徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

映画「ミッション・インポッシブル~ゴースト・プロトコル~」―不可能を可能にする男の究極のミッション―

2011-12-19 22:35:00 | 映画


     
     冷たい木枯らしが吹き荒れて、そんな朝は手足がしびれそうだ。
     今年もいよいよ残り少なくなって、何かと気忙しい、年の瀬が近づいてきた。

     映画の方は、孤立無援の戦いを、超絶のアクションで魅せる娯楽大作だ。
     スリルと興奮の、スパイアクションである。
     ブラッド・バード監督、トム・クルーズ主演による、アメリカ映画だ。
     5年ぶりのシリーズの4作目ということで、これまでのシリーズとは違う、予測不可能な物語の、スリルとアクションに満
     ちた展開に引き込まれる。







   
物語は、イーサン・ハント(トム・クルーズ)が、ロシアの刑務所を脱獄するところから始まる。
その直後、モスクワのクレムリンが、何者かによって爆破され、イーサンのチームである諜報機関IMFに、爆破事件の容疑がかかる。
国家としての事件へ関与を否定するために、米大統領は、すぐさま“ゴースト・プロトコル(架空任務)”を発令し、IMFの存在そのものが抹消され、イーサンたちはスパイの称号を剝奪される。

自らの容疑を晴らすために、イーサンは信頼できる仲間とともに、爆破事件の黒幕を見つけ出そうと決意する。
そして、核を使って世界の滅亡を企てる集団と、孤立無援の戦いを挑むことになるのだった。
このミッションに失敗すれば、逆にイーサンらが、テロリストの汚名を着せられることになるのだ。

IMFに残されたメンバーは、イーサンを筆頭に、技術担当とのベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、秘密分析官のウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)、男顔負けの格闘技を見せる女性エージェントのジェーン・カーター(ポーラ・パットンの、4人だけだった。
その中でも、イーサンとブラントとの内部対立が発生するなど、急増チームには、常に不協和音が響き渡っていた。

黒幕たちとの取引が行われるのは、世界一の高さを誇るドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファだ。
イーサンとそのチームは、高レベルのセキュリティを有し、前人未到の高さの、取引現場へ潜入する計画に着手した。
究極の危険を伴うミッションは、果たして成功するだろうか。
黒幕たちが仕掛ける、さらなる恐るべきテロ計画と、ミッションの裏に隠された、衝撃の事実が明らかにされていくとき、想像を絶するようなストーリーの展開が待っている。

とにかく、手に汗握るサスペンス・アクションの連続だ。
このスリルが凄い!
スケールもどでかい。いやいや、よくここまでやるものだ。
製作にも携わったトム・クルーズが、度肝を抜くような、アクションと演技を魅せる。
地上828Mの天空城で繰り広げられるアクションシーンには、観ている誰もが釘付けになる最大の山場で、超高層ビルの壁面を何と130階までよじ登ったり、途中で落下するところでは、あわや命綱1本で宙づりになるシーンには、思わずヒヤヒヤ、ドキリとさせられる。

それはもう、迫力満点、あっと息をのむようなことを、本編全部49歳のトム・クルーズ自身がスタントなしでやっているのだから、完全に脱帽(!)である。
トムの愛妻ケイティと娘までが、撮影現場に訪ねてきたそうだが、怖くてとても見ていられなかったといって、すぐに帰ってしまったそうだ。
危険極まりない、アクロバティックなスタントのために創られたような、作品だといってもいい。
ロシアのモスクワ、チェコのプラハ、インドのムンバイ、死してカナダのヴァンクーバーと、文字通り世界を股にかけるロケーションを敢行する。
このアメリカ映画「ミッション・インポッシブル」が、水中、空中戦に至るまで、ドラマの過酷なミッションをいろどっていく、年末年始の楽しみいっぱいの超娯楽大作となるのか。

先日、NHKのニュース番組でも、女子アナとトム・クルーズのインタビューがあり、最小限の安全装備で行なった、スタントなしでの演技についても語っていた。
この勇気には脱帽だし、これまで30年以上ものキャリアで、俳優、プロデューサー、慈善家としても成功を収めてきた俳優の話に、重みもあるし十分魅力的だ。
アーティストとしての彼は、ますます進化している感じで、次から次へといつも新たなチャレンジを追求し続けながら、ドル箱スターとなっても、その成功を教育、健康、人権の分野での運動家、活動家として活かしている。
才能ある、こういう俳優だからこそ、多くの人の共感を呼ぶのだろう。
インタビューでは、女子アナがトムに舞いあがってしまっているようにも見えたが、無理もない、それほどいま人気絶頂の俳優としての魅力たっぷりというわけだろう。
ドラマの中身は、言わずと知れた荒唐無稽な娯楽映画だが、期待以上に結構楽しませてくれるから、正月気分で観れば、それはそれでよろしいのではないか。
こういう作品も、ときには結構だ。
  [JULIENの評価・・・★★★☆☆](★五つが最高点

コメント (4)   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
« 映画「源氏物語 千年の謎」―... | トップ | 映画「ベニスに死す」―孤高の... »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
・・・なんだか (茶柱)
2011-12-19 23:06:41
映画の撮影そのものが「インポッシブル」みたいですね!

この暗い世相ですから,こういった底抜けの娯楽も大事ですね。

正月気分,正月気分♪
ジェットコースター映画 (iina)
2011-12-22 08:43:39
テンポよく散りばめられた場面展開に、ジェットコースターのように駆け巡った映画でした。

もういちど観て、おさらいしたいと思えます。
理屈抜きに・・・ (Julien)
2011-12-22 21:09:47
楽しめる映画も必要ですね。
茶柱様。
はらはら、どきどき、そしてスカッとする気分もまたよしです。はい。
本当に・・・ (Julien)
2011-12-22 21:17:56
めまぐるしいほど、テンポの速い作品ですから、観て追いかけるのも大変ですよね。
iina様。
映画を、いろいろとご覧になっていらっしゃるようで・・・。
確かに、もう一度見てみないと、なんていうこともありますね。

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

2 トラックバック

ミッション・インポッシブル (もののはじめblog)
「ミッション:インポッシブル」四作目の「ゴースト・プロトコル」。この正月映画を観てきた。 公開2日目の土曜日の鑑賞なのにそんなに混んでない。彼方此方にシネコンが出来たため入りが悪いのか・・・。閉鎖されては、家から手軽に映画館に行けなくなるので、応援しな....
ドバイの霧 (もののはじめblog)
    砂嵐より霧の方がロマンチック。 霧も晴れて明るくなりそう。                                       グッドバイ (^^)/~~~