オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

鈴木真梨さんの「アダージェット」

2013年12月19日 14時29分00秒 | 今日、聴いたCD


今年、イタリアで開催された第26回冬季ユニバーシアードでの鈴木真梨さんのフリーの映像を見つけました。
フリーを終えて6位。今年の全日本選手権には残念ながら出場しませんが、以前から鈴木真梨さんは私にとって気になる存在。
プログラムはマーラー作曲、交響曲第5番から第4楽章「アダージェット」
この曲でフィギュアスケートのプログラムに取り入れたのは、私の知る限りでは、バンクーバー冬季オリンピックでのアイスダンス金メダル、テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア以来ではないでしょうか。
なかなか音楽と同化していて素敵な演技。全日本選手権で見ることができないのが、本当に残念です。

さて今日の朝、何を聴こうかと手にしたCDはマーラーの交響曲第5番。
このところ、何か精神的にしんどい日々が続いて、何か規模の大きい長大な曲を聴いて何もかも忘れたいと思い、パッと浮かんだのがマーラーの5番。
今日聴いたCDはジョルジュ・プレートル指揮ウィーン交響楽団による1991年、ウィーンでのライブ録音。
このCDが発売された時、あのバーンスタインの録音を超えたと言われたため、このCDを手にして初めて聴いた時、私自身もいきり立っていたのか、気分的にちょっとかな振り気味で、それ以来聴いていませんでした。
第1楽章、第2楽章は、やはりバーンスタイン指揮ウィーンフィルの演奏が頭の中にありました。やはり、あのバーンスタインの演奏は尋常ではない世界と言えるでしょう。
しかし第3楽章以降はバーンスタインを忘れることが出来ました。
第3楽章のオケの雄弁さ。そして、けっして機能的なものを感じさせず、瑞々しさすら感じさせるものがある。
そして、第4楽章の「アダージェット」の美しさ。戦慄の歌わせ方が素晴らしい。
最近、私自身、どうも手元に届いたCDは、一度聴いたらそのままということが多くなってきました。
安価に往年の名演奏などのCDが手に入り易い時代になった弊害かな?
やはり同じCDを何度か聴き直すことが、やっぱり大切。レコードの時代は、そうであった。
今年の冬のボーナスは散々だった。
とても新しいCDを購入できる余裕がないのが現実。
そんな時だからこそ、今、部屋のCD棚に並んでいるCDを一つ一つ丁寧に聴いていく良い機会かもしれません。




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2 コメント

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アダージェット (ちょ)
2013-12-19 22:15:51
二度目の見参、しーパラ時代以来のきまぐれ者です。
鈴木さん所作がきれいですね。繋ぎの技術と躍動感が備わると楽しみですね。
所作の綺麗なスケーターは姿勢も綺麗で好きです。
太田さん、しーちゃん、あっこちゃん、真央ちゃん。来年以降は競技会を見る楽しみがなくなります。
今年の全日本は全力で応援してきます。(チキンな私はショーには行っても、競技会は怖くて今回初参戦なのです)

アダージェットは好きな曲なのですが、バレエの公演ではなぜかいつも眠くなるんです。
オペラファンさんは耳も目も肥えていて尊敬です。
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全日本選手権 (オペラファン)
2013-12-20 22:40:53
ちょ様へ

「アダージェット」を単独で聴くと、良さが半減かもしれません。長い曲ですが交響曲第5番の第4楽章として聴くと、あの、ゆっくりとしたテンポでの旋律が心に沁みてくるものと思います。
さて、全日本選手権へ行かれるのですか!うらやましい限りです。
23日は仕事は休みですが、埼玉は日帰りが不可能なのでテレビ放送で楽しみます。
私は一度だけ全日本選手権を見に行ったことがありますが、女子シングル・フリーの最終グループの、あの緊迫感あふれる雰囲気は今も忘れることが出来ません。
どんなドラマが生まれるのか?楽しみですね。
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