川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

「北欧のブッダ」スウェーデンボルグ 

2024年08月18日 | 宗教
「北欧のブッダ」と確かフランスのバルザックから言われたスウェーデンボルグ。

彼についての本をパラパラと。

冒頭画像は、鈴木大拙が掲げていた書。自戒の書。

宗教ってのは、結局、To do good 善行をなすためのもの。

こうやって、自分を戒めないと、なかなか人は善行をすることができない。

みんな弱くて醜いからね、、

ーーーーーー

宮沢賢治もエマソンの影響を受けた。


宮沢賢治が東北から東京に家出したのは、「啓示」を受けたから。

これはウィキには載っていなかった。


内村鑑三の無教会主義も、スウェーデンボルグの影響。


宮沢賢治は、花巻の地元では「キツネ憑き」呼ばわりされている。


名作『雨ニモマケズ』の主人公は、敬虔な、敬虔すぎる、クリスチャン。

内村鑑三を看取った斎藤宗次郎。

やっぱりクリスチャンってのが、人間の見本になる。

クリスチャンの精神が、人間の美しさを体現する。

ま、クリスチャン的な、自己犠牲的な、無慾恬淡な精神が、普遍性を持つということですね。


昨日書きましたが、小乗→大乗という仏教の流れは、ユダヤ教→キリスト教って流れと、時期的にも、付合する。


キリスト教の登場と、大乗仏教の登場は、世界史的に、同じ頃。


キリスト教の、あの有名な三位一体も、東洋的な要素を取り入れた。


スウェーデンボルグは原罪を否定している。

これは私も親近感。


私がキリスト教に惹かれつつも洗礼を受ける気になれないのは、その「原罪」思想に腹落ちできていないから。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 結婚相手に求めるもの | トップ | 平塚らいてうも「悟り」を開いた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

宗教」カテゴリの最新記事