東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

“do” と “make” の使い分け

2014-10-15 12:05:28 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

朝から小雨が降ったり止んだりの一日です。このところ気温も低くなり、夜帰宅するときなど寒いくらいです。風邪など引かぬよう、特に受験生は体調に気をつけて頑張ってください。

昔住んでいたシンガポールでは、主要な道路には中央分離帯があって、どこでも右折できるわけではなく(シンガポールは日本と同じく車は左側通行です)、所々にあるUターンできる所で方向転換して目的地に向かいます。そんな訳で、しょっちゅうタクシーの運転手に、“Make a U-turn,please.” と言っていました。

ということで、今回は “make” と “do” の使い分けを紹介します。

中学校で勉強するのは、 “do one’s homework” や “make a speech” で、それぞれ「宿題をする」、「スピーチをする」と “do” も “make” も「(~を)する」と訳します。

そこで、手元にあるオックスフォード実例現代英語用法辞典に挙げられている解説を見てみると、

(1) 正確にそれが何であるかを言わずに、漠然と「ある行為をする」と言うときは、 “do” を使う。例えば、 “Do something!” 等々。

(2) 「仕事をする」と言うときに使う語としてはふつう “do” が正しい。例えば、 “I dislike doing housework.” 等々。

(3) “make” はしばしば物を作り出すという意味を表す。例えば、 “Let’s make a plan.” 等々。
とあります。

さらに続けて秀逸な解説があって、

(4) 他の場合、はっきりした規則はないので、もしどちらの語が正しいかわからないときは、良い辞書で調べるか、 “make” を選ぶのがよい(そのほうが正しい場合が多いので)と教えてくれます。

但し、覚えておくべき表現が列挙してあって、 “do” については6つの句動詞、
“do good” (役に立つ)
“do harm” (害を与える)
“do business” (取引をする)
“do one’s best” (最善を尽くす)
“do a favour” (頼みを聞き入れる)
“do a good turn” (親切にする)

一方、 “make” については20の句動詞、
“make an offer” (申し出る)
“make arrangements” (準備する)
“make a suggestion” (提案する)
“make a decision” (決定する)
“make an attempt” (試みる)
“make an effort” (努力する)
“make an excuse” (言い訳をする)
     ・・・・・
“make a mistake” (間違える)
等々。

“do” も “make” もなかなか奥が深いようです。

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