かなしいはなしです

一部の都会と違いこの町は新型コロナウイルス騒ぎがほとんどありませんが、　

４月７日に市内の銀行員の感染が分かり、銀行が消毒されました　

翌日から銀行は再開されやれやれと思っていました　

が、聞くところによるといやな噂です　

　

感染者の情報をメディアは流しませんでした　

それでも噂は広まります　

そして感染者の家　

銀行同様、消毒が派手に行われたのではないかと思います　

以降、そのお宅の壁に中傷・批判の落書きが絶えないというのです　

　

私は感染者の暮らす地域と行動範囲を公表すべきという意見を持っています　

それは自分たちの身を守るための情報だからです　

より一層、守備を強固にするために　

　

でも、感染者は我々と同じ住民で有り同胞です　

ですから両者が協力し合い感染を阻止しなければならない　

敢えて敵と言えば、それは新型コロナウイルスです　

感染の経緯はどうあれ、感染者は仲間です　

仲間を敵扱いしたら、人類の負けです　

　

本当は新型コロナウイルスさえ地球の同胞かも知れません　

少なくとも今回は我々に一つの教訓を与えてくれた　

地球上の生物は微妙なバランスで成立している　

それを狂わせたのは、多分人類です　

自然に対し、あらゆる生物に対し　

私たちは敬意と尊敬を持って　

向き合い直すべきなのかも知れません