こんにちは荒子川公園のわたなべです。
天気予報では、暑さの中休みで今週は、曇りや雨みたいですね
この時期の雨は植物にとっての『命の水』にあたります。
樹木園のケヤキ並木もここ最近の暑さで、葉をふるい始めています。
だから、秋でもないのに葉っぱを落としているんですね これこそ植物の生き残るための能力ですね
話は変わりますが、花壇の水やりは『荒子川公園サポートクラブ』の皆様と私達公園スタッフが日々がんばっています。
そして、水やりをしていると普段気付かないことがみえてきます。
そんな出来事が、今日のテーマ日本最大のバッタです。
実は荒子川公園には日本最大のバッタ『ショウリョウバッタ』がいます。
よくみるとこんなバッタもいます。
【問題】 この2種類のバッタですが実は同じ『ショウリョウバッタ』です。
なぜ緑色のものと茶色のものの両方がいたりして、まるで別の種類のようですね。
これはなぜでしょうか?
【答え】 生き物は生きるために様々な工夫をします。バッタやキリギリスの仲間などは、卵からかえった瞬間から体の色が決まっています。茶色か緑色のどちらかで、その色は一生変わりません。
彼らの住んでいる環境は、川岸などの原っぱです。こうした場所はときに増水で水につかったり、野火などで緑が消えたりと、安定した環境ではありません。
もし緑がないときに体が緑色だと、茶色の地面では野鳥などの害敵にすぐ見つかってしまいます。
緑色と茶色、両方のバッタが生まれれば、草原ならば緑色のバッタが生き残る確率が高く、土の上なら茶色のバッタが生き残るでしょう。
こうして、種として世代をつないでいくことができるのです。
そして暑い荒子川公園の散策のあとは・・・・
【展示会】フラワーブラボーコンクール写真(春花壇)展 残り僅か21日までになります。
ティールーム紫音 オリジナルメニュー
夏季限定ラベンダーカルピスかき氷 は絶品
是非、今しか味わえない夏の荒子川公園をお楽しみください。 ~スタッフ一同心よりお待ちしております~