オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

浅田真央さんとアデリーナ・ソトニコワ

2015年10月07日 22時29分09秒 | アデリーナ・ソトニコワ
昨日は月曜日にBSで放送されたジャパンオープンの放送を録画で、じっくりと見る。
なお、カーニバル・オン・アイスの地上波の放送は私のチェック不足で、見事に見逃してしまう。
さてジャパンオープンの放送。
出場選手の皆さんのインタビューが興味深かった。
今シーズンを迎えるにあたって抱負や決意など、楽しく見ました。
その中で、やはり印象深かったのがアデリーナ・ソトニコワのコメント。

ちょっと私からお話ししていいですか?
とにかく浅田真央選手に
「復帰おめでとう」と言いたいです。
とにかく尊敬しているスケーターで
素晴らしい演技をする選手です。
これからのシーズンを
浅田真央という素晴らしい選手と
ライバルとして戦えることを
光栄に思っています。

ソトニコワ自身、昨シーズンは、ケガのため競技会に出場することが出来ませんでした。
浅田真央さんと同様、今回のジャパンオープンは、復帰第一戦。
間近で、浅田真央さんの演技を見て感じることが多かったのでしょう。
インタビューで、自分から、自分の気持ちを素直に語ってくれて本当に嬉しい。
ソトニコワと同様、浅田真央さんの背中を見て、何かを感じて、今シーズンを送ってくれるスケーターが、たくさんいてくれることを強く願うばかりです。




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浅田真央さんの「蝶々夫人」

2015年10月06日 09時32分40秒 | 2015ー2016年シーズン


ジャパンオープンでの浅田真央さんの「蝶々夫人」の静かな余韻が、まだ残っている。
もう、録画を何度、見直したであろうか?本当に素晴らしかった。
今、私の手元には歌劇蝶々夫人」の全曲盤CDが11組ある。それなりに聴き込んでいるので、このオペラに関しては、かなり知り尽くしているつもりである。
しかし、そんな私ですが、今回、浅田真央さんの演技を見て心から素晴らしいと思いました。オペラの全曲の時間と比べてはるかに時間の短いフィギュアスケートのフリープログラムで、オペラの全曲を聴いた時と変わらない感銘を残すとは、心から浅田真央さんを絶賛したい。
ジャパンオープンは競技会。得点を競う場。しかし、浅田真央さんの演技を見ていて、競技会というのを忘れて、彼女の演技の世界に浸るのみ。繰り出される難度の高い技の数々も、技術の高さを感じさせない。ただただ、そこには、ひたすらプッチーニの音楽に乗って演じ切る浅田真央さんが存在するのみ。単にプッチーニの音楽を使って演技しているのではない。オペラのヒロインになりきっている浅田真央さんの姿を見た。
改めてフィギュアスケートという競技は技術面だけではなく、芸術面も高い要素の持ったものであると痛感しました。
現在、世界の女子フィギュアスケート界は10代の若い選手が大活躍していて、どんどん難度の高い技を披露していますが、その中で今回の浅田真央さんの演技は、一石を投じるものがあったに違いありません。技術だけではない、もっと大切なもの。心の持ち方、そして芸術に触れることの大切さ。それらが、あってこそ高い技術も生きて行くということ。
浅田真央さんの演技を見て多くの若いスケーターの皆さんが何かを感じ、これからの競技生活に生かしていってくれるものと信じています。
昨晩、CSのTBSチャンネルで放送されたお宝映像、2002年全日本選手権を録画で見ました。
この時、浅田真央さんはまだ小学6年生のノービスでしたが、特別推薦で全日本初出場。本当に貴重な映像でした。
そして、当時の実況で「(浅田真央さんは)近い将来、世界のフィギュアスケート界を牽引するであろう関係者が述べています」と言うコメントが、たいへん印象に残ります。
浅田真央さんは、まだまだ世界のフィギュアスケート界を牽引する存在で、あり続けるでしょう。
まだ、あどけなさが残る小学生の浅田真央さんの演技。そして、今、正に成熟した女性に成長した25歳の浅田真央さんの演技。偶然にも、この2つの演技を続けて見ることが出来たことは本当に感慨深いものがありました。

9月30日の夜、NHK・ニュースウォッチ9で浅田真央さんの特集を見ました。
一年間の休養中に多くの日本文化に触れて、自分が日本人であることを強く意識したそうである。
その中で、演技の冒頭の表情に注目してほしいとコメントがありました。
あの表情!そして演技を終えた直後の真央さんの表情。
けっして帰ってこない愛する人を、ひたすら待ち続ける蝶々さん。
そして、過酷で悲劇的な運命を予感しながら、ひたすら希望を捨てないで待ち続ける蝶々さん。
そんな運命を背負った蝶々さんを、あの表情だけで表現した浅田真央さん。
シーズンは始まったばかり。
浅田真央さんの「蝶々夫人」が、これから、どのように変化、深みを増していくのか本当に楽しみです。

さて、浅田真央さんのフリーの曲目が発表された時から、プログラムにどの楽曲が使用されるのか楽しみにしていました。
私の予想では、演技の最初は第1幕の冒頭の音楽でしたが、見事にハズレ。
使用された楽曲は2曲

①(第1幕より)「晩になった・・・」(トリプルアクセルまで)
②(第2幕より)「ある晴れた日に」

①は第1幕の中盤、蝶々さんとピンカートンの結婚式に叔父の僧侶ボンゾが乱入。仏教を捨てた蝶々さんを責め、勘当を言い渡して母親や親類を連れ去った騒ぎのあと、静けさを取り戻した舞台に流れてくる美しい旋律。身寄りを無くした蝶々さんをピンカートンが優しく声をかける。

ピンカートン 「晩になった・・・」
蝶々さん   「・・・暗くなり静かになりましたわ」
ピンカートン 「そして君はここにひとりきり」
蝶々さん   「ひとり、見捨てられて。見捨てられても幸せです」

歌劇「蝶々夫人」の中で私の大好きな旋律です。この旋律が、今回のプログラムに含まれているのは本当に嬉しい。
「ある晴れた日に」は前半、ドーナツスピンまでオーケストラの演奏のみ。そして後半が歌唱入り。
最後に「ある晴れた日」の歌詞を記しておきます。何かの参考になれば幸せです。
 
第2幕冒頭。第1幕から3年後、長崎港を見下ろす蝶々さんの丘の家。
お手伝いのスズキが多くの日本の神様に祈るのを見た蝶々さんは、アメリカの神様が知れば助けてくれるだろうと言う。お金の蓄えが乏しくなり心細くなっているスズキが、外人の夫が帰ってこないと口をすべらしたので、蝶々さんは憤ってスズキを叱りつけ、「駒鳥が巣を作る季節に帰ってくる」と言ったピンカートンの帰りを信じて歌う。

ある晴れた日、
海の彼方にひとすじの煙が上がるのが見えるでしょう。
やがて船が姿を見せます。
その白い船は
港に入り、礼砲を轟かせます。
見える?あの方がいらしたわ!
私は迎えにでないの。出ないわ。
あそこの丘の端にたって待つわ、長い時間
待つわ。長い時間待っても
なんともないわ。
すると、人々の群れから離れ
小さな点のように見えるひとりの人が
丘に向かって来るわ。
誰でしょう。誰でしょう。
どんなふうにして着いたのかしら。
何と言うかしら。
遠くで蝶々と呼ぶでしょう。
私は返事しないで隠れているわ。
冗談でもあるし、出会った途端に
死なないでいたためでもあるのよ。あの人は少しばかり心を痛めて
叫ぶでしょう。
「かわいい妻よ、
美女桜の香りよ」
これは、あの人が来た時に私にくれた名前なの。
すっかりこのとおりになるのよ。約束するは。
あなたは心配してればいいわ、
私は心から信じきって待っているわ。







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永井優香さんの「蝶々夫人」

2015年10月06日 00時31分49秒 | 2015ー2016年シーズン


オンドレイネペラトロフィー2015での永井優香さんのショートプログラム「蝶々夫人」の演技。
振付は宮本賢二さん。
いよいよグランプリシリーズ。
永井優香さんは今シーズン、グランプリシリーズ初出場。
スケート・カナダとロステレコム・カップ(ロシア大会)に出場します。
「蝶々夫人」では浅田真央さんがジャパン・オープンで見事な演技を披露してくれたので、たいへんだと思いますが、永井優香さんならではの「蝶々夫人」に仕上げて欲しいです。
期待しています。


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待っていたソトニコワの復帰。

2015年10月04日 11時17分35秒 | アデリーナ・ソトニコワ
今年のジャパンオープンは何と言っても浅田真央さんの復帰が最大の見どころでしたが、私にとって、もう一人の復帰も楽しみにしていました。
アデリーナ・ソトニコワ!
私は待っていましたよ!
元気な姿を見ることが出来て本当に嬉しいです。
演技は、まだまだ凄みに欠けるものがありましたが、とにかく、これからです。
浅田真央さんが演技を終えてキス&クライに向かっている時に、真央さんに抱きついたソトニコワ。
この復帰戦へのソトニコワの思いが伝わってくるものがありました。
見事な演技で復帰した浅田真央さん。
ソトニコワは浅田真央さんの演技を見て何か心の中で強く感じるものがあったのでしょう。
そして期するものが、あったに違いありません。
これからの浅田真央さんの活躍は多くのスケーターの皆さんに刺激を与えるものとなるでしょう。
また世界のフィギュアスケート界のレベルアップにつながるに違いありません。
とにかく、これからのソトニコワの演技にも注目していきたい。
そして強敵揃いですがロシア大会を勝ち抜いて、来年3月の世界選手権に姿を見せて欲しいと彼女のファンとして願うばかりです。




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ジャパンオープン2015の浅田真央さん。

2015年10月03日 22時11分05秒 | 浅田真央さん
とにかく今日は慌てて帰宅する
ジャパンオープンの浅田真央さんを見るためである。
帰宅して、すぐに録画を再生。申し訳ないが男子シングルは早送りで吹っ飛ばす。後日、見ることにしましょう。
女子シングルから見る。
宮原知子さんのリスト。正に絶品!
復帰のアデリーナ・ソトニコワ。その姿を見ることが出来たことだけでも嬉しい。それ行け!ソトニコワ!
グレーシー・ゴールドはストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」。音楽を聴いただけでも私の血が騒ぐ。転倒はありましたが、素晴らしいプログラムになる予感。

そして浅田真央さん。
素晴らしかった。詳しいコメントは仕事が休みの日に、腰を据えてします。
昨シーズンから、ヴォーカル入りがOK になったので、オペラ大好き人間の私はオペラのアリアを正面から取り組んでいるプログラムを期待していたのですが、昨シーズン、皆無だったのが残念だった。
そして、今シーズン。浅田真央さんが見事に私の願いをかなえてくれました。
とにかく浅田真央さんに感謝である。
プッチーニの歌劇「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」
情感のこもった演技、そして顔の表情。
昨シーズンの休養がけっして無駄ではなかった。昨シーズンの休養は精神的に浅田真央さんの得るものが大きかったのでしょう。何か心の余裕が出来た感を強くしました。
浅田真央さんの見事な復帰は他の強豪選手に大きな刺激になったに違いありません。グランプリシリーズは、いっそう緊張あふれるシリーズとなるでしょう。
さて「ある晴れた日に」の音源。歌っているのはミレッラ・フレーニ?音がこもっていて今一つ確信を持てない。詳しい情報が欲しい。
ミレッラ・フレーニは私の大好きなオペラ歌手。フレーニの心のこもった歌唱と情感あふれる浅田真央さんの演技。もしフレーニの録音だったら私にとって最高の組み合わせなのですが・・・。
演技を終えてキス&クライに向かう浅田真央さんに抱きついたソトニコワ。私はソトニコワは真央さんのロシアの第一の妹分だと勝手に思っている。(第2はラジオノワ?)
ソトニコワ自身、真央さんの演技を見ていて強く本当に感じるものが、あったに違いありません。
一瞬でしたが本当に嬉しかった。
とにかく、浅田真央さんの「蝶々夫人」は仕事が休みの日に改めてコメントします。

さてさて最終滑走トゥクタミシュワ。音楽はグリーグの「ペール・ギュント」。組曲版ではなくオリジナル版である。「ペール・ギュント」はイブセンの戯曲の付随音楽である。ラストを飾った「山の魔王の宮殿にて」もコーラス入りである。いいぞ!
見ていると財務大臣閣下が一発。
「この曲はCDを持っとんか!?」
「2組、あるよ」(当然、組曲ではなくオリジナルの方)
「良かった!もし無かったら、またCDがふえるところだった。フィギュアスケートのクラシック音楽は全部、揃えようとするのだから!」
心の中で秘かに呟いていた。
「月末に、オペラのDVDも含めて、いろいろ来るぞ!」
本当に失礼しました。


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ロンバルディア杯2015での中塩美悠さん

2015年10月01日 22時36分09秒 | 2015ー2016年シーズン


ロンバルディア杯2015での中塩美悠さん。

順位は3位。

そして音楽はリムスキー=コルサコフ 作曲の「シェヘラザード」

まだまだ、これから!

これから、どんどん良くなるでしょう。

中塩美悠さんは私の期待の星の一人。

そして「シェヘラザード」は、私の大好きな曲。

期待しています。



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