こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、2015年AIMEの図形問題です。
問題は、
「下図の四角形ABCDは正方形で、点Eは辺ADの中点である。
点Fと点Gは線分CE上にあり、点Hと点Jはそれぞれ辺AB上と辺BC上にあって、四角形FGHJは正方形である。
点Kと点Lは線分HG上にあり、点Mと点Nはそれぞれ辺AD上と辺AB上にあって、四角形KLMNは正方形である。
正方形KLMNの面積が99のとき、正方形FGHJの面積を求めよ。」
です。
正方形FGHJと正方形KLMNの相似比を求め、それらの面積比が相似比の2乗の比になることを利用しましょう。
そこで図1のように、直角三角形CDEに着目すると、三平方の定理から、
になり、これから、
です。
また図2のように、△CDE∽△JFC∽△HBJ∽△NKH∽△MANです。
▲図2.△CDE∽△JFC∽△HBJ∽△NKH∽△MANです
ここで、正方形FGHJと正方形KLMNの辺の長さをそれぞれ2bと2cとすると、図3のように、
になります。
▲図3.必要な線分の長さをbとcで表しました
このとき、
で、さらに、AB=BCから、
になり、正方形FGHJと正方形KLMNの相似比が判りました。
後は、
から、
で、これが答えです。
簡単な問題です。
今回は、2015年AIMEの図形問題です。
問題は、
「下図の四角形ABCDは正方形で、点Eは辺ADの中点である。
点Fと点Gは線分CE上にあり、点Hと点Jはそれぞれ辺AB上と辺BC上にあって、四角形FGHJは正方形である。
点Kと点Lは線分HG上にあり、点Mと点Nはそれぞれ辺AD上と辺AB上にあって、四角形KLMNは正方形である。
正方形KLMNの面積が99のとき、正方形FGHJの面積を求めよ。」
です。
正方形FGHJと正方形KLMNの相似比を求め、それらの面積比が相似比の2乗の比になることを利用しましょう。
そこで図1のように、直角三角形CDEに着目すると、三平方の定理から、
になり、これから、
です。
また図2のように、△CDE∽△JFC∽△HBJ∽△NKH∽△MANです。
▲図2.△CDE∽△JFC∽△HBJ∽△NKH∽△MANです
ここで、正方形FGHJと正方形KLMNの辺の長さをそれぞれ2bと2cとすると、図3のように、
になります。
▲図3.必要な線分の長さをbとcで表しました
このとき、
で、さらに、AB=BCから、
になり、正方形FGHJと正方形KLMNの相似比が判りました。
後は、
から、
で、これが答えです。
簡単な問題です。