京都浄土宗寺院特別大公開の寺院は宇治にもあり、
安養寺というお寺へ。
宇治といっても観光客がワンサカといる場所では無く、
地元住民が住んでいる場所にお寺はありました。
最後の道は細くて行けるか心配したけど。(^^;
所在地:京都府宇治市菟道東中9
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
【縁起】
現在地の菟道(うじ)は平安時代以前の呼び名であったのが、
日本書紀や古事記に見られます。
この菟道村を大鳳寺村とも呼び、
白鳳時代にこの地に実在した寺の名前に因んだ名称です。
安養寺の前を通る道を奈良道、旧奈良街道と呼び、
この地域で最も古い街道です。
安養寺は元天台宗で天文7年(1538)に念誉助心が再興し、
浄土宗に改められました。
この地域に住むお茶師の帰依を受け繁栄し、
現在地に移転したのは貞亨2年(1685)と云われています。
大鳳寺村には安養寺の他に崇林寺、大善寺、賽全庵、正善院という
五つの寺が実在したが、廃仏毀釈等の時代の流れで、
それらの寺が統合されて現在に至る。
【全景】
こちら側と反対側に無料駐車場がありました。
【山門】
御住職に聞いた話だと、
茶師の末裔である大檀家が一千万円を寄進して建立されたそうです。
私もお金が腐るほどあったら寄進するんだけど。(笑)
【鐘楼堂】
このお寺には大檀家がもう一家あり、
その檀家さんが三千万円寄進して鋳造されたものとか。
凄過ぎる。
私の家にも寄進してほしいわ。(^^;
後で近くの檀家さんの家を見たらやっぱり凄かった。
【コスモス】
檀家寺だけあって普段は非公開の寺院。
こういう時だからこそ気を使うことなく参拝出来ます。(^^
やっぱり電話予約で拝観というのはハードルが高いですからね。
【地蔵菩薩】
【十三重石塔】
【ドウベン】
熱帯性スイレン。
【本堂】
早速本堂に上がらせていただく。
拝観料は特に決まっていませんが、
志納金として300円納めさせていただいた。
【内陣】
いや~、予想以上の立派な内陣です。
素晴らしい。
優しそうな奥様の説明を途中から聞いていましたが、
強面の御住職が登場し始めから丁寧に説明していただきました。
御自身でも言ってましたが、ヤンチャな子供時代だったようで、
そのまま大人になった感じの御尊顔でした。(笑)
恐る恐る写真は良いですか?って聞いたら、
なんぼでも撮っていいよ、と快諾を得ました。(^^
浄土宗のお寺は撮影OKなところが多いと思う。
【阿弥陀三尊像】
こんなに近くまで寄って拝めました。(^^
【脇段】
左右に脇段が設けられ廃寺の客仏が祀られていました。
【地蔵菩薩】
江戸時代作だけど今もなお色鮮やかです。(^^
こちらの地蔵菩薩は平安から鎌倉時代作で、
さすがに色彩は残っていませんね。
【善導大師】
【阿弥陀如来】
【諸仏】
阿弥陀如来、観音、高僧の像と思われます。
【阿弥陀三尊来迎図】
恵心僧都作と箱書きに銘がありますが、
さすがに本物かどうかは不明だそうです。
しかし、截金で精巧に造られているだけあって、
そこら辺にある偽物では無いようです。
何故そう言えるのか?
以前、截金細工職人の仕事ぶりがテレビで放送されていましたが、
まさに超絶技巧で簡単に出来る代物では無いからです。
【釈迦涅槃図】
【脇段】
向かって右側です。
【阿弥陀如来】
平安時代作。
廃寺になった正善院の御本尊だったそうです。
【法然上人】
【地蔵菩薩】
【宝塔】
【布目瓦】
この周辺を掘るといっぱい出てくるそうです。
あと、内陣の奥の位牌堂にも案内してくれ、
檀家さんの位牌の数々が安置されていました。
なかでも大檀家の二家の位牌は350年も続くだけあって、
高さ40センチはあろうかという大きな位牌でした。
普通の家だったらどんなに長くても50回忌が限界だろうけど、
この二家は350回忌法要を行ったそうです。
【御朱印】
お会いしていませんが、
96歳になる先代住職が対応されたとか。
達者です。(^^
安養寺というお寺へ。
宇治といっても観光客がワンサカといる場所では無く、
地元住民が住んでいる場所にお寺はありました。
最後の道は細くて行けるか心配したけど。(^^;
所在地:京都府宇治市菟道東中9
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
【縁起】
現在地の菟道(うじ)は平安時代以前の呼び名であったのが、
日本書紀や古事記に見られます。
この菟道村を大鳳寺村とも呼び、
白鳳時代にこの地に実在した寺の名前に因んだ名称です。
安養寺の前を通る道を奈良道、旧奈良街道と呼び、
この地域で最も古い街道です。
安養寺は元天台宗で天文7年(1538)に念誉助心が再興し、
浄土宗に改められました。
この地域に住むお茶師の帰依を受け繁栄し、
現在地に移転したのは貞亨2年(1685)と云われています。
大鳳寺村には安養寺の他に崇林寺、大善寺、賽全庵、正善院という
五つの寺が実在したが、廃仏毀釈等の時代の流れで、
それらの寺が統合されて現在に至る。
【全景】
こちら側と反対側に無料駐車場がありました。
【山門】
御住職に聞いた話だと、
茶師の末裔である大檀家が一千万円を寄進して建立されたそうです。
私もお金が腐るほどあったら寄進するんだけど。(笑)
【鐘楼堂】
このお寺には大檀家がもう一家あり、
その檀家さんが三千万円寄進して鋳造されたものとか。
凄過ぎる。
私の家にも寄進してほしいわ。(^^;
後で近くの檀家さんの家を見たらやっぱり凄かった。
【コスモス】
檀家寺だけあって普段は非公開の寺院。
こういう時だからこそ気を使うことなく参拝出来ます。(^^
やっぱり電話予約で拝観というのはハードルが高いですからね。
【地蔵菩薩】
【十三重石塔】
【ドウベン】
熱帯性スイレン。
【本堂】
早速本堂に上がらせていただく。
拝観料は特に決まっていませんが、
志納金として300円納めさせていただいた。
【内陣】
いや~、予想以上の立派な内陣です。
素晴らしい。
優しそうな奥様の説明を途中から聞いていましたが、
強面の御住職が登場し始めから丁寧に説明していただきました。
御自身でも言ってましたが、ヤンチャな子供時代だったようで、
そのまま大人になった感じの御尊顔でした。(笑)
恐る恐る写真は良いですか?って聞いたら、
なんぼでも撮っていいよ、と快諾を得ました。(^^
浄土宗のお寺は撮影OKなところが多いと思う。
【阿弥陀三尊像】
こんなに近くまで寄って拝めました。(^^
【脇段】
左右に脇段が設けられ廃寺の客仏が祀られていました。
【地蔵菩薩】
江戸時代作だけど今もなお色鮮やかです。(^^
こちらの地蔵菩薩は平安から鎌倉時代作で、
さすがに色彩は残っていませんね。
【善導大師】
【阿弥陀如来】
【諸仏】
阿弥陀如来、観音、高僧の像と思われます。
【阿弥陀三尊来迎図】
恵心僧都作と箱書きに銘がありますが、
さすがに本物かどうかは不明だそうです。
しかし、截金で精巧に造られているだけあって、
そこら辺にある偽物では無いようです。
何故そう言えるのか?
以前、截金細工職人の仕事ぶりがテレビで放送されていましたが、
まさに超絶技巧で簡単に出来る代物では無いからです。
【釈迦涅槃図】
【脇段】
向かって右側です。
【阿弥陀如来】
平安時代作。
廃寺になった正善院の御本尊だったそうです。
【法然上人】
【地蔵菩薩】
【宝塔】
【布目瓦】
この周辺を掘るといっぱい出てくるそうです。
あと、内陣の奥の位牌堂にも案内してくれ、
檀家さんの位牌の数々が安置されていました。
なかでも大檀家の二家の位牌は350年も続くだけあって、
高さ40センチはあろうかという大きな位牌でした。
普通の家だったらどんなに長くても50回忌が限界だろうけど、
この二家は350回忌法要を行ったそうです。
【御朱印】
お会いしていませんが、
96歳になる先代住職が対応されたとか。
達者です。(^^