竪琴のブログです♪

竪琴(ライアー)は、癒しの音色が魅力の弦楽器。指の腹で弦をなでるように演奏します。

「名もなきワルツ」動画アップしました

2019-03-07 21:10:07 | 日記

今日はトーンウッド工房内にて、ギター曲「Valsa sem nome」を収録させていただきました。

ここ数日、一進一退でなかなかきちんと仕上がらず…でもだいぶ日数も経ってしまったので、ともかく今日までの成果をアップさせていただくことにしました(^^;)。練習してみて色々と収穫のあった一曲です。

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「Valsa sem nome」(名もなきワルツ)は、バーデン・パウエルというブラジルの作曲家兼ギタリストの作品です。本人の演奏動画もYouTubeで出てきますが、こちら同じページに載せづらく(汗!)良かったら検索下さいね。
孤高のギタリストとも呼ばれ、独特のリズム感の持ち主だったようです。個性派演奏家には必ず賛否両論あるかと思いますが、長く愛される演奏家にはやはり魅力があるのでしょうね。ーーその魅力こそが“味わい”のようにも思います。

 

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習字と音楽

2019-03-05 08:02:03 | 日記

昨日は週明けで、ネジ巻き直しの一日となりました。雑感ですが、日頃ぼんやり考えていることを、少し書かせていただこうかと――。

演奏する場合、いったん弾き始めたら最後まで、間違えても諦めずに、とにかく自分に出せる最良の音を出して、進めていくことになるわけですね。。

間違えたら、消しゴムで消して上から書き直す、というわけにいかなくて、私はそこが“習字”に良く似ていると思っています。たとえ間違えても、その後いかにさりげなく進んでいくかが重要なのですね。

そして一度、紙の上に筆を置いたら、伸びやかに払い・とめるなど、書く作業は勢いをつけたり鎮めたりと、リズムがありつつ…。それは呼吸が大切だったりしますね。

さらに半紙の上では、太い、あるいは細い線が美しい形を作り、全体の文字のバランスはどうかを見たりしつつ、、同時に、「空白」がとても重要ですね。

 習字の、払う・とめる、といった筆先の持っていき方を、音に置き換えてみると、そこに演奏者の個性が現れます。

音楽全体の築き方にももちろん個人差がありますが、小さなパーツである“音を収めるところ”とか、“次の音につなぐ部分”をどうするか…。あるいは筆を紙に乗せる瞬間も。そういうところに興味があります。

習字と音楽の大きな違いは、仕上がり全体を確認し易いかどうか?習字は全体をしっかり見ることが出来ますが、音楽は時間の経過を辿ることになりますね。
音楽が長く残るのは人の心の中…記憶・印象ということになり、あとは録音に頼ることになります。

どんな風に音と音を繋ぐか。。それはどう紡ぐか、ということでもあり、音、間合い・空間、繋がれ方、全てが同等に大切なのだと実感します。
私、習字…始めたらきっとはまりそうな気がします(^^;)。

コメント (8)
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