Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

本禅寺(2013年2月9日参拝)

2013-03-18 | 洛中法華21ヶ寺

所在地:京都府京都市上京区北之辺町394
宗派:法華宗陣門流
御本尊:三宝尊
創建:1406年(応永13年)
開基:日陣
札所:洛中法華21ヶ寺


【歴史】
日陣上人が四条堀川に創立した寺で天文法乱後、
日覚大僧正の時、西陣の方四町の地を得て移り、
さらに天正19年(1591)豊臣秀吉の命により現在地に移った。

五世日覚上人は勅命によりしばしば宮中に法華経を講じ、
後奈良天皇より勅願寺の綸旨を賜った。
また天保10年(1839)には有栖川宮家の祈願所ともなった。

1708年(宝永5年)の大火と1788年(天明8年)の天明の大火で焼失したが、
その都度再建し現存の伽藍は1852年(嘉永5年)に再建されて現在に至る。


【山門】


門構えはいいんですけどねぇ。

多くの京都の法華宗本山と同じく境内は駐車場になっていた。

寺の経営の為に仕方ないのかも知れないけど、
これは本当にいただけないですよねぇ。


参拝者の駐車場は奥に数台分停めれます。


【本堂】


火災防止の為でしょうか、
漆喰の壁が印象的な本堂です。

遺魂道場と書かれた扁額がありました。


【立像釈迦堂】


年2回のみ御開帳される日蓮の随身仏と言われる
金銅釈迦如来立像を安置することから立像堂とも呼ばれているそうです。


【上人墓】



【三十番神】



【鐘楼】


何とも残念な風景である。


この鐘は意外にも物凄く歴史的なもので、
豊臣秀頼が鋳造し徳川家康が大坂の陣で陣鐘として用いたものと伝えられる。

それが何故京都のこのお寺にあるかというと、
もともと大坂の法安寺の鐘であったが、
夏の陣後、戦功のあった大久保忠教に恩賞として与えられ、
菩提寺の本禅寺に寄進したという。


【地蔵尊】





【御朱印】


上人が風邪で書置きをいただきました。

ただ、墨書き部分はコピーでした。

うーん、
書置きでも手抜きしないでほしいな。