東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

ハイフン のはなし

2018-10-13 12:01:36 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中3の英語教科書に、
make folded-paper animals
(折り紙で動物を作る)
という言葉があります。

この folded-paper に使われている ハイフン(hyphen)について、オックスフォード実例現代英語用法辞典 に、それががしばしば用いられるのは、
 (a) 複合名詞
  ・第2番目の部分が -er で終わる複合名詞
   bottle-opener(栓抜き)
  
  ・最初の部分が -ing で終わる複合名詞
   writing-paper(便箋)

  ・前置詞および副詞不変化詞とともに作られる複合名詞
   sister-in-law(義理の妹)、make-up(組み立て)

 (b) 複合形容詞
   red-hot(赤熱の;怒り狂っている)、blue-eyed(青い目の)、
   nice-looking(きれいな)  

   比較的長い句を名詞の前に修飾語として用いる場合は、ハイフンを用いることが多い。
   an out-of-work miner(失業している坑夫)

 (c) 名詞で始まる複合動詞
   role-play(役割を演じる)、house-hunt(家探しをする)

 (d) 接頭辞
   イギリス英語 では、anti-、co-、ex-、mid-、non-、pre-、post-、pro-、self- などの接頭辞は ハイフン で後ろに続く部分と分離されることが多い。 アメリカ英語 ではこのような場合一語として書くのが一般的。
   anti-war(反戦)、co-producer(共同制作者)、ex-husband(前夫)

 (e) 21~99までの数字と分数
   twenty-one(21)、two-thirds(3分の2)
などの場合と記しています。

さらに、「ハイフン を入れるべきかどうか迷うときは、辞書に当たるか、 ハイフン を用いずに分けて書くかのいずれかである」とアドバイスしています。


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。