Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

法隆寺 聖霊院(2011年1月22日参拝)

2011-01-24 | 仏閣
【国宝 聖霊院】





西院伽藍の東側に建つ聖徳太子を祀る堂。鎌倉時代の建立。
この建物は本来は東室の一部であったが、
1121年にこれを再建するときに南半を改造して聖霊院とし、
聖徳太子像を祀った。現在の聖霊院は1284年に改築されたものである。
聖徳太子及び眷属像(平安時代、国宝)、如意輪観音半跏像(重文)、
地蔵菩薩立像(重文)を安置。


【国宝 東室(ひがしむろ】


聖霊院の北に接続して建つ。
後世の補修・改造が多いが基本的には奈良時代の建築で
当時の僧坊建築の遺構として貴重である。(Wikipediaより)


【御朱印】


これが有名な以和為貴 (和を以て貴しと為す)の御朱印です。

皆さんも歴史の時間で習った日本で最初に成文化された憲法十七条の第一条ですね。

斑鳩御所 中宮寺(2011年1月22日参拝)

2011-01-24 | 神仏霊場巡拝の道
中宮寺は奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接する聖徳太子ゆかりの寺院である。
宗派は聖徳宗に属す。山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、
開基(創立者)は聖徳太子または間人皇后とされている。(Wikipediaより)


本日の一番の目的である日本で2番目に国宝指定された
如意輪観世音菩薩半跏像を法隆寺に隣接する中宮寺にて見てきました。





【本堂】




発願は高松宮妃殿下で国宝を守る為に耐火、耐震の本堂を昭和43年に落慶。



【国宝 如意輪観世音菩薩半跏像】





国際美術史学者間ではこの像の顔の優しさを評して、
数少い「古典的微笑(アルカイックスマイル)」の典型として高く評価され、
エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで
「世界の三つの微笑像」とも呼ばれております。


実物を見てみると、
この世の喜び悲しみ苦しみも全てを受け止めたかのような
このなんともいえぬ微笑にとても癒されますね。

さすが国宝、素晴らしいです。


ちなみに日本で最初に国宝に指定されたのが、
京都広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像です。

こちらもアルカイックスマイルで有名で、
ドイツの哲学者カール・ヤスパースがこの像を見て、
「古代ギリシアの神々やローマ時代の彫像も見たが、
 人間的な穢れやなまぐさみが残っていた。
 しかしこの弥勒像は人間臭を超越し神々の姿にまで高められた
 人類最高の芸術だ。」と絶賛したことでも知られる。


それにしてもスフィンクスって微笑だったのね。(^^;


【御朱印】

法輪寺(2011年1月22日参拝)

2011-01-24 | 聖徳太子御遺跡霊場
法隆寺から1km、法起寺から0.6kmと近く法隆寺の駐車場は有料なのに対して
法輪寺の駐車場は無料ということでここに車を停め参拝。


法輪寺は奈良県生駒郡斑鳩町にある仏教の寺院。
三井寺(みいでら)とも呼ばれ宗派は聖徳宗、本尊は薬師如来坐像。





【三重塔】


太平洋戦争末期の昭和19年7月21日、当寺の三重塔は落雷で焼失しました。
焼失前の塔は最大最古の三重塔として明治時代より国宝指定を受けていましたが、
全焼してしまったためにその指定は解除されました。(法輪寺HPより)


落雷で国宝を失うのは本当にもったいないですね。


【金堂】


現在の金堂は、江戸正保2年(1645)の台風で堂宇が倒壊してしまった後、
三重塔が修復された宝暦10年(1760)の翌年に再建されたものです。


【講堂】


本尊の薬師如来をはじめ七体の仏像をご安置。


こちらの仏様も素晴らしいものでした。


【妙見堂】


秘仏の妙見菩薩(みょうけんぼさつ)立像をおまつりし、
一年の除災招福と諸願成就を祈願する節分の日の星祭りや、
毎月の護摩供などを行なう、行(ぎょう)のためのお堂です。(法輪寺HPより)



【御朱印】




こちら法輪寺の見所はやはり重文の仏様。
実にさまざまな表情を見せてくれとても癒されました。