■「友愛」は人類の知的財産の一つ!
先週の麻生首相と鳩山由起夫民主党代表の党首討論、マスコミで大きく報じられました。既に政治担当の労組書記を退いている身には興味も関心もありませんが、ただ気になったのは鳩山代表が「友愛」を強調し、麻生首相がその言葉を揶揄していたことです。
鳩山代表がクリスチャンかどうかは分かりませんが、その家系・人脈からキリスト教の影響が強く、祖父鳩山一郎氏から受け継いだ「友愛」を日頃から主張しているのは、よく知られたことです。
一方、「友愛」を揶揄した麻生首相、マスコミでカトリックと報じられていますし、国会でもそのような呼び方で質問されていましたから、クリスチャンであることは間違いないようです。
ではなぜ、クリスチャンである麻生首相は、キリスト教を象徴する「友愛」という言葉を揶揄したのでしょうか。単なる政敵叩きか、何らかの計算によるものか、私には分かりません。
ただ、「友愛」という言葉、元々キリスト教世界の業界用語ですが、フランス革命のスローガン「自由・平等・友愛」を経て、今日では人類の知的財産の一つとなっています。それ故、どんな切っ掛けであっても、「友愛」という言葉に関心と興味を持つ人が出てくるのは喜ぶべきことでしょう。
麻生首相と鳩山代表が現役でいる限り、これからも「友愛」がマスコミに登場するチャンスはあるでしょう。
以上
先週の麻生首相と鳩山由起夫民主党代表の党首討論、マスコミで大きく報じられました。既に政治担当の労組書記を退いている身には興味も関心もありませんが、ただ気になったのは鳩山代表が「友愛」を強調し、麻生首相がその言葉を揶揄していたことです。
鳩山代表がクリスチャンかどうかは分かりませんが、その家系・人脈からキリスト教の影響が強く、祖父鳩山一郎氏から受け継いだ「友愛」を日頃から主張しているのは、よく知られたことです。
一方、「友愛」を揶揄した麻生首相、マスコミでカトリックと報じられていますし、国会でもそのような呼び方で質問されていましたから、クリスチャンであることは間違いないようです。
ではなぜ、クリスチャンである麻生首相は、キリスト教を象徴する「友愛」という言葉を揶揄したのでしょうか。単なる政敵叩きか、何らかの計算によるものか、私には分かりません。
ただ、「友愛」という言葉、元々キリスト教世界の業界用語ですが、フランス革命のスローガン「自由・平等・友愛」を経て、今日では人類の知的財産の一つとなっています。それ故、どんな切っ掛けであっても、「友愛」という言葉に関心と興味を持つ人が出てくるのは喜ぶべきことでしょう。
麻生首相と鳩山代表が現役でいる限り、これからも「友愛」がマスコミに登場するチャンスはあるでしょう。
以上