オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

インマゼールのシューベルト。

2008年04月11日 16時54分14秒 | 今日、聴いたCD
シューベルト 交響曲第4番ハ短調「悲劇的」D417 
       交響曲第2番変ロ長調 D125

ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナ(オリジナル楽器)
(国内盤)Sony Records SRCR1978  (1997年録音)

最近、フルトヴェングラーの指揮するシューベルトの交響曲第9番をよく聴いていたので他の交響曲を聴きたくなった。私が持っているシューベルトの交響曲全集はベーム盤とインマゼール盤の2組である。オーソドックスなベーム盤が正統派かもしれませんが、私はフォルテピアノ奏者としても有名なインマゼール盤が大好きである。私はどちらかというと古楽器による演奏は好きではありませんが、このシューベルトに関しては別格である。
何と激しい演奏。響き!そして作品が今、目の前で生まれたばかりのような熱さを感じます。古楽器での演奏であることを忘れさせてくれます。古き佳きウィーンのロマンを捨て去り、出てくる音、響きだけで勝負している。全集全体にいえる事であるがシューベルトの音楽の凄みを実感することができます。
私はシューベルトの交響曲の中で以前から4番(特に第2楽章のアンダンテ)が好きでベーム盤をよく聴いていましたがインマゼール盤を初めて聴いた時、別の音楽を聴いているような気がしました。第4楽章の一気に走る物凄いテンポはフルトヴェングラーがこの作品を指揮したら、このようになるのではと思ったりしました。

余談であるが今年はドイツの往年の名メゾソプラノのクリスタ・ルートヴィッヒ生誕80年記念でEMIより5枚組のアンソロジー集(輸入盤)が発売予定で、その中にシューベルトの歌曲が多数、収録されているようで、予約を入れているので到着が楽しみである。

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