Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

山科地蔵・徳林庵(2012年9月1日参拝)

2012-09-23 | 仏閣
本日は西国番外の元慶寺を訪れる為に山科方面へ。
山科にはいろいろいい神社仏閣があるので楽しみです。

まずは京都東ICで降り旧東海道を走り、
京の六地蔵巡りのひとつである山科地蔵へ。



所在地:京都府京都市山科区四ノ宮泉水町16
宗派:済宗南禅寺派
御本尊:地蔵菩薩
創建:天文19年(1550年)
開基:雲英正怡禅師


【由緒】
徳林庵は雲英正怡禅師が人康親王の菩提を弔う為に創建。

山科地蔵は仁寿2年(852)に小野篁が作った6体の地蔵のうちの1体である。
当初は六地蔵にあったが都の守護などを願うために、
後白河天皇の命により平清盛と西光法師が保元2年(1157)に
街道の出入口6か所に1体ずつ分置した。

なお、徳林庵は恋塚浄禅寺、上善寺、大善寺、源光寺、地蔵寺とともに
京都六地蔵巡りのひとつとされ、毎年8月22日、23日に行われる。


【人康親王】
天長8年(831年-貞観14年5月5日(872年6月14日)は平安時代の皇族。
仁明天皇第四皇子で母は贈皇太后藤原沢子(贈太政大臣正一位藤原総継の娘)。
同母兄に光孝天皇。弾正尹兼常陸太守となったが、
貞観元年(859年)に病気の為出家して隠棲した。

親王が隠棲した場所は諸羽山の麓、現在の京都府京都市山科区四ノ宮とされ、
四ノ宮と言う地名も親王が仁明天皇の第四皇子であった事に因むとする説がある。


【地蔵堂】




この堂内に彩色も見事な地蔵菩薩が祀られていました。

私が参拝した時も地元の方々がお参りされており、
地域に愛され根差したお地蔵さんのようですね。


【わらべ地蔵】



【人康親王・蝉丸供養塔】



【徳林庵】



普段、御朱印をいただけるのか分かりませんが、
さすがにピンポーンと呼び鈴を鳴らしてまで、
御朱印をいただきたいとは思いませんでした。

比叡大聖天 最乗院(2012年8月17日参拝)

2012-09-22 | 仏閣
本日ラストの参拝は沢山の幟でアピールしている比叡大聖天 最乗院です。
全く予備知識なしで参拝でしたのでちょっと不安を感じつつも境内へ。




穴太積みの石垣がとても見事です。


住所:滋賀県大津市坂本4丁目1-7
宗派:天台宗
創建:平成14年
開山:高川慈照


【本堂】


尼さんが出てこられ少しお話させていただいた。
優しさが満ち溢れた方でした。

飼われている犬達もとてもおとなしい。

遅かったので本堂の中に入りたいとは言わず、
外から参拝させていただきました。


【二大龍王】



【稲荷社】



御朱印は尼さんにお聞きしたところやっていないそうです。


これにて比叡山、坂本への訪問もおしまい。

今年の盆休みは高野山、比叡山の二大聖地を訪れることができ、
とても充実した盆休みとなりました。

日吉東照宮(2012年8月17日参拝)

2012-09-21 | 神社
所在地:滋賀県大津市坂本四丁目2-12
主祭神:徳川家康公
創建:元和9年(1623年)
社格:日吉大社末社


【由緒】
徳川家康公は没後、静岡の久能山東照宮、後に栃木の日光東照宮にお祀りされましたが、
東照宮造営に縁の深い天海上人が天台宗の僧侶であったこともあり、
元和九年(1623)徳川三大将軍家光公の時に比叡山の麓に造営されました。
その際には本殿と拝殿を繋ぐ「権現造り」という様式を用い、
できあがった社殿が素晴らしく、その様式を基に日光東照宮を再建したといわれています。
明治以前は比叡山延暦寺が管理をしていましたが、
明治時代に入り神仏分離令が出されると共に日吉大社の管理するお社となり
今日に至っています。


【鳥居】



【石段】


この石段が一段一段高くて比叡山延暦寺、坂本と歩き疲れた足に最後のダメ押し。

本当に疲れて何度も途中で立ち止まったよ。(^^;


【唐門】






やっとこさ到着。

なかなか美しい。

【社殿】




重要文化財。


御朱印は残念ながら社務所が閉まっていたのでいただけませんでした。

後で調べたら日曜祝日は有料で内部拝観出来るので、
御朱印はその時にいただけるようですね。

とにかくしんどい石段でした。

社殿や唐門より石段が一番印象に残ってます。(^^;

滋賀院門跡(2012年8月17日参拝)

2012-09-20 | 仏閣
所在地:滋賀県大津市坂本4-6-1
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:1615年(元和元年)
開基:天海
札所:びわ湖百八霊場 湖西9番


【沿革】
元和元年(1615)天海大僧正が後陽成上皇より京都の御所の高閣を賜わり移築され、
明暦元年(1655)後水尾上皇より滋賀院の号を賜わった。
 しかし、残念なことに明治11年に火災で全焼し現建築は明治13年に
延暦寺の山上にあった建物を移築したものである。
境域は約1万平方米の敷地に内仏殿・宸殿・二階書院・庫裡・台所と
お成り門・通用門それに6棟の土蔵からなり宸殿と二階書院に面した庭園があり、
外観は堂々たる石垣(穴太衆積み)の上に土塀がめぐらされ、
天台座主の御座所として地元では滋賀院御殿と呼んでいる。

見どころは、狩野派、渡辺了慶作の襖絵と伝小堀遠州作の庭園がある。





【勅使門】



【山門】


庫裏で拝観料を支払い宸殿などを見学。
数年前は確か撮影OKだったはずだけど、
今日行ったら撮影禁止になっていました。

何があったか知らないけど残念です。


【庭園】






庭はそんなに好きじゃないのもあるけど、
特に響くものはありませんでした。


【慈眼堂】






比叡山焼討ち後の復興に力を注ぎ、徳川家康・秀忠・家光の三代将軍に使え、
黒衣の宰相と云われた慈眼大師・南光坊天海大僧正を祀る廟所である。
境内には桓武天皇・後陽成天皇・後水尾天皇および徳川家康や
紫式部・和泉式部・新田義貞の供養塔、そして江戸期以降の歴代天台座主の墓がある。


【灯篭】



【桓武天皇供養塔】



【鎮守社】



【御朱印】


生源寺(2012年8月17日参拝)

2012-09-19 | 仏閣
西教寺を参拝し、こちらも以前から参拝したいと思っていた生源寺へ。



所在地:滋賀県大津市坂本6-1-17
宗派:天台宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:奈良時代
開基:最澄
札所:びわ湖108霊場 湖西8番、近江西国三十三所霊場第六番札所


【山門】


こちらは恐れ多くも伝教大師最澄の生誕の地であるぞ。
頭が高い、控えおろう、といつもより頭を下げながら山門をくぐる。


【ふれあい夏まつり】


境内に入るとトラックやら業者さんやら一杯で何事かと思ったら、
夏まつりの準備に大忙しの皆さん。

しまったー、
これでは落ち着いて参拝出来ないではないか。

私は出来るだけ祭の時や紅葉の時期の有名寺院には行かないようにしている。
人が多いといろいろ煩わしいもんね。

ま、今日は仕方ない。


【本堂】


本堂の中ではお坊さん達も忙しそうにいろいろ準備されておりました。


【鐘楼】



【稲荷社】



【別當大師堂】



【御朱印】