東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

平成29年度都立高校入試問題(国語)

2017-02-25 11:52:41 | 国語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

雲一つない青空で、風もなく、穏やかな天気になりました。日向は暖かく気持ちのいい土曜日です。

朝、近所の地域センター内にある図書館に向かっていたら宅配便のトラックが止まっていて、予約していた村上春樹氏の新刊が配達されるかなと思い、急いで教室に向かい、判子を持って外で待っていたところ、案の定、「騎士団長殺し」を持ってきてくれました。朝刊に掲載された昨日の都立高校国語入試問題も持っていたので、どちらを先に読むか迷ったのですが、結局、入試問題にしました。

国語の問題は、例年通り、漢字、小説、説明文、古典を題材にした説明文の構成でした。

難しい漢字はありませんが、強いて挙げれば、読みでは「隔てて」(へだてて)、書き取りでは「あびる」(浴びる)あたりでしょうか。

小説は、話の内容は分かりやすいのですが、設問については、心情や状況の描写が昨年のように単純ではなく、少し難しくなっています。

説明文は、昨年の問題と同様に、論旨が明快で分かりやすく、設問も同程度の難易度です。しかし、二百字の作文については、テーマが「食生活と歴史」と、中3生にとって扱い難い題材で、まとめることができなかった受験生も少なくなかったかもしれません。

最後の芭蕉の「古池や蛙飛び込む水のおと」を題材にした説明文は、判りやすく、大変勉強になる内容でした。設問も紛れがなく親切な問題です。

昨年の国語の予想は、一昨年より簡単になり、平均点が68点超としたのですが、実際の平均点は、65.6(H27)→73.9(H28)とびっくりするほど上がっていました。今年は昨年より難しくなり、平均点は63点くらいだと思います。


午後から英語を調べてみるつもりです。

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