横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

日本再生論(その27)

2011-07-18 00:42:55 | Weblog
 現代医学に於ける傷害修復は、そのほとんどは即効性の方法・手段が採られています。もちろん、病気の治療に於いては、短期間で成果が上がり、治癒するに至ることが望ましいのは言うまでも無いことです。
 医療に於いての評価は、病気が上手く治るか否かということに掛かっています。したがって、病気が治らなければその治療処置が評価されないのは当然ですが、慢性病と呼ばれる種類の病気の場合には、発症するに至るのにかなりの歳月を要するので、その病気に導くに至らせる累積した因子を短時日の中で十分取り除き完治へと導くことは非常に難しいと判断されるのです(ただし、外科的に患部を上手く治療できた場合には、短時日でも治癒は望みうると思われます)。
 どのような方向へのどのような方法・手段による努力が速やかな病気治癒をもたらしうるものなのか、また、なぜその方向へのそのような方法・手段の努力が必要であるのか、その背景に存在する原理・理論が患者さん自ら(あるいは周囲のご家族)が理解・納得できれば、自信をもってたゆまぬ努力を継続することが可能となります。
 現在は、医師という専門家が患者さんとの間に介在するケースがほとんどであるとは言え、医学界が大半の病気の原因を未解明だと言明している状態にあるのです。したがって、このような状態にある病気に対峙する個々の人々に対して、“なるほど”と理解・納得しうるだけの病気の根本原因と発症のメカニズムとに関する情報を与えられるように変われば、自ずと病気の治癒率並びに罹患率や、医療に掛かる経費も大幅に変化させることができるはずだと私は確信しているのです。

 現代医学で傷害治癒を目的として良く用いられているステロイド剤は、強い副作用を有するなどのマイナス点の存在するものでもあり、薬剤の量乃至濃度が症状と上手く適合しない場合には、治癒効果が得られぬどころか却って症状の悪化を招くことの起こり得ることが知られています。
 そこで私は、傷害修復に対して別のアプローチの必要性を感じております。
 例えば、その一つの手法として、体全体の個々の細胞を賦活化することで傷害修復の能力を高めるという方法をもっと積極的に活用するべきだと考えているのです。ただし、このような作用を持つ物質は、その効果の発現にかなり歳月が掛かるのです(また、このような作用を持つ物質は、強力な化学作用を有する物が多いので、摂取するに際して慎重でなおかつ摂取に際して工夫が必要なケースもあるのです)。したがって、病気を速やかに治すという点では、直ぐには効果の発現が間に合わないという点が欠点と言うべきか、一つの問題ではあります。
 しかし、理想的には、普段からこのような作用を持つ物質を摂取することにより、健康の度合いを遥かに高く維持することを可能とすることができます。
 また、病気治療に於いても、ステロイドのような即効性の物質と併用して上記しましたような作用を持つ物質を併用すれば、ステロイドの効果が発現すると共にその量を減らして、その副作用の害を減らすと共に、根本的に病気治療と体力回復を図ることができるのではと考えています。
 なお、アレルギー性疾患の場合には、アレルゲンが体に負荷されることが起こる度ごとにアレルギーが生じてしまいますので、ステロイドと細胞賦活作用を持つ物質とを併用することで果たしてどれほどの成果が得られるかは、私も現在はほとんどデータを得ておりませんので、このようなことに関しては今後の検討課題であります(アレルギーが関与する以外の慢性病に対しては、かなりこのような方法で成果が得られるであろうと私は考えています)。

 私は、病気の抜群に主要な原因として、酸性腐敗便及び、非ウイルス性のカゼの罹患に伴って生ずるアレルギーの二つを考えているわけですが、現在の医学界ではこのような判断を致しておりません。また、細胞賦活作用を持つ物質を積極的に活用して、健康の度合いをより高めて、病気を遠いものとすることも、現在は余り熱心に励行されているとは言い難いと思っています。
 このような病気予防・治癒に関しての根幹部分で、医学界と私どもとの間には極めて大きな差異があります(医学界の場合には、大半の病気の原因を未解明だとしているのが実情です。一方、私どもはそれを明らかとすることに成功したと言明しているわけですから、その差異は無限大に近いほど大きいことになると思います)。
 私どもは、酸性腐敗便の研究成果に於いてその原因物質を特定して明示しておりますし、非ウイルス性のカゼについても、原因体の正体、アレルギー発生のメカニズムなどの諸点を明示しております。
 したがって、既に答えは出ているのですから、その答えが理に適った妥当なものであるか否かを確認することは、未解明の答えを探すのに比べればその難度は遙か桁違いに極めて低く、それを行う能力のある研究機関であって、やる気が有りさえすれば容易に私どもの言葉の真偽を確認できるはずであります。
 医学界が私どもの研究成果を追試確認することで、医師並びに個々の人々の病気に対峙する姿勢が変わることになれば、皆さんの想像力が及ばぬほどの利益と幸福を得られる結果がもたらされることになるはずだと私は考えているのです。

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