不退寺の次は国宝の十一面観音様が有名な海龍王寺です。
実は何故かこのお寺に足が向かわず、
初めての参拝となります。(^^;
所在地:奈良県奈良市法華寺北町897
宗派:真言律宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:8世紀前半
開基:伝・玄
発願:光明皇后
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和路秀麗八十八面観音巡礼
【縁起】
飛鳥時代に毘沙門天を本尊として建てられた寺院を、
天平3年(731)に光明皇后により海龍王寺としてあらためて創建されました。
平安時代となり都が平安京に移ると平城京は衰退し、
海龍王寺も同様に衰退していきましたが、鎌倉時代になると真言律宗を開いた
興正菩薩叡尊により伽藍の大修理を受けると戒律の道場や勉学所として栄え、
鎌倉幕府からは関東御祈願34箇寺に選ばれました。
しかし、室町時代になり応仁の乱が起こると奈良も影響を受け、
海龍王寺一帯も戦場となってしまい打ち壊しや略奪の被害を被ったことから
再び衰退の一途をたどります。
江戸時代になり徳川幕府から知行百石を受けることとなり、
本堂や仏画の修理が行われると同時に「御役所代行所」としての役割を果たしますが、
明治時代の廃仏毀釈の際に東金堂や什器を失うという大きな打撃を受けます。
昭和28年に松本重信が特任住職として海龍王寺に入寺。
かっては信尊和尚、興泉和尚、元澄和尚、光淳和尚、高瑜和尚と、
海龍王寺から五名の西大寺を長老を輩出。
真言律宗の中でも筆頭格の寺院であった輝きを取り戻すべく自身の手で復興を始め、
昭和40~42年には西金堂、経蔵の解体修理をはじめ国宝・五重小塔の返還、
西金堂への安置、本堂の修理及び伽藍の復興に心血を注いだ故に、
現在の海龍王寺の姿があります。
【山門】
なかなか渋い雰囲気を感じますね。
山門横に無料駐車場がありました。
【参道】
ここの雰囲気はいいです~。
海龍王寺のHPにも書かれていますが、
いかにも奈良といった風情があります。
【中門】
塀マニアも満足しそうな築地塀がたまりません。
ここで拝観料を支払い境内へ。
【地蔵尊】
お地蔵さんがお出迎え。
【桜】
【雪柳】
【御堂】
【本堂】
早速本堂内へ。
【十一面観音菩薩 】
堂内は撮影禁止でしたので、画像はネットで拾ったものです。
光明皇后が自ら刻まれ、慶派の仏師によって造られた仏様で、
実際に見てみると実に優美で完璧な美にうっとりしてしまう。
本当に素晴らしい仏様です。
【西金堂】
創建当時の建物で重要文化財。
【五重小塔】
西金堂の堂内に安置されています。
こう見えて国宝です。
【東金堂跡】
東金堂にも五重小塔があったという。
廃仏毀釈により重文の建物と国宝の小塔を失いました。
明治政府と当時の民達はとんでもないことをしてくれましたね。
新しい権力者は前の権力者のものを破壊する。
それは古今東西、古代から現代まで変わらない。
人類はいつになったら成長するんだろう。。。
【経蔵】
重要文化財。
【生木地蔵】
【御朱印】
実は何故かこのお寺に足が向かわず、
初めての参拝となります。(^^;
所在地:奈良県奈良市法華寺北町897
宗派:真言律宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:8世紀前半
開基:伝・玄
発願:光明皇后
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和路秀麗八十八面観音巡礼
【縁起】
飛鳥時代に毘沙門天を本尊として建てられた寺院を、
天平3年(731)に光明皇后により海龍王寺としてあらためて創建されました。
平安時代となり都が平安京に移ると平城京は衰退し、
海龍王寺も同様に衰退していきましたが、鎌倉時代になると真言律宗を開いた
興正菩薩叡尊により伽藍の大修理を受けると戒律の道場や勉学所として栄え、
鎌倉幕府からは関東御祈願34箇寺に選ばれました。
しかし、室町時代になり応仁の乱が起こると奈良も影響を受け、
海龍王寺一帯も戦場となってしまい打ち壊しや略奪の被害を被ったことから
再び衰退の一途をたどります。
江戸時代になり徳川幕府から知行百石を受けることとなり、
本堂や仏画の修理が行われると同時に「御役所代行所」としての役割を果たしますが、
明治時代の廃仏毀釈の際に東金堂や什器を失うという大きな打撃を受けます。
昭和28年に松本重信が特任住職として海龍王寺に入寺。
かっては信尊和尚、興泉和尚、元澄和尚、光淳和尚、高瑜和尚と、
海龍王寺から五名の西大寺を長老を輩出。
真言律宗の中でも筆頭格の寺院であった輝きを取り戻すべく自身の手で復興を始め、
昭和40~42年には西金堂、経蔵の解体修理をはじめ国宝・五重小塔の返還、
西金堂への安置、本堂の修理及び伽藍の復興に心血を注いだ故に、
現在の海龍王寺の姿があります。
【山門】
なかなか渋い雰囲気を感じますね。
山門横に無料駐車場がありました。
【参道】
ここの雰囲気はいいです~。
海龍王寺のHPにも書かれていますが、
いかにも奈良といった風情があります。
【中門】
塀マニアも満足しそうな築地塀がたまりません。
ここで拝観料を支払い境内へ。
【地蔵尊】
お地蔵さんがお出迎え。
【桜】
【雪柳】
【御堂】
【本堂】
早速本堂内へ。
【十一面観音菩薩 】
堂内は撮影禁止でしたので、画像はネットで拾ったものです。
光明皇后が自ら刻まれ、慶派の仏師によって造られた仏様で、
実際に見てみると実に優美で完璧な美にうっとりしてしまう。
本当に素晴らしい仏様です。
【西金堂】
創建当時の建物で重要文化財。
【五重小塔】
西金堂の堂内に安置されています。
こう見えて国宝です。
【東金堂跡】
東金堂にも五重小塔があったという。
廃仏毀釈により重文の建物と国宝の小塔を失いました。
明治政府と当時の民達はとんでもないことをしてくれましたね。
新しい権力者は前の権力者のものを破壊する。
それは古今東西、古代から現代まで変わらない。
人類はいつになったら成長するんだろう。。。
【経蔵】
重要文化財。
【生木地蔵】
【御朱印】