これまでの、全ての【02MA RECORDS】ヒーリングピアノ・ヒーリングシンセ「色のアルバム」に、
Supervisor:universal plan
がクレジットされています。
やはり、今回の録音もどうやらその一環の様です。
ようやく大阪にも桜が咲き始め、
今年は「桜のコンサート」ではなく、
「桜のレコーディング」の様相です。
でも・色は紫。
B-tech Japan OSAKA Studio
期せずして、
「赤いルン」と同じスタッフの御力を借りれる事となりました。
チューナーの井上氏。
余裕の笑みです。
魔法使い、
若くして神の手の持ち主です。
今回もその存在を思い知らされました!
キャスターの向きを変えるだけで音のメリハリが変わります。
レコーディングエンジニアの澤田氏は、
これまでのコンサートで熊野やら・ホールやら、
私の演奏活動のほぼ全ての音響面を常にサポートしていただいています。
そして、PAエンジニアに留まらず、
「赤いルン」「緑のKUMANO」「黄色いルン」と、
私の作品では、レコーディングエンジニアとしても威力を発揮して戴いています!
そして今回の「紫のルン」も。
遠藤女史、
彼女も、私の楽曲を演劇やバレエなどで私の音楽を使っていただいたり、
たぶん・私の未発表曲全曲を識るへビーユーザーではないかと言われている、長年の公演と録音でのアシスタントをして戴いています。
皆様のサポートには本当に感謝します!
私の作品は、皆様の御協力がなくてはこの世に誕生する事がありません。
ピアノ録音では常套手段のメインマイク。
頭上後ろには、
私が演奏中に唯一聴く事の出来る音を収録するトップマイク。
そして、後方のアンビエンスマイクと、
計5本のマイクが設置されて録音が始まります。
結局今回も「赤いルン」同様、
一般的なメインのマイクの音がイメージと違い、
トップとアンビエンスが力を発揮します。
この空間での音響分析をする為の作業が始まります。
澤田氏はこの分野でも日本での第一人者です。
さあ、出番です!
いよいよ始まりましたが、
私の不徳と致すところ不甲斐ない事に朝の十時から夜の七時まで、
まるで一曲のテイクも録る事が出来ませんでした。
これも何故か「赤いルン」の時と同じ流れです。
チューナーの井上氏は気遣って何回もスタジオにインペリアルの調整に入って来てくれますが、
最悪な事に途中で何故か指が止まってしまいます。
今回インペリアルを選んだ事を後悔します。
まだまだ私には100年早すぎました。
焦り・・・!
時間は7時。
そんな時、再び井上氏が入って来られチューニングを始めました。
スタジオ使用約束の時間はとうに過ぎていました。
それでも私も、もう一度だけトライをと・・・。
本当に一瞬にしてコンディションが変わります!
企業秘密みたいで、一瞬の出来事に何をどうしているのかは判りませんが、急に鍵盤が軽くなり指を乗せるとベルトコンベアーの様に動き始めます。
遂にピアノが弾き始めました!
今回も多くの学習がありました。
ピアノは弾くものではなく、
弾かされるもの。
それは、
奏者が無心・もしくは無我にならないと起きない事で、
深いです!
自己表現とか何とか言ってるレベルは、
まだまだガキンちょです。
ピアノが奏者を弾かせます。
想い起せば、
「赤いルン」の時もそうでしたが、
偉大な作曲家や演奏家が降りるのではなく、
犯人はインペリアルでした!
畏るべし、
今回も、奇跡は起きました。
立て続けに何曲かを完奏。
ほんの40分ほどの出来事でした。
予定していた「静寂」の4曲を収録完了。
今回も「universal plan」は簡単にはいかせてくれませんでした。
でも・これだけの苦難がある分素晴らしい作品が誕生する事を信じます。
残るは後半戦4曲!
「3・11」「FUJI」「リバイバル」「五色の虹」と、
私にとっては予定通りの過酷な曲が顔を揃えています。
その無事終了暁には、
私の全てのアルバムのマスタリングエンジニアの門垣氏、
今回初の大学時代の盟友、
ジャケットデザインの大海氏が待ってくれています!
ガンバレ日本!!!
泣いても笑ってもあと3日!
今回の録音で、
遂にこのオンボロの腕が終わったとしても後悔はありません。
ある方が仰ってくれました。
「これだけ多くのスタッフの想いを受けているからこそ、
流行廃りではない作品が誕生するのでしょう。」
その通りだと思います。
心より感謝致します。
全ては宇宙の計らい、
Supervisor:universal planの元に。
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