選挙の効果

総選挙の意味

ごまをすります バリケイト伊東

2020-09-10 13:02:07 | 政治

 自民党の総裁選は、ほぼ菅氏で決まるだろう。岸田氏や石橋氏が懸命にテレビに出てアッピールしてるが、勝つ見込みはないであろう。自民党の国会議員は、早くも菅氏に近づいてごますり運動だ。大臣ポストを狙ってる。きらわれたら冷や飯を食わされる。小選挙区では、公認が得られなければ当選もあぶなくなる。みんな、にこにこして権力者にごまをする。権力者にたてつく政治家はいない。昔の自民党の激しい権力闘争からすると、今の権力闘争はおとなしい。権力者の顔に小便をかけるような政治家はいない。この小選挙区制は、問題の多い選挙制度だ。本当の意味での政治闘争が起きにくい。忖度やごますりがうまい政治家が出世してゆく。政治ばかりでなく、官僚もメディアも権力者に忖度、ごますりだ。これだから、日本の政治は腐ってゆくのだ。政治が機能しない国は、歴史の闇に消えてゆく。激しい政治闘争が、真の権力者を選ばせるのだ。そして、国を強くしてゆく。