オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「作詞家 阿久悠の世界」

2008年08月21日 23時51分32秒 | テレビ
先週の日曜の夜、NHK衛星第2でBSまるごと大全集「作詞家 阿久悠の世界」が、ありました。長い番組でしたが、やっと録画を見終わりました。山本リンダやピンク・レディーから森進一や都はるみの演歌まで、番組でも言っていましたが阿久悠の心の中の引き出しの多さに改めて驚かされました。また、絶えず時代、そして日本人を見つめ、そして日本人として失ってきたものを振り返る阿久悠。考えさせられる事も多かった。
この番組での映像の多くが、ヒットした年の紅白歌合戦の映像である。さすがNHKである。ちょうど私が中学生から大学生の頃が多かったので懐かしさもひとしおである。紅白歌合戦だけに熱唱ばかりである。あの頃のような熱の入った紅白歌合戦をもう一度見たい。

岩崎宏美の「思秋期」、堺正章の「街の灯」、八代亜紀の「舟歌」などは本当に心に、しみました。阿久悠の心の底を見る思いである。

久しぶりに見た藤圭子(娘も歌手らしい)の「京都から博多まで」の映像。燐とした美しさ。そして物凄い演歌!

私は若い頃、石川さゆりが好きでしたが今は演歌の大御所になってしまい興味は全く無くなりました。今は衣装は和服オンリーの様ですが「津軽海峡・冬景色」がヒットしたころの白いドレス姿をもう一度見てみたいと思っていましたが、さすが皆様のNHK、見事念願をかなえてくれました。「津軽海峡・冬景色」の翌年の「火の国へ」の映像も感謝、感謝である。

懐かしくて、懐かしくて涙が出そうになったのは伊藤咲子の「君、かわいいね」である。さすが紅白歌合戦である。バックコーラスはキャンディーズである。彼女は今、どこで何をしているのでしょうか?

そして沢田研二。
「時の過ぎ行くままに」「勝手にしやがれ」「LOVE~抱きしめたい」「カサブランカ・ダンディ」の紅白歌合戦の映像の4連発である。凄い!そして上手い!この様な歌手、今はいない! とにかく圧倒される。私が若い頃、こんな凄いものを、いつもテレビで見ていたと思うと、あの時代、もう一度戻りたい。

最後に一番、私の心を振るわせたのは「ジョニーへの伝言」「5番街のマリー」の高橋真梨子(当時はペトロ&カプリシャス)である。私は今も高橋真梨子の大ファンである。彼女が我が街にやって来たときは必ず聴きに行っています。「ジョニーへの伝言」は私が高校生の時の紅白での映像である。長いロングヘアー、本当に懐かしい。
何度か生で聴いている高橋真梨子であるが、「ジョニーへの伝言」「5番街のマリー」の2曲は一度も歌っていません。彼女の歌う、この2曲をじっくりと聴いてみたいと思っていたので、言葉では言い表す事の出来ない感動であった。

長時間の放送だったので、お宝映像満載!山本リンダも面白かった!DVDにダヴィングして永久保存である。