NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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老後生活はセルシオかカローラか!

2006年12月01日 | Weblog
■退職して2年、不安と充実の日々!
 今日から12月、師走です。この月になると思い出すのが2年前の日々。私は2004年日12月14日(忠臣蔵の日です)に某労働団体を57歳で退職し、無職生活に突入しました。
 退職日を前にした2年前の今頃は、不安と希望で一杯でした。仕事もなく(退職したのですから)、失業保険(雇用保険)もなく(請求する気がなかった)、定期収入もない日々(言うまでもありませんが)を、年金支給日まで本当に生きていけるのか不安がありました。しかし、一方でやりたいこと、やるべきことが色々あり、希望もありました。
 あれから2年、ボランティア兼学生兼個人投資家として、それなりに充実した日々をおくっています。悔いのない2年間でした。
■団塊世代よ、セルシオよりカローラを!
 私は57歳で退職しましたが、その生き方を人に勧めるつもりはありません。団塊世代がまもなく大量退職に突入しますが、退職するか、会社にのこるか、それぞれが自分の判断で決めることですから。
 まだ仕事が必要な人は会社に残れば良いし、仕事から必要とされている人も残れば良いのです。ただ、仕事が必要ではないのに、健康とか生き甲斐とか贅沢な生活のために会社に残るのは止めるべきだと思います。まだまだ日本には正社員に就けない若い人が沢山います。彼らに職と仕事を譲るべきでしょう。
 老後の夫婦二人の生活費は、住宅ローンと子育てが終了し、そこそこの年金がある限り、なんとかなります。要は定年後の生活スタイルの組み立て方であり、セルシオに乗るかカローラに乗るか、ゴルフに現を抜かすかコンサートに行くか(ゴルフ1回の費用でクラシックコンサートを8~10回楽しめます)の問題です。
 団塊世代の皆さん、セルシオよりカローラの人生も、選択肢の一つです。「理想の老後は晴ゴ雨ゴ」と、「健康のため晴れた日はゴルフ」と嘯いている某大企業の会長(最近の日経新聞「私の履歴書」)のような選択肢もありますが。
                                  以上