徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

時給47,854円の大いなる不適切―国会議員歳費―

2010-07-29 15:45:02 | 雑感

国会議員の歳費(給与)は、1ヶ月229万7000円だ。
これを時給で計算すると、47,854円となる。
1ヶ月間のうち、1日でも働けば、1か月分が支給される仕組みだ。
したがって、この夏の参院選で初当選した議員にも、230万円近くが支給される。
7月中の勤務は、26日から31日までだから、たった6日間だ。

昨年の衆院選のときも、2日間で1か月分が支給され、問題となった。
今回と同じように、いろいろ批判が出て、これを改めようとする動きも出たのに、そのままずるずると来てしまった。
一体、どうなっているのだろうか。
どうして、国会議員の歳費を日割りにできないのか。
1ヵ月の内1日でも働けば、1か月分が支給されるなど、こんなことは民間会社では通らない話だ。
みんなの党、公明党などは、日割り計算するよう法律の改正を求めている。
それが、一向に進まない。
政府に、ヤル気がないのか。そんなことでどうするのか。

民主党は、まず自分たちから始めたらどうか。
そんなことはもう長年やっていないことだとか、まだ準備が整っていないだとか、御託ばかり並べている。
こんな具合だから、民主党は何を考えているのか、ヤル気がないのではないかと見られるのだ。
本当にヤル気があれば、2日間あれば出来ることだと、みんなの党も言っている。
難しいことではない。
すぐにやるべきことではないか。

一部の地方議会では、すでに日当制や日割り計算を導入して成果を上げている。
東京立川市議会では、日割り支給条例を導入したではないか。
そして、実際に実施しているのだ。
働いた日数のみの報酬が、正しく支払われているのだ。
それも、議会が率先して全会派が一致して決めたことだ。
地方に出来て、どうしてそんなことが国に出来ないのか。
実に情けない、政権党だ。
民主党の小沢前幹事長も、今年の3月、日割り計算とすべきだということを提唱している。


民主党のマニフェストの中にも、政治改革の項で、衆参両院の定数削減と、議員の歳費を日割りとし経費も2割削減と、あんなに堂々と謳っているではないか。
あれは何なのだ。
スケジュール的に厳しいからなどと、逃げてばかりいる。
そんなことは、理由にならない。

自民党からも、議員歳費を日割り計算して、一部を自主変換できるよう法改正をすることについて、提案が出された。
初当選の参院議員の任期は、この26日からなのだから、1か月分を受け取れるとする制度を改める目的だ。
この法案は、30日に召集される臨時国会で成立させたい考えだ。
何もやらないよりは、まだいい。
民主党は前向きに検討するとしているが、いまだに検討だなどと、そんなことでは手ぬるい。

制度設計で、各党の意見に食い違いはあるようだが、即ヤルべしである。
大体、国会議員が多すぎるのだ。
何故、マニフェストで公約したことが守れないのか。
やろうとすれば、すぐにでも出来ることを何故やらないのか。
要は、実行あるのみだ。
民主党が、率先してやるべきことだ。

働いた分だけ、報酬を受け取る。
当たり前のことさえも出来ない。
やはり、政事屋(政治家ではない)は、庶民の感覚がわからないのか。
いよいよ、諸々の問題を抱えて、何が起きるか予断を許さない、波乱の臨時国会が始まる。

コメント (3)   この記事についてブログを書く
« 映画「インセプション」―操ら... | トップ | 映画「闇の列車、光の旅」―運... »
最近の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そう (茶柱)
2010-07-30 01:04:15
「歳費削減」を謳うのなら、まず何よりも「まず隗より始めよ」ですよね。身近なところに手をつけない人が高邁な理想を語っても説得力が無い。

とはいえ、格闘でそういう議論が盛り上がっていること自体は一歩前進でしょうか。全く語られもしなかったこれまでよりは・・・。
全くそのとおり (キリマンジャロ)
2010-07-30 07:39:57
参議院選挙の総括で、敗れた原因を管総理による不用意な消費税発言とされたようですが、それこそが民主党全体の鈍感さ。
これまでマニフェストに掲げた多くの国民との約束を果たしてこなかったことにつきるのに、責任を管総理一人に押しつけて、小沢さんは、だんまり。

昨年の衆院選のマニフェストに掲げた、この日割り案。時間に猶予がない、の言い訳は通用しない。だって1年もあったのですから。

公明党が提出した日割り案。
みんなの党の案は、細部まで見れば多少の違いはあれど、大筋で日割り案が前進できるのであれば、公明党案をそのまま丸飲みましょう、との立場。
自民党をはじめ、野党各党も同じように乗っかれば、少しでも前進できるのに、いつまでも主導権争い。

国民の見る目は段々厳しくなるばかりです。

Julienさんのおっしゃる通り、国家の将来を考えて行動できる真の政治家が一体誰なのか、表面的なことだけではなく、しっかりと見定めていく必要がありますね。
本当に・・・ (Julien)
2010-07-30 19:40:56
いまの政治家の誰を、一体信じてよいのやら・・・。
期待は失望に、失望は落胆に、全くどうなっているのやら。
ま、気が向きませんが、しばし、臨時国会を見守ってみますか。

民主党は、一年生議員のつもりで、多少は失敗があっても、恐れずに、どしどしやらなくてはね。いまのうちですからね。
とにかく、率先垂範ですぞ。
そして、「これでどうだい」といって、余裕を持って、笑って見せてくれて欲しいものです。
言うばかりで、実行が伴わない。これじゃあねえ。
それが、いまの民主政権の頼りない姿です。
(何だか自民党に似てきたりして?!)
いまさら自民党になど戻って欲しくないし、しっかりしてくれと言いたいのです。
このままだと、本当に国民から相手にされなくなってしまいます。

茶柱様。
キリマンジャロ様。
コメント有難うございました。

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事