Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

向日神社(2012年2月26日参拝)

2012-03-26 | 神社
善峰寺へ行くと決めた日から向日神社も参拝すると決めていた。
なかなか立派な神社と聞いていたので。

でも、行くと決めてなかったら神社に到着してなかっただろう。
この辺りに土地勘がないと意外と分かり難い場所にあるんで。

神社の近くにある競輪場はすぐに見つかるんだけどね。

競輪はやらないんで良かったが、
競馬のウィンズだったら神社に行かないで馬券買ってるとこだったよ。(^^;


所在地:京都府向日市向日町北山65
主祭神:向日神、火雷神、玉依姫命、神武天皇
社格:式内社(名神大)・府社
創建:不明


【参道】


御影石が敷きつめられた参道は200メートルもあり、
この神社の規模の大きさが分かりました。


【舞楽殿】




なんとも気品のある舞楽殿です。


【本殿】






重要文化財。

現在の本殿は応永2年(1418年)に再建されたもの。

重厚な雰囲気で威厳を感じますね。

それもそのはず、
明治神宮の本殿は向日神社をモデルにして造られたそうです。


【勝山稲荷社】




御祭神:倉稲魂命、宇迦之御魂神


【元稲荷社】





【天満宮社】


御祭神:菅原神、大歳神、屋船神


【御霊神社】




御祭神:伊邪那岐尊、伊邪那美尊


【春日神社】


御祭神:武甕槌神、斎主神、天津兒屋根尊、姫大神


【祖霊社】



【五社神社】




御祭神:大己貴神、武雷神、別雷神、磐裂神、事代主神


【勝山身代り不動明王】




ここでお不動さんにお会い出来るとは思いませんでした。(^^


【神変大菩薩社】



【御朱印】

篠村八幡宮(2012年2月26日参拝)

2012-03-25 | 神社
善峰寺へ向かう為に9号線を車で走っていると、
足利高氏旗揚げの地 篠村八幡宮という看板を見たので寄り道。

そりゃ、そそられますわな。


所在地:京都府亀岡市篠町篠上中筋45-1
主祭神:譽田別命(応神天皇)
配祀神:仲哀天皇、功皇后
社格:郷社
創建:延久三年(1071)


【由緒】
延久3年(1071年)に後三条天皇の勅宣により、
河内国(大阪府羽曳野市)に鎮座していた誉田八幡宮から
勧請され創建されたと伝えられている。
延久4年(1072年)に河内守・源頼義の寄進状が残っており、
「丹波の国 新八幡宮の修営のため篠村庄を寄進する・・・」とあることから、
長子を石清水八幡宮で元服させ八幡太郎義家と名乗らせたり、
鎌倉の鶴岡八幡宮を創建するなど八幡神に対する崇敬を惜しまなかった頼家が、
自分の荘園であった篠村庄の原初の神社に自分が国主を務める河内から
誉田八幡宮の御分霊を勧請したものだろう。

元弘三年(1333)足利高氏が当社に戦勝祈願の願文を奉じて首尾よく六波羅探題を滅ぼし、
健武中興や室町幕府開幕のきっかけを掴んだことから、
足利尊氏をはじめ歴代の足利将軍から多くの荘園の寄進をうけ、
室町時代を通じ三十余の宮殿を備えるほど栄えたと伝えられています。

多くは応仁の乱や明智光秀の丹波平定の戦火によって損壊、
十一の宮殿を残すだけとなっていたのを寛永年間に亀山城主菅沼定芳により造営。
以来、亀山城主の氏神を祀る直轄社として歴代城主の手で維持・改修している。


【鳥居】


承応元年(1652年)亀山城主の松平忠晴により建立。

昭和54年に皇太子殿下も来られたそうで、
記念の石碑が建てられています。


【拝殿】




大正12年(1923)建立。
昭和初期までは奉納謡曲や能舞い等が行われていましたが、
現在では例大祭で使用する程度に留まっています。


【本殿】




現社殿は三百十余年に渡り維持改修されてきたものです。


【矢塚】




戦勝祈願に際して高氏以下の諸将が神前に捧げた玉串に代えて
鏑矢を納めた史蹟。

石玉垣は元禄十五年(1702)建立されたもの。


【稲荷神社】


創建は不明ながら伏見稲荷神社の御分霊を勧請したもの。


【祖霊社】


歴代神職と地元から太平洋戦争に出征して戦死した55柱の英霊が祀られています。

古来歴代神職の御霊だけが祀られていましたが、
昭和52年、靖国神社から55柱の英霊の御分霊を勧請し合祀。


【御神木】



【乾疫神社】




御祭神:建速須佐之男神、大己貴神、少彦名神。

手前の灯篭一対は天保十五年(1844)奉献されたもの。


【小宮社】


近郷の祠に祀られていた神社を明治以降に四つの小社に移したもの。

左にから秋葉神社・愛宕神社、住吉神社・春日神社・日吉神社、
皇大神宮・豊受大神、天満宮。


【境内】


神社らしい雰囲気です。


【足利氏旗立楊】


亀岡市指定の史跡。

旗揚げに際して高氏が4月27日から5月7日まで味方に駆け寄せる武将に、
本営の所在を知らせる為に山陰街道沿いに二引両の家紋入りの源氏の白旗を掲げた場所。

石玉垣は貞亭四年(1687)に建立されたものを明治四十一年に立て改められたもの。


【風景】


こういう田舎の風景が好きです。


【御朱印】



予定になかった知らない神社を訪れて、
それがいい神社だったら嬉しいですね。

真福寺(2012年2月26日参拝)

2012-03-24 | 仏閣
穴太寺から僅か数百メートルのところにひっそりとしたお寺がある。
永平寺を大本山とする曹洞宗の真福寺です。


所在地:京都府亀岡市曽我部町西条下久保1
宗派:曹洞宗
御本尊:聖観世音菩薩
創建:慶安三年(1650)
開山:萬安英種大和尚


【山門】



【本堂】


江戸末期に火災で焼失し、長い間、仮本堂でしたが、
昭和62年に再建されたもの。


【観音菩薩像】



御朱印の有無は不明ですが、
恐らくないと思われます。



【西条八幡宮】


寺の隣に鎮座。

普段は真福寺の住職さんが管理されており、
例祭の時は持ち回りの神職さんが来られるそうです。




御祭神:応神天皇。


【稲荷社】



【三寶大荒神】


三面の神の石像が祀られています。

小幡神社(2012年2月26日参拝)

2012-03-22 | 神社
穴太寺参拝後、近くを車で探索。
こじんまりとした神社発見。


所在地:京都府亀岡市曽我部町穴太宮垣内1
主祭神:開化天皇
配祀神:彦坐王・小俣王
社格:式内社・村社
創建:和銅元年(708)


【鳥居】



【由緒】


意外に歴史ある神社みたいですね。
円山応挙の絵馬が保存されてるなんて思いもよりませんでしたよ。

後で調べたら新興宗教の大本教と所縁が深く、
出口王仁三郎の生家・上田家の産土神社だそうです。

ちなみに大本教の現在の教主の孫(男)と仕事で関わったことがあります。
教主は女性しかなれないし、宗教に興味ないからか一般の一流企業に就職していますが、
やっぱりちょっと変わってるというかボンボンって感じでしたね。


【拝殿】





【本殿】


現在の社殿は天和三年(1683)に再建されたもの。


【稲荷社】



この他にも奥行のある境内に末社などがありましたが、
デジカメのバッテリーが少なかったので割愛。(^^;


御朱印に関しては宮司さんが留守でしたので不明です。

穴太寺(2012年2月26日参拝)

2012-03-21 | 西国三十三ヶ所
本日は西国さんの穴太寺と善峰寺をメインにこの界隈を参拝することに。

私の住んでる所から亀岡ってなかなか行きづらい場所でね。
今回初めて行くので楽しみです。

でも軽く雪が舞ってるし寒いわ~。


所在地:京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:伝・705年(慶雲2年)
開基:伝・大伴古麻呂、文武天皇(勅願)
札所:西国三十三箇所21番、神仏霊場巡拝の道130番(京都50番)


【仁王門】


江戸時代中期に再建されたもの。


【仁王像】



【本堂】






拝観料300円を支払って本堂内部へ。

御本尊の薬師如来と聖観世音菩薩立像、聖観世音菩薩立像が祀られています。

鎌倉時代作の木造聖観音立像 は1968年に盗難に遭いまだ未発見とか。

何とも罰当たりな泥棒もいるもんだが、
これほど貴重な仏様を盗まれる寺もいかがなものでしょうか。


また、向かって右側には1896年に本堂天井裏より発見された
「撫で仏」と呼ばれる木彫釈迦涅槃像が布団の中で寝ていらっしゃいました。

あー、これがあの涅槃像かぁ。

確か「見るだけじゃ物足りない」というキャッチフレーズがあるだけあって、
貴重な仏像が触りたい放題です。(笑)

もっとも、
身体の悪い所を撫でると治るという信仰があるので、
治したい所だけ撫でましょう。


残念ながら本堂内陣は撮影禁止でした。

せめて撫で仏のキュートなお姿は写真で紹介したかった。


【念仏堂】


宝永2年(1705年)に禅海によって建立された念仏道場で、
阿弥陀如来坐像が祀られています。


【観音堂】


西国札所の砂が納められているそうです。


【宇治宮成の墓】



【鐘楼】


宝暦9年(1759年)の建立。


【多宝塔】




文化元年(1804年)再建されたもの。

釈迦如来と多宝如来されているそうです。

このお寺の雰囲気にぴったりな渋い多宝塔です。


【鎮守堂】


天満宮と稲荷明神が祀られています。


【御朱印】