22日土曜日から上映開始になった『日曜日は終わらない』初日に行ってきました。
入場できないと悲しいのでかなり早くから並びました。
受付時間のちょっと前に集中してお客さんが殺到。立ち見も出て、満員に。
入場出来ない方もたくさんいたそうです。
上映後、高橋監督と水橋研二さんを迎えて舞台挨拶。
シネ・ラ・セットの林田氏の司会で進行。林田氏は上映企画を立ち上げて尽力
して下さった方。ありがとうございます♪と思いながら見ていました。
由美香さんを起用した理由としてのエピソード…
水橋くんにぶつける相手役はかなりガツンとくる女優さんでないといけない
とのお考えでサチコ役の女優さんを探すのにとても苦労していたという事。
アップリンクでたまたま見た井口監督と由美香さんのトークショーでの由美香
さんを見て決めたそうです。
トークショーの途中で「ちょっとタバコ吸ってきます」と言って席をはずし
また戻ってきてトークに参加したという大胆な由美香さんを見て監督は、
こんな女優は見たことないと思ったそうです。
そういう行動を取っても許される雰囲気を持っている稀な方という事でしょうね。
『水の中の八月』で水橋くんを起用した時の監督の水橋くん起用の決め手は
なかなか相手の目を見て話さないし、オーディションなのにやる気がまったく
感じられなかったけど、そこがいい、という事でしたからね。
(本人はやる気充分だったと弁明してましたが)
高橋監督ってスゴイ人だー
由美香さんは撮影に対してきちんと真面目に取り組む方だったそうで、サチコの
あのあっけらかんとした感じは、なかなかすんなり出せなかったらしく紆余曲折
の上でのサチコの演技だったという話を聞いて、さらっと撮影されていそうな
印象で見てしまいがちだけど、色々な取り組みの上での結果だから女優としての
由美香さんの魅力がとてもよく出ているのだなと改めて思いました。
舞台挨拶の最後に会場にいらしていた林由美香さんの母上が高橋監督に花束贈呈して御挨拶されました。
娘に旅立たれた悲しみからまだ癒えていないとは思うのですが
「たくさんの方に集まっていただけて由美香は幸せ者です」という言葉に感動
してしまいました。
『日曜日は終わらない』を観たのは2回目ですが、セリフではなく風景が饒舌に
語る作品なのでみればみるほど新たな発見と深い味わいが得られました。
28日までにもう1回観に行きたいと思います。出来れば毎日行きたいくらいですが…
また作品中心に感想を書きたいと思います。
『日曜日は終わらない』
渋谷シネ・ラ・セットにて10/28までモーニング(AM10:10~)上映中
写真※この看板は開場間近に出されました。シャッターはまだ開いてない時間なので8時台くらい。受付開始時はたくさんの人でごった返してました。