NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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寝た切り老人は人糞製造機??

2008年09月29日 | Weblog
■高齢者が気をつけたい家庭内事故!
 高齢社会の日本、家庭内で「やけど」をしたり転倒して、亡くなったり寝た切りになる高齢者が増えているようです。家庭内事故件数は、高齢者事故件数の6割を超えているとされ、家の外より内での事故のほうが多いようです。
 国民生活センターの調査では、死亡事故で圧倒的に多いのが「やけど」によるもので、「浴室で熱い湯を浴びたとか着衣着火によるやけどが死亡原因のトップ」と報告されています。
 一方、転倒事故では寝た切り老人になる人が多いようです。東京消防庁の統計では、家庭内事故の約45%が「転倒」、約10%が「転落」であり、一旦、これらの事故で入院すると高齢者の場合、回復が遅く、体力・筋力が衰え、寝た切り老人となることが多いようです。
 昔読んだ介護の本?に寝た切りの親を自宅で長期介護している女性の体験記が掲載されていましたが、その人は寝た切り病人を「人糞製造機」と呼んでいました。凄い言葉ですが、もちろん寝た切りの親を揶揄したり、蔑んだ訳ではありません。生活と人生をかけた長い壮絶な介護生活の末に、ようやく笑って親の話しができるまでになったベテラン介護者の達観の言葉なのです。
 高齢者予備軍の私も将来、転倒事故等で寝た切り老人にならないよう注意して行きたいと思います。家族に迷惑をかけ、日本の医療費を膨張させますから。
                                     以上