NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

非営利投資NPIを実践し、NPO(非営利組織)をささやかに支援するブログです!

神奈川県歴史博物館・郵船歴史博物館等を見学!

2006年04月27日 | Weblog
■神奈川歴博「神々と出逢う」展で神仏習合を実感!
 昨26日、神奈川県横浜市内の博物館巡りをしてきました。先ずJRで関内駅へ行き、徒歩移動しながら、①世界の帆船模型展、②神奈川県歴史博物館、③日本郵船歴史博物館を続けざまに見学してきました。
 最初は横浜イセザキ町の有隣堂ギャラリーで開催中の「世界の帆船模型展(横浜帆船模型同好会)」を見学し、会員が製作した60点ほどの帆船模型を楽しんで来ました。「帆船模型展」は5月7日まで開かれています。
 昼食はすぐ近くにあるカレーミュージアムで、インドカレーを味わって来ました。ここはラーメン博物館などと並ぶ食のミュージアム(博物館)で、10店ほどのカレー専門店が出店しており、話題の所です。
 この後、徒歩で7~8分の神奈川県歴史博物館へ移動。「神々と出逢うー神奈川の神道美術」(5月7日まで)を見学してきました。この美術展(入館料1000円。私は学割使用で600円)は、神奈川県神社本庁設立60周年記念特別展ということで、県内の神社等の協力で数多くの神像(人や僧、仏像などの型)が出展されていました。
 日本は神仏習合で、神道と仏教が一体となっていると言われますが、正にその通りで展示されている神像は説明がなければ仏像や仏教美術と間違えてしまいそうです。
■日本郵船歴史博物館で戦没船員を偲ぶ!
 神奈川歴博見学後、さらに徒歩移動。途中、創業天保10年の稲荷鮨「泉平」で、稲荷鮨の詰合せを購入し、日本郵船歴史博物館へ。入館料は500円ですが、ホームページの優待券をプリントしていったので300円。しかも飲み物付きですのでお得です。
 民間の一企業博物館ですが、貿易立国日本を支えてきた海運業の実態を理解することができ、船好きには楽しいところです。また、近くの氷川丸や山下公園と組み合わせて回れば、楽しみは倍加するでしょう。
 常設展示には、太平洋戦争に徴用され犠牲となった船員や撃沈された船の展示・説明コーナーもあり、厳粛な気持ちになります。池川信次郎氏の『戦時艦船喪失史』(元就出版社)によれば太平洋戦争で「撃沈された日本艦船3032隻、商船損耗率52.6%、船員・便乗者の犠牲者数35091人、海上輸送の損害率43%」とされています。
 今回は企画展「日本郵船クルーズ文化ー飛鳥Ⅱ誕生まで」が同時開催され、日本でのクルーズブームの高まりを明示していました。なお日本郵船歴史博物館は、企画展特別講演会(5月13日・「探検船フロンティア・スピリット」、他)やコンサート(5月20日・ヴァイオリン四重奏)を行っていますので、これを楽しみに行くのも良いでしょう。
                                以上