オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

名優ピーター・オトゥール死去

2013年12月16日 21時37分14秒 | 映画
私が自分の意志で初めて一人で映画館へ行って見た洋画は「アラビアのロレンス」である。

中学1年の時である。

休憩を挟んでの、たいへん長い映画ですが、当時、中学生の私は本当に食らいつくように見ました。

ですから「アラビアのロレンス」は私にとって特別な映画です。

その「アラビアのロレンス」で主役のロレンス役を演じたピーター・オトゥールが14日に亡くなった。81歳だった。

正に名優でした。

出世作の「アラビアのロレンス」以降も、多くの名作に出演しましたが、私にとってのピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」です。

8回、アカデミー賞の候補になりましたが受賞はならず。2003年にアカデミー名誉賞を贈られましたが、一度は主演男優賞のオスカー像を手にした姿を見たかった!

ご冥福をお祈りします。


頑張れニッポン!頑張れ浅田真央さん!

2013年12月16日 17時15分27秒 | 2013-2014年シーズン

「浅田真央のトリプルアクセルは子供達が見て真似できる」とコメントした日本スケート連盟の理事がいるらしい。

よく男子シングルの解説をしている方である。

これを知った時、愕然とした。

何で、オリンピックを間近にして日本人が我が国が世界に誇るアスリートを下げる発言をするのだろうか?

今の時期、しっかりとバックアップしてあげるのが日本スケート連盟の理事としての立場でしょうが!

悲しくて、悲しくてしかたがない。

本当に悲しい。

しかし、世界には浅田真央さんを、きちんと見ている方もいるのも確か。

グランプリファイナル、女子シングル3位のアシュリー・ワーグナーのコメント。

「(浅田真央さんの)今季の強さはもちろんだけど、女性スケーターとしてトリプルアクセルができるのは、それだけで尊敬できるものです」

全日本選手権直前!

とにかく浅田真央さんには、変な雑音を気にせず、オリンピックには最高の状態を迎えて欲しいし、私たちは温かく応援して行きたいものです。




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荒川静香さんの新刊「誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術」

2013年12月16日 10時14分12秒 | 荒川静香さん
昨日は荒川静香さんの新刊「誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術」が届いていた。
2日連続のフィギュアスケートの本の到着。
財務大臣閣下の目つきが厳しかったぞよ。
今、私のオーディオのスピーカーからはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が流れている。
フィギュアスケート一色?仕事(現実)からの逃避か!

さて、今回の荒川静香さんの新刊。
あとがきにも書かれていますが5冊目の著書とのこと。私は全部購入してしまった。
今日、朝起きて一気に読む。
今までの著書で一番、読み応えがあった。
多くはルールと技術面を客観的に、そして分かりやすく分析して記されています。
やはりオリンピックと世界選手権で頂点に立った経験の上に、引退後の解説者としての積み重ねが大きいに違いありません。
今シーズン、グランプリシリーズも終わり、これから全日本選手権や全米選手権など各国のオリンピック代表選考会を経て、来年2月のソチ・オリンピックに向かっている今、フィギュアスケートの本来の魅力を再び見直すことが出来るいい機会を、この本は作ってくれました。

私が一番印象に残った荒川静香さんの文章。

「時々、理解不十分な結果に対して『不正だ』『八百長だ』と言う言葉を使って、感情的にブログなどに書き込む人を見かけますが、このスポーツを愛する者の一人として、とても残念に思います。こう言った感情論の左右されて、フィギュアスケート本来の魅力から目を逸らしてしまわないように、気をつけたいものです。
全ての採点に納得する必要はありませんが、基本的に世界中の関係者たちが力を合わせてこのスポーツを大切に思い、守ってきたことを忘れないでほしいなあと思います。
観る人の感性を刺激する芸術面を持ったスポーツであるフィギュアスケートは、心を豊かにしてくれるスポーツではないでしょうか」

私がフィギュアスケートを愛している理由をズバリ記されていて目が覚めました。私自身、最近、このことすら忘れてしまい、けっしてウケ狙いではないのですが感情的になっている時があったのではないかと、いろいろと思うことがあります。
この荒川静香さんの文章。肝に命じます。

また多くの現役の選手にも、触れられていますが、浅田真央さんへのコメントが強く印象に残りました。

「ただ(全日本選手権では)今シーズン順調な仕上がりでシーズンに入った浅田選手を打破することは容易ではない。
それだけ浅田選手のスケートには競技人生をかける強い想いが感じられます」

私は、このところCSのテレ朝チャンネルで、ノーカットで放送されたグランプリシリーズの録画をボチボチと見直しています。
今までとは違う視点から見ることが出来そうです。



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中野友加里さんの新刊「トップスケーターの流儀」

2013年12月14日 22時59分01秒 | 中野友加里さん
今日、帰宅すると中野友加里さんの新刊「トップスケーターの流儀」が届いていた。

中野友加里さん。

彼女の名前を聞いただけでも、何とも言えない感情に襲われます。

やはり私にとって、今も中野友加里さんは特別な方であるからでしょう。

さて新刊は中野友加里さんが我が国のトップスケーター9人との対談集。

明日も仕事なので、鈴木明子さんとの対談のページだけ目を通しました。

4年前、バンクーバーオリンピックの代表選考を兼ねた全日本選手権での、この2人の争いは本当に壮絶でした。

そして。この2人の対談。

飾り気のない、ざっくばらんなトークですが、長年、選手生活を共に歩んできた2人。

バンクーバーオリンピック前後の心の葛藤は、この2人の顔合わせだから話せるのでしょう。

仕事の休みの日に、ゆっくりと読むつもり。

さて、明日は何と荒川静香さんの新刊「誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術」が到着予定でござんす。

財務大臣閣下に、にらまれるの間違いございませんでござんす。




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GPファイナルEXのエレーナ・ラディオノワ

2013年12月14日 00時02分01秒 | 2013-2014年シーズン
こんな写真見つけましたので、お借りしました。



グランプリファイナルのエキシビションでのエレーナ・ラディオノワちゃん。

曲名は「ダンス・ゾンビ」

NHK杯のエキシビションの時と比べて、衣装が一段と刺激的です。

こんな可愛いゾンビだったら、家に連れて帰りたいですな。


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小津安二郎、生誕110年そして没後50年

2013年12月12日 16時33分56秒 | 映画
今日は映画監督・小津安二郎(1903年12月12日 - 1963年12月12日)の生誕110年、そして没後50年の記念すべき日である。
日本の映画監督の巨匠と言うと誰もが、真っ先に黒澤明の名前を挙げると思いますが、私は溝口健二と小津安二郎の2人の名前を直ぐに挙げてしまいます。
溝口健二の作品は東京で送った大学生時代、名画座で何本か見る機会がありましたが、小津安二郎の作品に出会うことはなかった。
その小津安二郎の作品を初めてみたのはビデオの時代になってからである。ビデオのレンタル屋に小津安二郎の作品が並びだしてから、むさぶるように見ていました。
小津作品を初めて見たのは「晩春」、次いで「東京物語」だったはず。
そして初めて「東京物語」を見た時、表現は悪いですが淡々と流れていく映像。そして何という静けさ。そんな映像の中から登場人物のちょっとした台詞の中から、人間の持つ孤独感、何かむなしさが伝わって来て、当時、若かった私にも、その訴えるものの大きさに圧倒されました。
この数年、私は「東京物語」を見ていませんが、落ち着いた時、改めて見直したいと思います。私自身、子供も社会人となり、老いを強く感じている今、また何か違う感じ方をするかもしれません。

さて小津安二郎と黒澤明の有名なエピソード。
黒澤明の監督第1作の「姿三四郎」の検閲の時、検閲官から、いろいろ言われて腹を立てて席を立とうとした黒澤明に検閲官の一人だった小津安二郎が「姿三四郎は100点満点で120点」と言ったことを思い出した。
その黒澤明も晩年は小津安二郎の作品をビデオで見ていたらしい。
私も時間があれば、もっとゆっくりと見たいのだが・・・。
私自身、小津安二郎の作品で、改めて、じっくり見たいのが戦前の作品。
戦前の傑作と言われている「 戸田家の兄妹」や「父ありき」
残されているフィルムの状態が、たいへん悪いのが残念。今後の、なおいっそうの技術の粋を集めたデジタルによる修復化に期待したい。
また六代目尾上菊五郎による記録映画「鏡獅子」はまだ見たことがない。
これらは私の老後の楽しみか・・・?









ソチ・オリンピック、団体戦

2013年12月12日 00時23分13秒 | ソチ冬季オリンピック
今日(12月11日)の朝刊のスポーツ欄に来年2月のソチ・オリンピックでのフィギュアスケート団体の出場枠を4番手で獲得したことが報じられていました。
団体戦出場となるとペアの高橋成美さん&木原龍一君のペアがソチ・オリンピックのリンクに立つことが出来ると言うことである。
成美ちゃん、喜んでいるだろうなあ。
あの弾けた笑顔をオリンピックで見ることが出来る。
ソチ・オリンピックの団体戦の経験を基に、4年後には世界トップレベルに成長していますように!
また楽しみが一つ増えました。




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サブチェンコ&ゾルコビーの「くるみ割り人形」

2013年12月10日 22時32分36秒 | 2013-2014年シーズン


グランプリ・ファイナルでのペアの優勝はアリョーナ・サブチェンコ&ロビン・ゾルコビー組。
昨シーズンからタチアナ・ボロソジャー&マキシム・トランコフ組に押され気味でしたが、今回、見事な演技で、その存在感を見せつけてくれました。
サブチェンコ&ゾルコビー組の今シーズンのフリーの曲目はチャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」
このペアがクラシックバレエの音楽をプログラムにするのは珍しいのではないか?
さてバレエ「くるみ割り人形」の音楽は組曲でも有名ですが、今回は第2幕の王子と金平糖の精によるパ・ド・ドゥのみで演じられています。
よく演奏される組曲には含まれていませんが、実際、バレエの生の舞台で見ていると、陶酔感あふれる美しい音楽と舞台に我を忘れてしまいます。
私はこのバレエは吉田都さん(NHK杯のエキシビションで演技中の浅田真央さんと握手していた方)が金平糖の精に扮した英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の公演のDVDを大切にしています。
昨シーズンは浅田真央さんの「白鳥の湖」
今シーズンはグレーシー・ゴールドの「眠りの森の美女」とサブチェンコ&ゾルコビーの「くるみ割り人形」
クラシックバレエも大好きな私にはフィギュアスケートの神様からの最高の贈り物です。




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まだまだグランプリ・ファイナル

2013年12月09日 21時11分03秒 | 2012-2013年シーズン
昨晩は忘年会だった。かなり飲んだつもりでしたが、さっぱり酔うことが出来なかった。
今、仕事上で気になっていること。また年明け早々からの事が、どうしても頭から離れず、どうにもならなかった。
本当は泥酔状態になって、何もかも忘れたかったのですが・・・。

さて今日は朝から昨日、BS朝日で放送されたグランプリ・ファイナルから女子シングルの演技を改めて見る。
ショートプログラムでの浅田真央さんのトリプルアクセル。
本当に、綺麗なトリプルアクセル。
このトリプルアクセルが回転不足か!
よく分からん!

さて女子シングルの放送のあと、思いがけなく、ペアとアイスダンスの上位者のフリーの映像を見ることが出来たのが嬉しかった。
ペアはショートプログラム2位のアリョーナ・サブチェンコ&ロビン・ゾルコビー組が逆転優勝。
昨シーズンからタチアナ・ボロソジャー&マキシム・トランコフ組に押され気味だっただけに、久し振りに、その存在感を見せてくれました。
フリーの曲目はチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」から。
クラシック音楽をストレートにプログラムに取り入れるのは本当に珍しい。
久し振りのこのペアの完璧な演技を見ました。
スケールの大きいリフトは本当に凄い!
この調子を崩さないでオリンピックを迎えて欲しい。

アイスダンスの優勝は、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト組。
ただ2位のテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア組との点差は僅か1.35.
本当に僅差。
いかに、この2組が飛びぬけているのか痛感する。
それにしてもヴァーチュ&モイア組、そしてデイビス&ホワイト組の演技を続けてみることが出来るとは本当に贅沢。
アイスダンスを愛する者にとって至福の時である。
次のこの2組の演技を一緒に見ることが出来るのはソチ・オリンピック。
おそらく、さらにレベルを上げてくるはずなので、たいへんな演技になるのは間違いないでしょう。
それにしてもデイビス&ホワイト組の演技の直後、リンクにうずくまっているチャーリー・ホワイトの姿を見て、この競技の過酷さ、厳しさを思い知らされました。

そして録画を見て、改めて思ったこと。
ペア、アイスダンス、女子シングルのフリーが続いた12月7日。
やっぱり福岡へ行きたかった!!
特にアイスダンスのトップ2の演技は、ぜひ生で見たかった!
チケットが手に入らなかったことが、今も悔いが残ります。
ひょっとしたら私もジャッジのA氏にブーイングをしていたかもしれない。
しばらくは、こんな気持ちを持ちながらグランプリファイナルの映像を見ているのでしょうなあ。
また早くペアとアイスダンスはノーカットで見たい!








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グランプリ・ファイナルの重み

2013年12月09日 01時01分13秒 | 2013-2014年シーズン
グランプリファイナルの重さって何だろう。
6つのグランプリシリーズでの上位6人しか出場出来ないグランプリファイナル。
たいへん重みのある競技会のはず。
しかし現在、グランプリファイナルより格下の大会での優勝者が脚光を浴びている。
私は、おかしいと思います。
グランプリファイナルとクロアチアで開催された競技会を、チャンポンにして欲しくない。
バンクーバー・オリンピック後、どんなに不調な時でもグランプリシリーズに毎シーズン出場し、そして昨年と今年のファイナルでは2年連続優勝の浅田真央さん。
これは、たいへん立派なことであり、私たちは本当に誇りに思わなければいけないと強く思います。
しかしである。
グランプリファイナルより格下の大会での優勝者を大いに持ち上げている風潮。
いくら高得点をだしても、一緒にしないでほしい。
バンクーバー・オリンピック後、一度も世界の強豪が競うグランプリシリーズに出場しないで、格下の大会で優勝して注目を集めて、世界選手権という一番脚光を浴びる美味しい大会だけヒョイと出てきて、表彰台に昇る。
ソチ・オリンピックに対しても同じ戦略なのでしょうなあ。
しかし、そんなやり方。私は嫌いです。
常に世界のトップは、それに相応しい場所で競って欲しい。常に、堂々と同じ土俵(リンク)の上で戦うべきと思っています。
ただ今シーズンは、オリンピックシーズン。4年に一度の特別なシーズン。
オリンピックを目指している選手たちは、いつものシーズン以上にレベルを上げてきます。
さてさて、今までのように思い通りになるか否か・・・。

グランプリ・ファイナル2位のユリア・リプニツカヤのコメント。
「(浅田真央さんは)もちろん世界で一番強い選手だと思う。特に好きなのは、滑走がきれいで、なめらかに滑るところ。尊敬しているし、とても好きな選手です」

そして3位のアシュリー・ワーグナーのコメント。
「(浅田真央さんの)今季の強さはもちろんだけど、女性スケーターとしてトリプルアクセルができるのは、それだけで尊敬できるものです」

今、浅田真央さんの背中を一生懸命、追いかけているスケーターがいる。それだけでも私は嬉しい。
いや浅田真央さんが切磋琢磨すればするほど、周りのスケーターたちにも刺激を与えている。
浅田真央さんは日本が世界に誇るアスリート。日本の宝。
グランプリファイナル2連覇を素直な気持ちで喜びましょう。
そして来年2月のソチ・オリンピックの健闘を静かに見守ってあげましょう。
これが私の本音。




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祝!浅田真央さん、GPファイナル優勝。

2013年12月07日 21時45分02秒 | 2013-2014年シーズン
浅田真央さん、見事、今シーズンのグランプリ・ファイナル、優勝!
最初のトリプルアクセルは転倒、次は両足着氷でしたは、そのあとは、ラフマニノフの美しい旋律に乗って、見事に立ち直りました。
やはり、さすがです。
昨年はトリプルアクセルを回避して優勝。今年はトリプルアクセルに挑戦して優勝。
この違いは本当に大きい。
解説の荒川静香さんも言っていました。
「オリンピックの準備が出来ている」
荒川静香さんも言っていましたが、もし冒頭のトリプルアクセルが成功していたら、どんな高い点数になっていたのでしょうか?
これはオリンピックまでしまっておきましょう。
オリンピックまで約2か月。
「さらなる高みへ」
その高みの頂点が見えてきました。
「そして、その瞬間へ」
その瞬間が、間近になってきたような気持ち。
今回のフリーで課題もはっきりしました。
浅田真央さんには、全日本選手権を終えたら、いろいろな雑音など気にせず、万全の状態でオリンピックに臨んで欲しい。
それを願うばかりです。

さてさてショートプログラム2位だった私の大好きなアデリーナ・ソトニコワ。
あ~。ん~。
やっぱり固くなったのかな?
次はロシア選手権。
頑張ってね。
遠い日本から応援しています。




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祝!羽生結弦君、GPファイナル優勝。

2013年12月06日 22時15分33秒 | 2013-2014年シーズン
グランプリ・ファイナルの男子シングルでは羽生結弦君が優勝!
入魂の「ロミオとジュリエット」でした。
この大きな大会でパトリック・チャンを押さえての優勝はたいへん意義があります。
オリンピック代表と言うよりも、立派なメダル候補と言っていい。

織田信成君の笑顔。
町田樹君の「火の鳥」
次は全日本選手権。
オリンピック代表を巡って、たいへんな大会になりました。
悔いのない演技を願うばかりです。




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グランプリ・ファイナル、女子シングルSP

2013年12月05日 20時38分14秒 | 2013-2014年シーズン
今日からグランプリ・ファイナルが開幕。
テレビ放送。これでもかと過去の復習の映像。早く、演技を見せてよ!イライラが頂点になる。
何でNHK杯のように生中継しないの!本当にテレビ局の良識を疑います。(怒)
女子シングルの結果。
パソコンをジッとにらんでネットのスポーツナビで随時知ってしまいました。
浅田真央さん、ショートプログラム、1位通過。
やっぱり、さすがである。
トリプルアクセルはきれいに着氷したらしい。

そして2位は私の大好きなアデリーナ・ソトニコワ!
いいぞ!フリーも頑張れ!

テレビでは、まだ男子シングルを放送中。
羽生結弦君。世界最高得点!
凄いね。

早く映像で見たい。
とにかく女子シングルの放送が始まるのをジッと我慢の子で待ちましょう。






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今日、聴いたCD 12月5日

2013年12月05日 15時44分33秒 | 今日、聴いたCD
スクリャービン ピアノ協奏曲 嬰へ長調 作品24

ギャリック・オールソン(ピアノ)リボル・ペシェック指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1985年録音 SUPPAPHON盤)

フィギュアスケートの演技をテレビで演技を見ていると、必ず毎シーズン、1曲は「この曲はまだCDを持っていないぞ」と慌てCDを購入することがあります。
今シーズンはスクリャービンのピアノ協奏曲。
アイスダンスのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアのフリーダンスのプログラムに含まれている。
初期の作品と言うことで、後年の独自性より、どちらかと言うとロシア独特のの愁いを感じました。
CDを購入するに当たって最初はウラデミール・アシュケナージのピアノ独奏、ロリン・マゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団の録音(デッカ盤)にしようと思っていましたが、いろいろ調べてみて気が変わりチェコフィルの演奏の録音があるのを知り、こちらにしました。
ピアノ協奏曲をピアニストよりオーケストラで選ぶとは私はやはり変ですなあ。
チェコフィルの魅力には勝てなかったというのが本音でしょう。
最初に収録されているのは交響曲第4番「法悦の詩」
チェコフィルの響きは聴きものでした。
考えてみるとロシア音楽は好きなのですが、まだスクリャービンの作品のCDは、きちんと揃っていない。
今回は、スクリャービンに入って行く、いいきっかけになりました。
以前、中野友加里さんの「ジゼル」を見てクラシックバレエのCDやDVDが増えた時と同様、フィギュアスケートの影響でクラシック音楽を聴く方向が、思いもつかない方に向いてしまうことがあります。
今回のスクリャービンも、そんな気配かな?
交響曲全集は誰のが良いのだろうか?また、いろいろ調べなくてはいけません。




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父の誕生日

2013年12月04日 22時49分33秒 | 私事
昨晩も寝る前にまた、この前のNHK杯・アイスダンスからメリル・デイビスとチャーリー・ホワイトによるショートダンスの演技を見る。
もう何度見たであろうか。それでも飽きない、何度も見たい。
本当に素晴らしい演技。氷の上で演技をしているとは本当に思えない。おそらく究極のアイスダンスの演技。
音楽はミュージカル「マイ・フェア・レディ」から「踊り明かそう」
そう「マイ・フェア・レディ」から「踊り明かそう」
このナンバーを初めて聴いたのは小学生の時。
その頃、既に我が家には「サウンド・オブ・ミュージック」「南太平洋」そして「マイ・フェア・レディ」のミュージカル映画のサウンドトラック盤のLPレコードがあり、しょっちゅう耳にしていた。歌詞は分からなくても、ほとんどナンバーのメロディは頭に入っていた。いや体にしみついていた。
そして日曜日の朝、いつも、それらのLPレコードを鳴らしていたのは私の亡き父である。

今月15日は、その父の誕生日である。
元気でいたら、もう80歳を超えているのですが、父は既にこの世にいない。
父は私の高校の卒業式の一週間前に病のため、この世を去った。47歳の若さだった。
本来ならば、これから進学、そして卒業して世間の荒波に巻き込まれて行く時、大きな指針を示してくれるのは父親であろう。
しかし、そんな時、私には父親が既にいなかった。
就職、退職、転職など、私の大切な人生の転機の時、本当に相談する人がいなかった。全て自分だけで決めなければいけなかった。
今、私は完全に飲んだくれのダメおやじ。家にいる時はテレビを見ているかCDを聴いているかの、すぐに自分の世界に入り込む(娘談)どうにもならないダメおやじ。
ただ、要所要所で、行くべき方向へ子供の背中をポンと押して上げることが出来たら、それでいいと思っている。
実は私の娘は地元の短大を卒業する時、なかなか就職が決まらなく本当に辛かった。
やっと決まった就職先も、あまりいい条件ではありませんでしたが、その時、娘にはっきり言った。
「どんなに我慢できなくても絶対に2年間は辛抱しなさい。何かが身に付くはず。それが財産になる。気に入らないといって、すぐに仕事を変えると、その繰り返しになって何も身に付かない。ただ2年たったら好きにしろ」
日頃は私をアホにしている娘ですが、これだけは守ってくれて、2年後、見事に仕事を変え、毎日、夜、晩くまで仕事に励んでいる。
私自身、若い頃は、自分の父親のことは、全く意識していませんでしたが、あと数年で第一線を退こうとしている今、何故か自分の父親を強く意識している。何か自分の傍に父がいるような気がしている。
何故だか分からない。自分自身が今まで歩んできた道のりを亡き父が見て、どんなことを言うか?そんなことを、よく思う。
こんなことを思うのも私が齢をとったためか?よく分からない。

今、父に一番に感謝しているのは、やはり今、持っている感性を私に植え付けてくれたこと。
アイスダンスのメリル・デイビスとチャーリー・ホワイトによる「マイ・フェア・レディ」の演技を見て心から素晴らしいと思えることの出来る感性。
父は戦前、生まれ育った大阪でフィギュアスケートの全日本選手権での初めての女子シングル優勝者であり、日本女性として初めて冬季オリンピックに出場した稲田悦子さんの演技を、その目で見ていたと言うことを数年前、母から聞かされ、たいへん驚かされましたが、その時、私自身、何か運命的なものを強く感じました。
フィギュアスケートは今は亡き父と今の自分を結びつける、音楽と混然となった一本の糸なのかもしれない。
日本のフィギュアスケートの黎明期を見てきた目で、今のフィギュアスケート界を見て、どう感じたのだろうか?しかし、今、それを聞くことは出来ない。
もし父が今も元気で荒川静香さんや浅田真央さんを見て何と言うのだろう?喜んだであろうなあ、と、よく思うことがあります。
いや父に代わって私がフィギュアスケートを見ているのかもしれない。そう思うこともある。
だから私は浅田真央さんや高橋大輔さんが引退後も、日本のフィギュアスケートを、しっかりと見て行きます。
これからも単なるブームに流されることなく、フィギュアスケートを愛して行きたい。
父の誕生日が間近になってきて、そんな思いを強くするばかりです。
どうも今日は私の心情を、露骨に出し過ぎてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。




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