選挙の効果

総選挙の意味

不穏な空気 バリケイト伊東

2022-10-09 09:26:37 | 政治

 10月9日、北朝鮮が今年25回目のミサイルを打ち上げた。着弾地点は、日本のEEZ外だ。今回も領海の外だ。北朝鮮もそれなりに気を使ってる感じだ。Jアラートが鳴った時は、津軽海峡上空を飛んで、北朝鮮から実測で太平洋上4600Kmに着弾した。確か津軽海峡は公海なはずだ。東北や北海道の上空を飛ばないで、微妙なところを飛んで日本の反応を確かめてるようだ。いくらなんでも、日本の都市にミサイルを打ちこむような事はしないであろう。威嚇、挑発なのだ。しかし、日本人の間には、少し不穏な空気が流れ始めてる。政治家の口からも非難場所の確保とか、地下の避難所が足りないとか、敵基地先制攻撃とか不安を感じさせるコメントが出ている。同調圧力で動く日本人は、不安が不安を呼び込む。大丈夫よ、どうせ脅しよと思いながら、日本も段々ウクライナみたいになるのではないかと、少し不安を感じ始めてる。来年の今頃、日本が戦場になってるかもしれない。もちろん、ならないように祈ってるが、わからない。ウクライナだけでなく、世界は、荒れてる。イランでは暴動。アメリカも様々な問題で世論が分裂している。ヨーロッパの今年の冬は、暖房問題で荒れそうだ。ロシアが天然ガスを止めている。どうやって暖房用のエネルギーを確保するのか。日本のあくびがでるような平和、秩序、政治環境は世界では、異質だ。77年間も戦争しないのは、奇跡的だ。平和のほうが圧倒的にいいのだが、長すぎる平和は、日本人の心をなまくらにする。危機に対しての対応力が全然ない。戦争だけでなく、日本には潜在的に自然災害の脅威がある。今日、大地震が起きても不思議ではない。日本人は自然災害すら、すぐに忘れる。戦争の脅威なんて外国の事として考えてる。そろそろ、心を入れ変えなければいけない。日本各地に砲弾やミサイルが撃ち込まれる事を想定しなければいけない。どうやって生き延びるのだ。自分や家族の命を守らなければいけない。政府は、さほど頼りにならない。自分で生き延びる道を探さなければいけない。大げさな事を言ってるのではない。