Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

吉祥寺(2013年5月4日参拝)

2013-06-13 | 仏閣


鳳林寺の横にあるのが吉祥寺というお寺で、
赤穂義士所縁のお寺らしい。

まさか大阪の天王寺で赤穂義士と関わるお寺があるとは。



所在地:大阪府大阪市天王寺区六万体町1-20
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:寛永7年(1630年)
開山:道元禅師


【由緒】
江戸時代、赤穂浅野家の祈願所として藩主の長矩は江戸参勤の途中、
必ずこの寺に立ち寄って休息した。

当時の住職で赤穂出身の縦鎌は長矩とも親交があり、
赤穂浪士の墓を建ててその霊を弔ったと伝えられる。

墓の中には遺髪、遺爪、鎖帷子が安置されて墓碑周辺に桜の木が植えられた。
このことから今も「義士の寺」として親しまれている。

正徳元年(1711年)に再建され大正5年(1916年)失火により全焼、
大正14年(1925年)に再建されるが昭和20年(1945年)空襲により全焼。

戦後お寺は再建され現在に至る。


【山門】



【大石内蔵助像】



【鎮守社】



【四十七義士の墓】


赤穂浪士が討入後、切腹御免となった寺坂吉右衛門が、
四十六義士の冥福を祈る碑の建立を吉祥寺に依頼したという
謂れのある四十七義士の墓だそうです。

真ん中の供養塔が浅野内匠頭長矩、その右隣が大石内蔵助の墓、
左側が大石主税の墓となっていました。

墓まであるとは予想もして無かったです。


【赤穂47士像】


平成14年冬い義士討ち入り300年を記念して建立されたもの。


【本堂】



【観音像】



【菩薩像】


真ん中が弥勒、向かって右が文殊、同じく左が普賢菩薩で、
手前の左右は天女らしい石像が置かれていました。


朱印の有無は不明です。