オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

全日本選手権  最終回

2008年01月08日 19時07分43秒 | 2007年、全日本選手権
昨年暮れの全日本選手権のレポートがなかなか進みませんが今日は一気に行きたいと思います。

話の順序が前後しますが当日会場に到着してすぐに捜したのが「放送席」でした。理由は当日、放送での解説の荒川静香さんがお目当てでした。第二グループの演技が終わるまでわかりませんでしたが第三グループが始まる前の休憩時に反対側で多くののライトが灯されたのでひょっとしてとオペラグラスで見てみると当日の放送の出演者が揃っていました。そして荒川さんの姿も・・・後日放送を見てみると番組の冒頭、荒川さんたちがスタンドを背にコメントをしている場面がありましたが、その時私はテレビではわかりませんが反対側で一生懸命オペラグラスで見ていました。
「荒川さん、私はここにいます!あなたに一番会いたかった!」と心の中で叫びながら・・・

最終グループ以外で印象に残った選手。
①曽根美樹さん
第1グループ。違った意味では一度は見てみたかった方。曲は「カルメン」赤い衣装がよく目立つ。技の切れみなどはあまり感じさせなかった。競技会よりエキビジションを見たかった。
②浅田舞さん
第2グループ最終演技者。まさかこんなに早く彼女を見るとは正直残念であった。
当日第三グループから会場の大きなスクリーンで放送の映像が映し出されましたが第2グループで彼女のみ映像が映し出される。第2グループの他の選手はどう思っただろうか?
③西野友毬さん
第3グループ最初の演技者。かなり固くなっているのがスタンド席でもよくわかる。転倒は残念でしたが高いジャンプも何度か決めていたので彼女本来の力が出ているともっと上になっていたでしょう。音楽はチャイコフスキーのバレエ音楽「眠りの森の美女」の音楽。演技の最後の音楽は第2幕の最後オーロラ姫が眠りから醒める全曲の中で一番劇的な音楽。シニアの中でこれをこなすにはまだ時間が必要か?
④石川翔子さん
西野さんと同じジュニアからの出場。西野さんと比べて落ち着いた様子。大人びた雰囲気を感じさるので意外と急成長があるかも?
⑤太田由希奈さん
第3グループの一番のお目当ては太田さん。本当に美しいとしか言いようがない演技である。ジャンプのきめ方、スパイラルの優雅さ、そして印象的なイナバウアー。太田さんの独自の世界に酔うのみである。この美しさが点数に結びつかないのは本当に残念!!ぜひもう一度、生の演技を見たい方である。
⑥武田奈也さん
第3グループ最終演技者。NHK杯の3位で力をつけてきたのがよくわかる演技であった。しかし残念だったのは放送ではわかりませんがエッジの音が大きくスタンド席の私の席までよく響き本当に耳障りだった事でした。「元気さ」と「美しさ」の違いをわかってほしい。まったくエッジの音が無かった太田さんの美しい演技と好対照であった。


最後にもう一度中野友加里さんのこと。
今回一番楽しみにしていたのは中野さんの演技を見ることで、これだけドラマチックに場内を沸かすとは予想もしていなかっただけに今も感激が残っています。私の会社では毎年、新年に「私の三つの目標」を書いて事務所に掲げますが、毎年私は数値的な事を書いていましたが今年は精神的な事を単刀直入に書きました。
①「気迫」②「自分らしく」③「ひたむきに」
全て今回の中野さんの演技を見て感じたことを率直に書きました。最近不景気な為か仕事の面でも「感動」人の心を揺るがす事が少なくなってきました。そのような時、やはり一人一人の気持ちの持ち方がいかに大切か本当の勉強させて頂き感謝の気持ちで一杯です。
放送で荒川静香さんが中野さんの演技のあと「いかに、かかえていた物があったか・・・いかに努力が大切か・・」とのコメントがあり印象に残りました。
フィギュアスケートには男子シングルやアイスダンスもありますが私が一番女子シングルにひかれるのはなぜでしょうか?以前も書き込みましたが女子シングルは美しい若い乙女たちが舞う美しく華麗な世界。しかし競技会となると私の想像を超えた練習で習得した技がジャンプも一つ一つチェックされ採点され順位をつけられる大変厳しく厳粛な世界。その中で彼女たちは「より美しく」「より高く」自分のもっている全てをぶつけてひたむきに向かっていく。そこから大きな感動が生まれ、女子シングルにはまって行く理由でしょう。
今回の大会ではまさに世界の頂点の演技、日本を代表する実力者たちの演技、そしてジュニアからの新しい才能を一同に見る事が出来そして凄い時代を体感できて幸運でした。
新年そうそう、ある女子社員に言われました。
「2年後のバンクーバーへ応援に行きそうな雰囲気ですね!」
バンクーバーは無理ですがチャンスがあれば、こういった国内の競技会もどんどん生で見たいものです。今回の最終グループの物凄かった緊張感、緊迫感の中にもう一度身を置いてみたいものです。

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2 コメント

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太田由希奈さん (シフ)
2008-01-10 09:09:06
太田さんには、TVで拝見していても、普通に滑っているだけでも人を陶酔させる美しさがありますね。
例えば名歌手が曲に関係なく声だけでも人を酔わせるみたいな。
たとえ勝負に関係のない世界でもいいから、フィギュアスケートの美の使徒(あるいは女神)として末永く活躍して欲しいと思います。
そういう意味で私が荒川さんの次に好きな人です。
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太田由希奈さん (オペラファン)
2008-01-10 23:49:43
太田由希奈さんの演技には競技会という場を忘れさせる美しさがありました。
荒川静香さんのイナバウワーも素晴らしいですが、太田さんのイナバウワーも独特な美しさがありました。
もう一度、ぜひ生で見てみたい方です。
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