ベルリン国立劇場との第九の録音を鑑賞中。
今年6月に亡くなった走友は音楽家.バレンボイムを高く評価していた。この第九は亡くなる直前まで何度も聴いていたようだ。直腸癌悪化で最後の入院となった時、
私は彼の病室宛にバレンボイムのこのベートーヴェンについて記した手紙を送った。
彼の死後、親族からテーブルにその手紙が開封されていたことを知らされ、返信は無理とはいえ、彼が読んでくれたことに少しほっとした。
もっと、いろいろとお酒片手に、あるいは一緒に走りながらマラソン、音楽と話し合いたかった。この半年、ずっとロスだ。
キロ5分ペースで皇居を5周(しかも音楽の話をしながら25km!)とかもした(今では考えられない...)。
また第九を聴くたびに、彼が残した「マラソン論」を思い出す。彼は完璧な走りが出来てゴールへ向かう直前に第九の一節を心に浮かび、歌い、ゴールしたと話してくれたこともある。
氏が亡くなる1年前に聴いたバレンボイムのリサイタルの日記はこちら
今年6月に亡くなった走友は音楽家.バレンボイムを高く評価していた。この第九は亡くなる直前まで何度も聴いていたようだ。直腸癌悪化で最後の入院となった時、
私は彼の病室宛にバレンボイムのこのベートーヴェンについて記した手紙を送った。
彼の死後、親族からテーブルにその手紙が開封されていたことを知らされ、返信は無理とはいえ、彼が読んでくれたことに少しほっとした。
もっと、いろいろとお酒片手に、あるいは一緒に走りながらマラソン、音楽と話し合いたかった。この半年、ずっとロスだ。
キロ5分ペースで皇居を5周(しかも音楽の話をしながら25km!)とかもした(今では考えられない...)。
また第九を聴くたびに、彼が残した「マラソン論」を思い出す。彼は完璧な走りが出来てゴールへ向かう直前に第九の一節を心に浮かび、歌い、ゴールしたと話してくれたこともある。
氏が亡くなる1年前に聴いたバレンボイムのリサイタルの日記はこちら