オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「マグマ大使」

2013年07月06日 23時01分36秒 | テレビ
Monstruos del espacio Intro / Ambassador Magma Opening / マグマ大使 OP / Goldar


今日の昼前、NHK・BSで懐かしや「マグマ大使」の初回と最終回が放送された。
今、録画を見終えたところ。
主題歌を聴いただけで血が騒ぐ。
私は初回も最終回も見ている。そして、しっかりと憶えている。
初回は1966年7月に放送。
私の悪ガキ時代。
あの頃、我が家のテレビは、まだ白黒。
そして今、オリジナルのカラー放送で見ることができる。
しかし、当時、白黒の画面でも、喜んで見ていた。
「マグマ大使」の原作の漫画をきちんと読んだのは大人になってから。
原作通りなのは、最初の方だけ。
マグマの妻モルは原作の方が魅力的。
しかし子供の頃、見たテレビ放送の方が印象が強い。
CGなど無い時代。
今の眼から見ればチャチな映像もあるが、これはしかたがない。
けっして悪ガキ時代のイメージを壊すものではない。
久し振りに童心に帰ることが出来ました。

「マグマ大使」のあとは「仮面ライダー」の初回と最終回の放送。
仮面ライダー役は藤岡弘。
おっと、島田陽子も出ているぞ。
こんな時代もあったのだな。
皆様のNHKもいろいろ楽しませてくれますな。



N響の首席チェロ奏者

2013年07月05日 22時30分56秒 | NHK交響楽団
昨日、久し振りにNHK交響楽団のホームページのオーケストラ・メンバー表を何気なく見ていて、安藤美姫さんの時ほどではありませんが、驚いた。
長年、首席チェロ奏者を務めていた木越洋氏が退団(定年とのこと)して、わが国を代表する女流チェロ奏者の向山佳絵子さんの名前が主席チェロ奏者として、あるではないか!
向山佳絵子さんは同じくN響の首席チェロ奏者の藤森亮一氏の奥様。夫婦で同じオーケストラで、それも同じ楽器で首席を務めるということは、私は記憶がありません。
2月の準・メルクル指揮の定期演奏会の放送を見ていて、チェロのトップに向山さんが座っていたので、何でだろう?と思っていたのですが、やっと訳が分かりました。
それにしても、あの時のラヴェルの「ダニフスとクロエ」全曲の演奏は本当に良かった!録画していなかったことが今も悔やまれます。
N響は、海外公演以外では、首席奏者同士は同じステージには立たないので、リハーサルや演奏会ではすれ違いの夫婦の日々?
失礼しました。変な心配をしてしまいました。
さて、N響の長い歴史の中で、女性が主席奏者に就任するのは向山さんが初めてのはず。
チェロ奏者として活躍していた向山佳絵子さんの加入で、これから先、N響のサウンド、特に弦のセクションがどう変わっていくのか楽しみです。


頑張って!安藤美姫さん その3

2013年07月04日 10時47分31秒 | 2013-2014年シーズン
今日は安藤美姫さんの衝撃の告白から初めての公休日。
朝から、フィギュアスケートの本に目を通したり、ネットでいろいろなコメントを読む。また新聞を開くと週刊誌の広告では「安藤美姫」の活字が躍る。
とにかく喧々諤々の様相である。よくもまあ、ここまでコメント出来るもの!と驚くばかり。中には卑猥なコメントもあり怒りを憶える。
世間様の多くの興味は、やはり生まれてきた赤ちゃんの父親が誰かということらしい。
しかし私は、そのことは興味がない。それよりも美姫さんのコーチを誰が務めるのかということの方が私にとって一番気になることである。
それは何故だろう?
やはりフィギュアスケーターとしての安藤美姫さんにしか興味がないからである。
いろいろ好き勝手に、そして興味本位でコメントしている方々は、安藤美姫さんの最高の演技を見たことがあるのだろうか?
単に「安藤美姫」という名前だけで飛びついているだけに違いない。これはマスコミも同様。
私は一昨年、安藤美姫さんが演じる「千の風になって」を生で見て、その神々しい演技に心から感動しました。
あの演技が本当の安藤美姫さんの姿だと信じている。
出産は女性にとって大事業。
それも、たいへんな決意での出産。
その安藤美姫さんが出産を終えて、競技会に復帰する。
12月の全日本選手権出場までの道のりが遠いのは現実。しかし、その向こうにはソチ・オリンピック。
このことはアスリートとして美姫さんが一番、分かっていると思います。
2シーズン競技会から離れていた美姫さんは、日本スケート連盟の強化指定を外れたため地区予選から勝ち上がらなくてはならないので、これから一つ一つ、階段を昇っていく心境でしょう。
早く、しっかりしたコーチが決まって欲しい。
精神面、技術面、両面でアドヴァイス出来て、これからの安藤美姫さんの歩むべき道筋をきちんと明示して引っ張っていける方。
以前にもコメントしましたが、やはり荒川静香さんにコーチになって欲しいなあ。しかし荒川さんも忙しいので無理だろうなあ。

今年の4月発売された「フィギュアスケート日本女子ファンブック2013」での安藤美姫さんの特集ページの最後。美姫さんのコメント。

皆さんにお礼をするためにも「このまま選手を止めます」ってことはしません。できれば、ソチまで。(中略)でも、どこかで必ず、引退試合はしたいと思っています。それもきちんと、気持ちを込めて。今まで応援してくれた皆さんにお礼できるのは、試合の場だと思うから。どこかで必ず、きちんとした演技を見せて、皆さんに挨拶したいです。

このコメントを語ったころ、おそらくお腹の中には、お子さんがいたのでしょう。しかし、それでも競技会に対する意欲、情熱は心の中で消えることはなかったと言えるでしょう。
厳しい環境の中ですが、行けるところまで行ってみようというアスリートとしての強い思いを感じます。
おそらく、一試合、一試合が、これが最後という気持ちでリンクに立つのでしょう。
地区大会はテレビで見ることは難しいので、テレビで放送される全日本選手権には、必ず勝ちあがって来てほしいという気持ちが私の本音。いや、絶対、勝ち上がってくるものと信じています。
盛んに出産を経験してオリンピックに出場したフィギュアスケート選手はいないと力説している方が多くいます。
それならば、なぜ出場できるようホローしてあげないの?アドヴァイスしないの?もし、実現したら、たいへんな快挙じゃないの!
昔から「母は強し」と言われています。
一回り強くなった安藤美姫さんの競技会での演技をぜひ見たい。
フィギュアスケートファンとして美姫さんの演技が出産前と比べて、どう変わって行くのか、ぜひ見てみたい。
最後に、そんな安藤美姫さんを温かく見守って欲しいというのが、私の願いです。
そして、この4月にこの世に生を受けた美姫さんの娘さんのためにも!

鈴木明子さんの新シーズンのプログラム

2013年07月03日 23時09分18秒 | 鈴木明子さん


鈴木明子さんのオフィシャルブログで、いよいよ新しいシーズン、そして現役最後のシーズンのプログラムが発表されました。

ショートプログラム 「愛の讃歌」
フリープログラム  「オペラ座の怪人」

「オペラ座の怪人」は今やフィギュアスケート界では、お馴染みの名曲。
過去、高橋大輔さんや中野友加里さんも演じていました。
私自身、高橋大輔さんのイメージが強い。
また5年前、初めて生で見たフレンズ・オン・アイスでのグループ演技で終生忘れることが出来ないプログラムも「オペラ座の怪人」
その「オペラ座の怪人」を鈴木明子さんが演じます。
「クリスティーヌをエモーショナルに演じたいと思います」と鈴木明子さんはコメントしています。
「ウエスト・サイド・ストーリー」「屋根の上のヴァイオリン弾き」などミュージカルの名曲で私を魅了した鈴木明子さん。
どんな鈴木明子さんの世界を見せてくれるのか今から楽しみです。

そしてフリープログラム以上に楽しみなのがショートプログラムの「愛の讃歌」
バイオリニストの古澤巌さんにオリジナルバージョンで弾いて、平沼有梨さんがアレンジでの楽曲になると言う凝ったものらしい.
「愛の讃歌」はエディット・ピアフや越路吹雪が命を懸けて歌っていた名曲。
映像は越路吹雪の「愛の讃歌」
鈴木明子さんはコメントしています。

歌うように
奏でるように
滑りたいです

私は、何か鈴木明子さんの今までの集大成になる最高のプログラムになる予感がします。


頑張って!安藤美姫さん その2

2013年07月02日 22時06分31秒 | 2012-2013年シーズン
本来なら本日は鈴木明子さんの新しいシーズンのプログラムを話題にすべきですが、やはり、このことを取り上げなければいけないでしょう。
本日の朝、起床してテレビをつけて、ビックリ仰天した。
全く知らなかった。昨晩はアルコールが、かなり入り、夜の9時過ぎに寝てしまった。だから報道ステーションは見ていなかった。
現在、興味本位の多くの情報やコメントがネットでは交錯しています。
しかし、やはり安藤美姫さんが一人の女性として、出産を決意したこと、そして母になることを選んだ決心を尊重して欲しい。
安藤美姫さんが選んだ道を見守って欲しい。
6月のアート・オン・アイスでは美姫さんは一度もジャンプを跳ばなかった。私は何か違和感を感じたのですが、今、やっと訳がわかりました。
このニュースを知った時、すぐに私が思い浮かんだのは昨年8月のフレンズ・オン・アイスでした。
安藤美姫さんは荒川静香さんとのコラボなど私にとって終生忘れられない素晴らしい演技を見せてくれました。
ジャンプも元気に跳んでいました。
この時、すでに美姫さんの体の中には新しい生命(いのち)が宿っていたと思うと、言葉では表現できない感情に襲われました。
今年1月のスターズ・オン・アイスでは荒川静香さんはミュージカル「オペラ座の怪人」から「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」を演じました。
昨年8月のフレンズ・オン・アイスでは、この曲で安藤美姫さんとのコラボでしたが、1月はソロ。
衣装も安藤美姫さんとお揃いだったフレンズ・オン・アイスの時と同じ。
放送を見ながら「スケートリンクで待っているよ」と言う荒川静香さんの安藤美姫さんへの激励の気持ちが込められているように私は強く感じたのですが、今、ますます、その感を強くしました。私の思い過ぎかな?荒川静香さんは、妹分と言える安藤美姫さんの出産のを、いつ知ったのかな?
それにしても生まれてきたお嬢さんは、美姫さんの体の中で、昨年のフレンズ・オン・アイスでの歓声や熱気を感じたのかな?
美姫さんのお嬢さんは生まれながらのフィギュアスケートの申し子かもしれません。これも私の思い過ぎ?
世間様は生まれてきたお嬢さんの父親が誰なのか?と言う興味が強いようですが、私は上記のようなことばかり思いを馳せてしまっています。
これもフレンズ・オン・アイスで、しっかりと安藤美姫さんの演技を見ることが出来たからでしょう。
今年も、ぜひフレンズ・オン・アイスを見に行きたいなあ。結局、結論は、これか!

今年の春、発売された「フィギュアスケート日本女子ファンブック2013」で安藤美姫さんはコメントしています。

96ページ。
選手から選手へ、10人のリレークエスチョン!
鈴木明子さんの問い
「美姫はいつ結婚して、子供は何人欲しいですか?女の子か男の子の、どっちが欲しいか聞きたいです。お互い大人ですもんね!」
安藤美姫さんの回答
「(略)アスリートだから結婚したらだめとか、子供を産んじゃだめとか、ないと思うんですよ!私は2人欲しくて、まず最初は女の子、次に男の子が欲しいです。女の子には、おしゃれさせたい。(略)女の子の名前は決めているけど男の子は全然決めていないんですよ」

98ページ
10年後の自分
「美姫、35歳、コーチ!」

最後になりましたが、安藤美姫さん、ご出産、本当におめでとうございます。
美姫さんのフィギュアスケートに対する情熱、そして挑戦する姿は生まれてきたお嬢さんにとって大きな誇りになると思います。
フィギュアスケートに対する情熱は、美姫さんの心の中で静かに燃えていると信じています。
私たちも、これからの安藤美姫さんのスケート人生と生まれてきたお嬢様の健やかな成長を温かく見守っていきたいものです。








今日、聴いたCD 7月1日

2013年07月01日 17時19分05秒 | 今日、聴いたCD
プッチーニ 歌劇「マノン・レスコー」(全曲)
モンセラ・カバリエ(ソプラノ)プラシド・ドミンゴ(テノール)ブルーノ・バルトレッティ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、アンブロジアン・オペラ合唱団(1971年録音 EMI盤)

数日前、よくお邪魔するクラシック音楽のファンのブログを拝見していたら、プッチーニの歌劇「マノン・レスコー」を取り上げていて、プッチーニのオペラとなると血が騒ぐものがあり、私自身、このオペラのお気に入りのCDをコメントさせて頂きました。
そして、今日の公休日、単純な私は、このオペラの全曲を聴いてしまいました。このオペラの全曲CDでは定評のあるシノポリやムーティの録音も持っていますが、やはりバルトレッティ指揮の録音を聴いてしまいました。
指揮のブルーノ・バルトレッティはフィレンツェ五月音楽祭やシカゴ・リリック・オペラの芸術監督を務め、くしくも先月6月9日に亡くなったイタリア・オペラを中心に活躍した指揮者である。
聴き所はやはりカバリエとドミンゴの声!特に1971年当時のドミンゴの若々しい声。そしてカバリエの美しいソプラノ。カバリエの美しい声を聴くために、この録音を選んだと言っても過言ではありません。

ソプラノのモンセラ・カバリエの評価は我が国では、どうだろうなのだろうか?
おそらく、単なるよく太ったソプラノ歌手と言うイメージだけだったら、たいへん残念です。
私にとってモンセラ・カバリエはオペラの素晴らしさ、私にオペラの神髄を教えてくれた偉大なプリマドンナ。
生まれて初めて私が生のステージで接したプリマドンナである。

昭和51年9月。私が東京での大学1年の時。NHK主催のイタリア歌劇団の公演があり、9月25日渋谷のNHKホールでチレアの歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」を見ました。
出演はモンセラ・カバリエ、フィオレンツァ・コッソット、ホセ・カレラスという今でも信じられない凄い顔合わせ。そして4日後にはヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」の公演。こちらもピエロ・カップッチルリ、ニコライ・ギャウロフ、カーティア・リッチャレルリという、こちらも凄い顔ぶれ。数日間で当時の世界のイタリアオペラ界を代表する歌手たちの凄い声を聴いた経験は、今の私にとって大切なものとなっています。
さてモンセラ・カバリエ。本当に美しい声。だが、あの広いNHKホールを圧するような声ではない。しかし広いNHKホールの隅まで響いてくるピンと張った美しい声!
特に第4幕では、あの広いNHKホールが、ピンが落ちても分かるような凄い緊張感が漂う中で、第4幕のアリア「哀れな花」から幕が下りるまでのカバリエの素晴らしい声!
一人のプリマドンナが劇場を征する凄さ。
あのNHKホールでの経験は一生忘れることはないでしょう。
後年、ミラノ・スカラ座やバイエルン国立歌劇場の来日公演にも接しましたが、あの時のようなNHKホールの雰囲気を再び体感することはなかった。
また公演後のカーテンコール。花束をオーケストラピットに投げ入れたカバリエの姿。本当に粋だった。
歌劇「マノン・レスコー」のことを語るつもりが、モンセラ・カバリエの思い出話になってしまいました。
年寄りの昔話。
本当に失礼しました。