の官僚でもない、アルバイトしながら法政大学を卒業した。長く地方議員も経験している。普通の人が、苦労しながら政治の最高点に達した。日本人はこういうストーリーが好きなのだ。日本の政治家は二世議員だらけ、官僚出身の政治家も多い。この事が日本の政治閉塞をもたらしてる。苦労している分、心は強そうだ。お坊ちゃまの安部とはかなり違う。日本は多くの問題を抱えてる。菅氏に期待する。日本には満足に食事を食べれない人間が多くいるのだ。多くの人権侵害が存在している。日本人の幸福度は低い。日本人である事に誇りを感じ、幸福に満ちた国にして欲しい。それにしても、野党が弱すぎる。同時期に行われた立憲民主党の代表選の関心度の低い事、当分、野党が政権を取る事はなさそうだ。野党の皆様、頑張ってください。


大坂なおみ

2020-09-13 18:13:56 | 政治

 大坂なおみが全米オープンで優勝した。これ自体すごい事だ。強い選手が多くいる中で優勝するのは、並みたいていの事ではない。加えて、大坂は今回の大会で、黒人差別への抗議を一貫して貫いた。抗議として、黒いマスクに白人警官や自警団に殺された7人の黒人の名前を書いて試合に臨んだ。どの試合も接戦であった。殺された黒人の魂が大坂なおみを後押ししたのだ。そう思わざる得ないと感じるぐらいぎりぎりの戦いを勝ち抜いた。なおみも殺された黒人の悔しさを感じていたのであろう。もし、日本で大会が行われていたら、全然違う展開になっていたのではないか。日本では、スポーツに政治を持ちこむ事自体、歓迎されないであろう。日本の組織委員会やマスコミは、たぶん大坂の行為を許さないであろう。日本のネット世論も大坂の行為に対して、ぐちゃぐちゃと書き込むだろう。今だって満足に日本語をしゃべれない大坂に、人格攻撃をしている心の狭い人間がいる。欧米でも、大坂の行為を良く思わない連中はいる。しかし、多くの欧米のメディアは大坂の抗議を行為的に伝えた。日本では、スポーツ選手が大会で政治的抗議する事など、ほとんど起きない。欧米の選手と日本の選手では、意識が全然違う。日本でも在日朝鮮人に対してのヘイトスピーチなどの差別はある。もし、両親とも日本人で、日本で生まれ、育った日本人が、大会でヘイトスピーチの抗議の文面が書かれたウェアーを着てプレイしたら、大問題になるだろう。日本の世論は、この選手の行為を許さないであろう。謝罪しろとか、1年間のプレイ禁止とかの処分を課すであろう。日本の人権意識と欧米の意識、感覚、感性では違いすぎる。そもそも、日本では、多くの日本人は、政治には関心がない。欧米での差別、人権侵害はひどい。しかし、人権を守ろうとする人々の戦いは、粘り強く負けてない。市民革命など起きた事のない日本民族と、血の抗争の末に民主主義を作ってきた国々とは、歴史が全然違う。今後も大坂なおみを人間として応援しよう。国籍や人種なんてどうでもいい事だ。日本人もアメリカ人も黒人も、アジア人も同じ人間ではないか。違いを強調して、差別、暴力を振るう連中に誤りを指摘続けなければいけない。人間は皆兄弟、平等だ。日本政府は人権教育をしっかりやれ!内向きのナショナリズムに酔いしれてる場合ではない。