鳳林寺の横にあるのが吉祥寺というお寺で、
赤穂義士所縁のお寺らしい。
まさか大阪の天王寺で赤穂義士と関わるお寺があるとは。
所在地:大阪府大阪市天王寺区六万体町1-20
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:寛永7年(1630年)
開山:道元禅師
【由緒】
江戸時代、赤穂浅野家の祈願所として藩主の長矩は江戸参勤の途中、
必ずこの寺に立ち寄って休息した。
当時の住職で赤穂出身の縦鎌は長矩とも親交があり、
赤穂浪士の墓を建ててその霊を弔ったと伝えられる。
墓の中には遺髪、遺爪、鎖帷子が安置されて墓碑周辺に桜の木が植えられた。
このことから今も「義士の寺」として親しまれている。
正徳元年(1711年)に再建され大正5年(1916年)失火により全焼、
大正14年(1925年)に再建されるが昭和20年(1945年)空襲により全焼。
戦後お寺は再建され現在に至る。
【山門】
【大石内蔵助像】
【鎮守社】
【四十七義士の墓】
赤穂浪士が討入後、切腹御免となった寺坂吉右衛門が、
四十六義士の冥福を祈る碑の建立を吉祥寺に依頼したという
謂れのある四十七義士の墓だそうです。
真ん中の供養塔が浅野内匠頭長矩、その右隣が大石内蔵助の墓、
左側が大石主税の墓となっていました。
墓まであるとは予想もして無かったです。
【赤穂47士像】
平成14年冬い義士討ち入り300年を記念して建立されたもの。
【本堂】
【観音像】
【菩薩像】
真ん中が弥勒、向かって右が文殊、同じく左が普賢菩薩で、
手前の左右は天女らしい石像が置かれていました。
朱印の有無は不明です。
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