生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心に花を

2017-01-05 05:21:23 | 日々の暮らし
今年も1つ歳をとります。
サミエル・ウルマンの有名な詩「青春」によると、

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様のことで、

優れた創造力、たくましい意志、燃える情熱、勇敢な冒険心などを持っている状態のことだそうです。

年を取ってもそのような気持ちを持っていれば、いつまでも青春だというわけです。


人は、年を重ねただけでは老いません。

「自分はもう年を取った。あれもこれもできなくなった」と、

自分を制限するその気持ちが老いを呼ぶのです。

老いは、成熟と落ち着きも意味します。

若者にはない美しさ、ものごとのよさがわかるようになるのも

老いの素晴らしさなのです。

若い情熱と老いの静けさや穏やかさがあるからです。

皆様、今年も自信を持って歳をとりましょう。


さて、新年の言葉に
「常初花(とこはつはな)」があります。

初花とは、その季節季節で一番初めに咲く花のことです。

新しい季節の到来を告げる花というわけです。

特に新年になって一番に咲く花をさしたりします。

やがて、若い女性のことをさすようになり、

そのうち、歳をとっても新鮮な女性に対しても使われるようになりました。

常初花は、初花のいつまでも変わらないで

初々しくありたいとの願いがあります。

それには、相手を新鮮な気持ちで見ることです。

あなたの心に初花が咲いたとき、


相手の心にも、それが映る(ミラー・ニューロン)からです。


いつまでも初々しい


あなたでいてください。

合掌
コメント
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