Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

橘寺(2011年4月16日参拝)

2011-04-27 | 聖徳太子御遺跡霊場
橘寺は明日香村にある天台宗の寺院。
正式には「仏頭山上宮皇院菩提寺」と称し本尊は聖徳太子・如意輪観音。
橘寺という名は垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守が
持ち帰った橘の実を植えたことに由来する。

この橘寺の地に「橘の宮」という欽明天皇の別宮があり、
572年に聖徳太子が生誕なさった場所とされています。

聖徳太子建立七ヶ大寺の一つ。

御本尊:聖徳太子勝鬘経講讃像、如意輪観世音菩薩
開基:聖徳太子



【西門】


こちらで拝観料を支払ったのですが、
拝観料が350円と中途半端です。(笑)


【本堂】




太子堂とも呼ばれている。

御本尊の聖徳太子勝鬘経講讃像(重文)が祀られていましたが、
翌日に何かあるらしく大勢の人が準備にとりかかっていて、
落ち着いて拝むことが出来ず残念でした。


【護摩堂】


中は護摩行の煤で真っ暗でよく分かりませんでした。
外から拝ませていただきました。


【観音堂】






御本尊の如意輪観世音菩薩様(重文)は穏やかな表情をされていました。

その横には凛々しく険しい表情をされている毘沙門天様が祀られていました。




観音堂内部の左側には発掘されて昔の鬼瓦等が展示されていて、
橘寺の歴史の一端を感じることが出来ましたね。


【三光石】


聖徳太子が勝鬘経をご講讃の時に、
その冠から日・月・星の光を放った不思議な出来事が起こり、
そのことに驚いた推古天皇がここに寺の建立を命じたという寺伝があります。

その後ろの小さな池は聖徳太子が造られたとされる阿字池です。


【二面石】


飛鳥時代の石造物の一つであるこの石は二つの表情があるとされ、
右善面、左悪面となっているようだですが、
見た限り余り分からなかったです。


【親鸞聖人像】



【鐘楼】



【聖倉殿】


平安時代前期の日羅立像(重文)や、平安時代後期の地蔵菩薩立像(重文)、
土佐光信の筆と伝わる絹本聖徳太子八幅絵伝(重文)など、
狭いながらも素晴らしいものが拝見することが出来て嬉しかったです。

しかも無料なのが更に嬉しい。(笑)

特に地蔵菩薩立像が近くで細かい部分まで見れて最高でしたね。
見仏人は必ず見ておきましょう。

正直、中に入るまであんまり期待していなかったのはここだけの話。(笑)


【往生院】
聖倉殿の前にある往生院にも入ってみた。
無料ですから。(笑)





御本尊:阿弥陀三尊

しかし向かって左側の像がきになってしかたない。
どうやら聖徳太子像みたいですがちょっと怖いよ。(^^;


【東門】


こちらが正門らしいが、
参拝する多くの人は駐車場がある西門から入ると思われます。


【御朱印】


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