うつくしさがほしい

柏鵬時代は私が小学校から中学の頃だから
もう６０年くらい前のことだ
私は柏戸が大好きだった
若い頃は強い突き押し、一突き半とも言われた
二突きしない間に土俵の外に押し出すのだ

ところがそんな相撲は安定しない
そこで、左前まわしを取る型に変わっていった
当時、大鵬とがっぷり四つになり相撲が取れるのは柏戸だけだった
強くて、気風の良い相撲が私を魅了したのだ

それに比べると大鵬の相撲はち密で、ねちねち相撲だった
若い時から足腰が強く、まわしを取れば勝利を収める
それが横綱になると少し変わってきた
身体は大きいし、前さばきがうまくまわしを取ることが出来る
そんな大鵬が始めたのが首を押さえての上手投げ
私はその技が大嫌いだった

美しくない
ところが、今はその手を大型力士ならみな使う
美しい上手投げが少なくなってしまった
栃錦、若の花（栃若時代）の上手投げは美しかった

そろそろしこなをへんこうしたら

矢後は期待されていたが幕内に定着したかに見え
なかなか良い成績が残せない

矢後は本名である
四股名を付けて心機一転した方が良い
来場所は十両に下がってしまう
今度幕内に上がってくるときには四股名を変えよう

良い名前がある
「蜻風」と書いて「あきつかぜ」と読ませる
トンボは勝ち虫
すがすがしいという意味もある
四股名を変更して横綱を目指せ

すごいがんばっている

場所も最終盤になり残り三日、幕下以下の取組は少なくなってくる
その結果、三段目もかなり下の方までテレビ観戦できる
そんな三段目の相撲で翔傑が粘りに粘り
見事なうっちゃりで勝利を収めた

この翔傑、安美錦よりも２歳年上の４２歳
しかも、静岡県の出身
今日で勝ち越し、だが来場所も三段目
翔傑もかつては幕下上位でやっていた力士だ
複雑な気持ちもあるだろうが、ここまでくれば立派

因みに安美錦より年長者が幕下以下には知っている限り４人は居る
負けるな

はやめに

明後日はいよいよ参議院選挙の投票日
まだ投票をしていない人は時間を見つけて期日前投票に行きましょう
未来の日本のために
関係ないよ、なんて思わないで
あなたの１票が日本を変えることが出来ます
今こそ政治を変えることが必要です

なんで年寄りの私が未来の日本を心配するのだろう
若者こそ将来を見つめなければいけないのに