9月21日は敬老の日でした。65歳以上の人が男性が5人に1人、女性は4人に1人だそうですが、凄い数字ですね。ケアマネという仕事をしていて今さらこんな感想を漏らすのも、当たり前すぎますが。ほんとにこのまま少子高齢化が進めば日本という国は無くなってしまうと不安を感じます。
ロボットを使っての介護をできないか国は考えているようですが、まず無理でしょう。ロボットスーツを使って人間の負担を減らす方法もあるようですが、これも実用化の面では難しいのではないでしょうか。装着に時間がかかるし、自由な動きも制限されるので決まった用途にしか使えないのでは、あまり意味がないと思います。どうしても人を増やすしか方法はないでしょう。そのためにも人が集まる魅力的な職場にしなければなりません。民主党が介護職の待遇をどのくらい上げられるのか。お金だけではないでしょうが、たとえば地位や名誉ややりがいといったものが介護と言う仕事でどれだけ得られるのか、もしそれらのものが得られたとしても正直食べていけなかったら人は集まらないでしょう。
やはり「たかが金、されど金」です。
そういえば新聞記事によれば高齢化が進むと同時に家計の苦しさも数字にでているとのことでした。65歳以上で無職の所帯の1ヶ月の平均支出は206000円で所得は164000円、42000円足りない分は預貯金の取り崩しでまかなわれているそうです。
お金がないので介護保険のサービスを減らすという人も利用者の中にはいます。むしろそのような利用者を一人も受け持っていないケアマネはいないのではないでしょうか。高齢者の経済問題はそれだけ深刻で身近な問題だと思います。
もし私がこのまま65歳以上になって働けなかったら、年金だけでは食べていけません。預貯金も10年持つか持たないかでしょう。子供の世話にはなりたくないし、なれないでしょう。その上介護が必要になったら、生活保護になるしかありません。生活保護になることに抵抗はありませんが、問題はその生活保護費を誰が出すかということです。もちろん税金ですが、少子高齢化では税収もあがらず、国の財政が逼迫することは目に見えています。今でもすでに日本は国債という借金で首が回らない状態に近いと思います。
これから誰がどうやって国を支えていくのでしょう。
今日のキーワード 「敬老の日」「国債」
ロボットを使っての介護をできないか国は考えているようですが、まず無理でしょう。ロボットスーツを使って人間の負担を減らす方法もあるようですが、これも実用化の面では難しいのではないでしょうか。装着に時間がかかるし、自由な動きも制限されるので決まった用途にしか使えないのでは、あまり意味がないと思います。どうしても人を増やすしか方法はないでしょう。そのためにも人が集まる魅力的な職場にしなければなりません。民主党が介護職の待遇をどのくらい上げられるのか。お金だけではないでしょうが、たとえば地位や名誉ややりがいといったものが介護と言う仕事でどれだけ得られるのか、もしそれらのものが得られたとしても正直食べていけなかったら人は集まらないでしょう。
やはり「たかが金、されど金」です。
そういえば新聞記事によれば高齢化が進むと同時に家計の苦しさも数字にでているとのことでした。65歳以上で無職の所帯の1ヶ月の平均支出は206000円で所得は164000円、42000円足りない分は預貯金の取り崩しでまかなわれているそうです。
お金がないので介護保険のサービスを減らすという人も利用者の中にはいます。むしろそのような利用者を一人も受け持っていないケアマネはいないのではないでしょうか。高齢者の経済問題はそれだけ深刻で身近な問題だと思います。
もし私がこのまま65歳以上になって働けなかったら、年金だけでは食べていけません。預貯金も10年持つか持たないかでしょう。子供の世話にはなりたくないし、なれないでしょう。その上介護が必要になったら、生活保護になるしかありません。生活保護になることに抵抗はありませんが、問題はその生活保護費を誰が出すかということです。もちろん税金ですが、少子高齢化では税収もあがらず、国の財政が逼迫することは目に見えています。今でもすでに日本は国債という借金で首が回らない状態に近いと思います。
これから誰がどうやって国を支えていくのでしょう。
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