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集団バッシング

2018-05-02 12:36:25 | 政治
   集団バッシング       バリケイト伊東                    今日も朝からテレビは、芸能人の山口の事件を報道する。確かに、山口がやらかした事件は良くない。しかし、日本社会全体でバッシングするのは少し問題だ。最近の日本では、何か事件を起こすと、徹底的に加害者の家族、関係者まで集団バッシングする。山口の場合はグループのメンバーまでバッシングされてる。芸能人の場合は不倫までバッシングの対象になる。そもそも、不倫は罪ではない。不倫した事で仕事まで奪うのはやり過ぎだ。集団ヒステリーと言っても言い過ぎではない。今の日本人は、ストレスのイライラや不安のモヤモヤを問題を起こした人間にぶつけてるのだ。時には被害者も集団バッシングの対象になる。多くの日本人は心が満たされれてない。うさ晴らしにバッシングに参加するのだ。芸能人のような目立つ人間は集団的な憎悪、嫉妬の対象になりやすい。今やネットの時代、集団バッシングは火のように拡散してゆく。やり過ぎた人権侵害という感覚はなくなる。誰もがが検察官になり、誰もが裁判官になる。日本人全員が共犯になる。罪の意識は希薄になる。このような状況の時、誰かが、やり過ぎだ、バッシングをやめようと叫ぶなら、その人がバッシングの対象になってしまう。こうなると、集団狂気なのだ。歴史上、ナチス政権下でのユダヤ人の虐殺などを見れば良くわかる。日本の集団バッシングは傾向として、社会的に弱い人間を対象にしやすい。権力者の安部を集団バッシングするような事はあまりない。弱者のほうがバッシングしやすいからだ。子供のいじめでも、いじめるのは、弱い子供、障害のある子供がねらわれやすい。大人でも同じなのだ。人間界から集団バッシングはなくならないが、なくすようにしないといけない。やり過ぎには誰かが、警告を出さなければいけない。明日はあなたが集団バッシングされるかもしれないのだ。集団バッシングのヒステリー狂気に毒されないように気をつけてください。