Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

頂法寺 六角堂(2011年2月19日参拝)

2011-02-21 | 西国三十三ヶ所
西国三十三か所第十八番の頂法寺。

本堂が平面六角形であることから「六角堂」の通称で知られる。
本尊は如意輪観音(秘仏)。

延暦13年(794年)の平安遷都以前の創建。
開基は聖徳太子といわれる。


【山門】





【本堂】



【太子堂】



太子堂の横の池に何故か白鳥がいました。




【親鸞堂】



【不動明王】





【御朱印】



こちらのお寺は本当に京都の街の中にあって、
正直、古寺の風情がないなぁと思った。

こういうお寺はやはり寂れた場所にあった方が似合う。

真宗佛光寺派 本山佛光寺(2011年2月19日)

2011-02-20 | 仏閣
本能寺に行こうと思ったところ、
道に迷って偶然門構えがいいお寺を発見したので、
思わず寄ったのがこちらの佛光寺。


門を見て東西本願寺の門に似ているなと思って中に入ると、
親鸞聖人所縁のお寺というのがすぐに分かりました。

道に迷ってこのお寺に着いたのも何かの縁といいますか、
親鸞聖人のお導きかと大袈裟なことを考えてみたり。(笑)



・佛光寺の草創
越後流罪に遭われた親鸞聖人は、ご赦免の翌年建暦二年(1212)に京都に帰られ、
山科の地に草庵を結ばれました。
この草庵が佛光寺草創と伝えられています。(HPより)


【御影堂門】



【大師堂】






親鸞聖人坐像他を安置する。


【阿弥陀堂】




本尊阿弥陀仏を安置する本堂になります。
西本願寺や東本願寺と同じく両堂形式でよく似てますね。


見てないから知らなかったけど、
映画「名探偵コナン~迷宮の十字路」でこちらのお寺のシーンがあるそうです。

書写山圓教寺(2011年2月13日参拝)

2011-02-16 | 西国三十三ヶ所
西国三十三か所第二十七番札所の圓教寺。

「西の比叡山」とよばれるほど寺格は高く、天台宗の別格本山である。
康保3年(966年)、性空(しょうくう)上人が創建。

姫路城から車で僅か15分くらいで圓教寺がある書写山に到着。
そこからロープウェイ(往復900円)に4分ほど乗って山上へ。




姫路市の町並みと奥に見えるのが瀬戸内海です。




反対側は山、山、山です。


絶景を堪能していよいよ入山。
普通は志納所で入山料500円を支払うのですが、
1000円払うとマイクロバスで伽藍まで行けます。

今回はもちろん歩いて行きましたが結構しんどい山道でちょっと後悔した。(^^;




10分ぐらいこんな山道を歩いて仁王門に到着。

江戸初期の建物で両脇に仁王像が立つ。
口を開いた「阿」像と口を閉じた「吽」像。
一対で「あ・うんの呼吸」をつくり聖域の守りとなる。

ちょっと目が怖かったです。






これより先が圓教寺境内になりますがまたもや山道を歩く。
いい運動になるわぁ。(^^;


【十妙院】


内部には狩野永納筆のふすま絵があり、特別公開時に同時に見られる。


【壽量院】


承安四年(1174)には後白河法皇がここに七日間こもって
観世音菩薩の加護を願われた由緒あるところです。

重文。



【三十三所堂】


摩尼殿の下にあるお堂。
こちらには西国三十三か所の小さな仏様達が安置されていました。



【摩尼殿】
志納所から約1キロ歩いて到着。

京都の清水寺と同じ造りになります。
本尊は六臂如意輪観世音菩薩。










非常に立派な摩尼殿に圧倒されながら入り口から内部へ。






重文の木造四天王立像もこちらに安置されています。


【摩尼殿 御朱印】



摩尼殿参拝後、三つの堂へ。




【大講堂】


重文。


圓教寺の本堂に当たる堂で、お経の講義や論議が行われる学問と修行の場。
釈迦三尊像(中央が釈迦如来、右が文殊、左が普賢菩薩)が安置されている。

まさに威風堂々。
しかも実に渋いです。


【食堂(じきどう)】
本尊は僧形文殊菩薩で後白河法皇の勅願で承安四年(1174)創建。





重文。

2階が寺宝の展示館となっていて数々の仏様が見れます。
無料なのが嬉しい。

1階が写経道場は映画「ラストサムライ」のロケで、
勝元(渡辺謙)の住居という設定使用されました。


【御朱印】
食堂で大講堂と開山堂の御朱印をいただく。





【常行堂】






重文。

常行三昧(ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行)をするための道場。

こちらも「ラストサムライ」で使用されました。





【丈六阿弥陀如来坐像】


重文。

1005年安鎮の作で明治期に常行堂に安置された。


【本多家廟所】







姫路城主3人を含む本多家の墓所である。
本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の5棟が墓塔である五輪塔。



【鐘楼】


鎌倉時代後期の様式の重文。


鐘楼近くから素晴らしい風景が見れます。




【開山堂】


ご覧の通り修復工事中で工事も遅れていて完了するのは来年春以降とのことで、
正式な工事完了時期はHPを随時チェックしてくださいと言われました。


【白山権現】
とりあえず初めて来たお寺は出来るだけ回るというポリシーがあるので、
当然のことながら白山権現に行きましたが、
この山道がしゃれにならんぐらいキツイ。


全然整備されていなくて道じゃない道を苦労しながら歩く。
本当にこの道でいいのか?と不安になりながら。

やっとの思いで到着。





参拝後、帰りの道もこれまた厳しい道のり。

鞍馬寺の奥の院もキツイ道でしたが、
ちゃんと道筋が分かるし怪我の心配もないですが、
ここは歩くのも危険ですし、暗くなったら真っ暗で遭難確実です。

ちゃんと降りれて摩尼殿に付いたときは本当にホッとしました。

白山権現は女性、子供、ご老人、足腰の悪い方は無理だと思います。



帰りも摩尼殿からロープウェイの山上駅まで20分ほど山道を歩く。
これは確実に筋肉痛確定。(泣)


それにしても西の延暦寺とも呼ばれる古刹だけあって、
素晴らしい建築物に圧倒されました。

山道が結構しんどいですが何度も訪れたいお寺でした。

姫路城(2011年2月13日)

2011-02-15 | 世界遺産
一乗寺から書写山圓教寺行く途中に姫路城の前を通ったので
昼食がてら姫路城散策。

まずは腹ごしらえということでB級グルメの姫路おでんを。
姫路おでんというのは普通のおでんを生姜醤油をつけて食べるというもの。

以前食べた時は微妙だなぁと思っていたけど、
今回は慣れたせいか普通に美味しかったです。

この後、参戦した倉木麻衣のコンサートでのMCで言ってましたけど、
彼女も姫路おでんを食べたらしく「姫路の人は通ですね」と言いながら、
美味しくいただいたそうです。



昼食後、姫路城へ。





この門をくぐって三の丸広場へ。




三の丸広場から見た姫路城。







はぁ、残念過ぎる姿に。(号泣)

大天守保存修理工事中で今は天守閣にも登れないとか。

これは遠い国から楽しみにして来た外人は腰から砕け落ちて泣いちゃいますね。

まぁ、これも後世に美しい姫路城を残す為だから仕方ないけどね。




一乗寺(2011年2月13日参拝)

2011-02-14 | 西国三十三ヶ所
西国三十三か所第二十六番札所の法華山一乗寺。
本尊は聖観音菩薩。
寺伝では孝徳天皇の勅願で650年に創建、開基(創立者)は法道仙人とされる。


長閑な山道を走らせ一乗寺に到着。
こんな田舎なのに駐車場代300円取るのは如何なものかと思いながら、
環境整備代らしいので仕方ないと考え、いざ参る。




石段を登るとまず目につくのが国宝の三重塔。





承安元年(1171年)の建立。


たくさんというほどではありませんが、
各寺で三重塔や五重塔を見てきましたけど、
こちらの三重塔は渋い、渋すぎます。

この渋さは2,3百年では出来ない味わいですね。




本堂へ向かう階段から見た三重塔。
山並みにとてもマッチしていますね。




【常行堂】



【本堂】


重文。



中央の間に本尊聖観音立像(重要文化財)、左右の間には不動明王と毘沙門天像を安置。


【鐘楼 】



【護法堂】


仏法と行者を守護する毘沙門天を奉る堂。
鎌倉時代建立の重文。


【妙見堂・弁天堂】


室町時代建立の重文。


【奥の院開山堂】




こちらはとても静かな一乗寺の中でも一番静かなというか、
厳かな雰囲気を感じる聖地ですね。


【御朱印】




一乗寺・・・
お参りという意味ではもちろん本堂が重要ですが、
見所という意味では三重塔が素晴らしい。

これほど渋い三重塔は全国でも屈指だと思います。
さすが国宝と言うしかありませんね。

是非ともご自身の目で見ていただきたい。