今日は聖書を読んでいます。
幾つか感銘した言葉を紹介します。
「愛が欠けた人は無にひとしい」
信仰を持っていても愛が欠けているのならば、その人は無にひとしい。
あらゆる財産を与え、この体さえ与えても、
人を愛さなければ無にひとしい。
愛は多くを赦(ゆる)し、慈悲に満ちている。
愛があるなら、ねたみはない。
誇ることもなく、礼を失しない。
自己の利益を求めず、怒らず、不正を喜ばない。
すべてを信じ、たえず希望に充ち、いっさいに耐え忍ぶ。
このような愛が絶えることはない。
偉大なる愛。
「すべては言葉から始まった」
この世界の最初に存在したものは何か。
それは言葉であった。
言葉は神とともにあった。
この言葉が神自身であった。
この言葉によって、いっさいのものが創造されたのである。
創造されたもので、何一つとして言葉以外によってつくられたものはない。
この言葉には生命があった。
人の光となる生命である。
この光は闇の中で輝いていた。
「口から出た言葉が人をけがす」
口から入るものは腹に入り、しまいには便所に落ちる。
では、人の口から出るものは何か。
言葉だ。
口から出る言葉は、心から出たものだ。
口から出たその言葉が人をけがす。
悪だくみ、殺し、淫行、盗み、いつわり、罵倒や暴言。
これらは心から口に出て、人をけがしてしまうのだ。
「神が憂える人生の不条理と堕落」
次の二つのことが、
神の心を痛めてやまない。
勇士がみじめな晩年を送らなければならないこと。
思慮分別のある人、理解されずに軽蔑されていること。
しかし、次のことは神を怒らせる。
人がいつしか正義から罪の悪に移り染まっていくこと。
「神は必要なことはすべて与えてくださる」
おまえの主人は誰か。
おまえは誰を愛するのか。
金を愛するのか。
神を愛するのか。
いずれにしても、人は二人の主人に仕えることはできない。
今の手元の金を惜しむから、神を捨てるのか。
それほど金がだいじなのか。
明日やあさってに用いる金の心配で苦労しているのか。
しかし、いらぬ心配をするな。
神は、おまえに必要なことはすべて与えてくださるではないか。
心に染みる聖書の言葉
皆様にも届きますように。
アーメン